全年全月27日(時系列順)[59件]
2021年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
lasah『"I LOVE YOU,"』
https://open.spotify.com/album/1PazHlCOP...
声がね~好き! です!
ふわっとする感覚がとてもいいなあ~と思う……。
このへんCD持ってないから聞けてよかったなあ~ありがとうSpotify~!!
#[作業BGM]
https://open.spotify.com/album/1PazHlCOP...
声がね~好き! です!
ふわっとする感覚がとてもいいなあ~と思う……。
このへんCD持ってないから聞けてよかったなあ~ありがとうSpotify~!!
#[作業BGM]
『カリギュラ』(2019)
作:アルベール・カミュ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
初見感想は >>600
最初に「悲しみは永遠ではない」って話してるのがさ~。
世界はありのままで十分とは思えない。十分ではない、そのままでは耐えがたい。
でも、カリギュラがそう感じた端緒ってやっぱり「悲しみ」なんじゃないかなという……。
永遠でないものが耐えられない、というのもあったんじゃないかな~。
「苦悩も長続きしない、意味を奪われている」という最終局面のカリギュラの台詞からも、そう感じるのだよな。
カリギュラのあり方って、人というものを理解した上での狂気というか。
「わかっててそうしている」がベースだというのがやっぱり私の感じ方なんだよなあ。
カリギュラ自身が己の肉体(実体?)を持って知っていること。
ケレアは最初から「ありのままのあの人を見ろ」と言っているんだよなあ。
十分に気が狂っていない。自分の望みを知っている。
人間と世界を否定するに至っている。
そんなカリギュラが最後に「たった一人になる日」を待つのがケレアの戦略で。
一度見終わった後にここを見ると、まさしくその日がやってくるのだな、と……。
エリコンがシピオンに「お前さんならカリギュラを殺せる」っていうのもな~。
カリギュラは(遥か大きなものに)反逆する者であるがゆえに反逆を許容するんだなあ。
神々と肩を並べる方法は神々と同じだけ残酷になること、かあ……。
ただどこまでもカリギュラは神の真似をするだけで、本当に神になれるわけではない。
神の不可能性はカリギュラの手に入るわけではない。月は手に入らない。
人間に対しては暴君という名の神になれるけれど、カリギュラが望んだものになれているのか?
月はどうしたってカリギュラの手から零れ落ちていくのだなあ。
エリコンは最後までカリギュラの味方なわけだけれども。
愛する、ということについて考えずにはいられないな……。
セゾニアもまた「愛する」ことについてケレアに問いかけるわけだけれども。
そしてシピオンもまた最後に「愛しました」とカリギュラに告げる。
愛……。愛かぁ……。
そうだな、みな「人間」であるカリギュラを愛していたのだろう。
カリギュラはそうして、愛すると言った者をひとつひとつ失っていく。
それが、カリギュラの本当の破滅のときなのだということを考える。
カリギュラの幸福。それは孤独なんだなぁ。孤独。
それは間違いなく破滅なんだけど、カリギュラにとっての完成と考えられた何か、とも思うかな……。
自分の、人間たる部分を切り離す手続きというか。
でもその一方で「終わるのが怖い」ともいうのだなあ。
最後のシーンやっぱり好きだなあ。暗く閉ざされてた空間が開ける瞬間。
でもその瞬間にカリギュラは死ぬわけなんだけれども。
「俺はまだ生きている」っていうのがどういう言葉なのかまだ噛み砕けてないな……。
でも最後の最後まで目を閉じない在り方がね……。カリギュラ……。畳む
作:アルベール・カミュ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
初見感想は >>600
最初に「悲しみは永遠ではない」って話してるのがさ~。
世界はありのままで十分とは思えない。十分ではない、そのままでは耐えがたい。
でも、カリギュラがそう感じた端緒ってやっぱり「悲しみ」なんじゃないかなという……。
永遠でないものが耐えられない、というのもあったんじゃないかな~。
「苦悩も長続きしない、意味を奪われている」という最終局面のカリギュラの台詞からも、そう感じるのだよな。
カリギュラのあり方って、人というものを理解した上での狂気というか。
「わかっててそうしている」がベースだというのがやっぱり私の感じ方なんだよなあ。
カリギュラ自身が己の肉体(実体?)を持って知っていること。
ケレアは最初から「ありのままのあの人を見ろ」と言っているんだよなあ。
十分に気が狂っていない。自分の望みを知っている。
人間と世界を否定するに至っている。
そんなカリギュラが最後に「たった一人になる日」を待つのがケレアの戦略で。
一度見終わった後にここを見ると、まさしくその日がやってくるのだな、と……。
エリコンがシピオンに「お前さんならカリギュラを殺せる」っていうのもな~。
カリギュラは(遥か大きなものに)反逆する者であるがゆえに反逆を許容するんだなあ。
神々と肩を並べる方法は神々と同じだけ残酷になること、かあ……。
ただどこまでもカリギュラは神の真似をするだけで、本当に神になれるわけではない。
神の不可能性はカリギュラの手に入るわけではない。月は手に入らない。
人間に対しては暴君という名の神になれるけれど、カリギュラが望んだものになれているのか?
月はどうしたってカリギュラの手から零れ落ちていくのだなあ。
エリコンは最後までカリギュラの味方なわけだけれども。
愛する、ということについて考えずにはいられないな……。
セゾニアもまた「愛する」ことについてケレアに問いかけるわけだけれども。
そしてシピオンもまた最後に「愛しました」とカリギュラに告げる。
愛……。愛かぁ……。
そうだな、みな「人間」であるカリギュラを愛していたのだろう。
カリギュラはそうして、愛すると言った者をひとつひとつ失っていく。
それが、カリギュラの本当の破滅のときなのだということを考える。
カリギュラの幸福。それは孤独なんだなぁ。孤独。
それは間違いなく破滅なんだけど、カリギュラにとっての完成と考えられた何か、とも思うかな……。
自分の、人間たる部分を切り離す手続きというか。
でもその一方で「終わるのが怖い」ともいうのだなあ。
最後のシーンやっぱり好きだなあ。暗く閉ざされてた空間が開ける瞬間。
でもその瞬間にカリギュラは死ぬわけなんだけれども。
「俺はまだ生きている」っていうのがどういう言葉なのかまだ噛み砕けてないな……。
でも最後の最後まで目を閉じない在り方がね……。カリギュラ……。畳む
2021年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
定期更新ゲーム『零錆戦線』の事前登録が始まったぞー!!
http://blacktea.sakura.ne.jp/RLoZ/
あざらしは……霧のひとのゲームの世界観が好きなのですが、ここしばらくご無沙汰していたので……。
今回は頑張ろうと思っているのですよね! ぎゅんぎゅんがんばりたい!!
もちろんゲーム下手なあざらしなので、ゲーム面ルール面はかなりあやふやなのですが。
それでも何とか最後までついていけると……いいな!
http://blacktea.sakura.ne.jp/RLoZ/
あざらしは……霧のひとのゲームの世界観が好きなのですが、ここしばらくご無沙汰していたので……。
今回は頑張ろうと思っているのですよね! ぎゅんぎゅんがんばりたい!!
もちろんゲーム下手なあざらしなので、ゲーム面ルール面はかなりあやふやなのですが。
それでも何とか最後までついていけると……いいな!
2021年8月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
なんだかんだで今週のおつとめおしまい!!
そんなわけで明日はがっつりお酒を飲む日!! 最近酒の話しかしてないけど比較的これで通常運行。
今日はいただきものの梨のお酒のソーダ割りを飲みながら夕飯をもぐもぐ。
やっぱりがっつりフルーツの味がするお酒が好きだなということがよくわかる。
明日作る予定のサングリアもフルーツ缶にフレッシュフルーツも加えられるといいな!
ちょっとワインについて調べてみたのだけど、全然何も把握できなくてびっくりする。
種類が多すぎて……、どれがどんな味なのかとかも……試してないからわからない……。
文字情報で「~の風味」とかって書かれてても実際の味がどうなのかはわからないわけで。
しかも自分はそのまま飲むタイプでなくカクテルにしてしまうので、余計にわからないままになりそうな予感。
一口くらいはそのまま飲んでみた方がいいかな……。
そんなわけで明日はがっつりお酒を飲む日!! 最近酒の話しかしてないけど比較的これで通常運行。
今日はいただきものの梨のお酒のソーダ割りを飲みながら夕飯をもぐもぐ。
やっぱりがっつりフルーツの味がするお酒が好きだなということがよくわかる。
明日作る予定のサングリアもフルーツ缶にフレッシュフルーツも加えられるといいな!
ちょっとワインについて調べてみたのだけど、全然何も把握できなくてびっくりする。
種類が多すぎて……、どれがどんな味なのかとかも……試してないからわからない……。
文字情報で「~の風味」とかって書かれてても実際の味がどうなのかはわからないわけで。
しかも自分はそのまま飲むタイプでなくカクテルにしてしまうので、余計にわからないままになりそうな予感。
一口くらいはそのまま飲んでみた方がいいかな……。
2021年9月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
2021年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
まだ体が本調子でないということを記録しておく。
そろそろリングフィット再開できたらいいなあ~と思うんだけどまだ首から上が痛くて辛い感じ。
明日明後日頑張ればまたおやすみなので~がんばるぞ~!
昨日話してた『Dead or AliCe』はこちら。
http://ssproject.lsv.jp/doa/index.html
DoAはとにかくウェブ上で見られるルルブがめちゃくちゃ……便利!!
検索性がめちゃよいな~と思うである。
ゲームとしてもとても面白くて、あざらしはDoAの裁判(戦闘)がめちゃめちゃ好きさ……。
トランプとダイスを使うんですけど、手札の引きとダイス目という運に左右されながら、結構戦略的なのがよき!
あとキャラクターに「心の疵」という設定をつけて、それに触れることでデータ面にプラスやマイナスがつくシステムがあるんだけど、データとしての役割としても、キャラクターに関わっていくロールの手がかりとしてもとても面白いなあと思うのであるね!
あざらしはこの「お茶会」という前哨戦システムが好きなんだけど、なかなかうまくロールできなくてうんうん唸ってしまうである~。
これ、多分人の話をきちんと聞けてないというか、話を上手く自分の中に落としこめてないのだろうなあと思うことしきり。
自分の中の引き出しがとても小さいので、与えられた情報から上手く自分の反応を引き出せない感じ……と言えばいいのか。
ロールの場においてはもっと人に上手くかかわっていけるようになりたいな~と、思う!
そろそろリングフィット再開できたらいいなあ~と思うんだけどまだ首から上が痛くて辛い感じ。
明日明後日頑張ればまたおやすみなので~がんばるぞ~!
昨日話してた『Dead or AliCe』はこちら。
http://ssproject.lsv.jp/doa/index.html
DoAはとにかくウェブ上で見られるルルブがめちゃくちゃ……便利!!
検索性がめちゃよいな~と思うである。
ゲームとしてもとても面白くて、あざらしはDoAの裁判(戦闘)がめちゃめちゃ好きさ……。
トランプとダイスを使うんですけど、手札の引きとダイス目という運に左右されながら、結構戦略的なのがよき!
あとキャラクターに「心の疵」という設定をつけて、それに触れることでデータ面にプラスやマイナスがつくシステムがあるんだけど、データとしての役割としても、キャラクターに関わっていくロールの手がかりとしてもとても面白いなあと思うのであるね!
あざらしはこの「お茶会」という前哨戦システムが好きなんだけど、なかなかうまくロールできなくてうんうん唸ってしまうである~。
これ、多分人の話をきちんと聞けてないというか、話を上手く自分の中に落としこめてないのだろうなあと思うことしきり。
自分の中の引き出しがとても小さいので、与えられた情報から上手く自分の反応を引き出せない感じ……と言えばいいのか。
ロールの場においてはもっと人に上手くかかわっていけるようになりたいな~と、思う!
2021年11月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
ひえー! 日記を一週間まるまるさぼってしまっていた!!
のべるばーできりきり言ってたので許していただきたい気持ち!!
無名夜行のべるばーはついに27日目までたどり着きました。ストックはないけど、まあ……なんとかなるでしょう!
そんなわけで、多分2月のコミティアには参加申し込みしようかなーという気分になっております。
無名夜行のべるばーにいくつかちっちゃい書き下ろしがつけられたらいいな……と思いつつ。
問題は装丁ですね……。トライアル版とほとんど同じ外見になるんじゃないかという危惧をしています。
いいデザインが思いつけばその形にしようとは思っているのですが~。
あとこっそりSkebで依頼いただいたものの作業をしています。ありがとうございます。
あざらし餌やりシステムはいつでも稼働しておりますので、気が向いた方はどうぞどうぞ。
https://skeb.jp/@aonami
のべるばーできりきり言ってたので許していただきたい気持ち!!
無名夜行のべるばーはついに27日目までたどり着きました。ストックはないけど、まあ……なんとかなるでしょう!
そんなわけで、多分2月のコミティアには参加申し込みしようかなーという気分になっております。
無名夜行のべるばーにいくつかちっちゃい書き下ろしがつけられたらいいな……と思いつつ。
問題は装丁ですね……。トライアル版とほとんど同じ外見になるんじゃないかという危惧をしています。
いいデザインが思いつけばその形にしようとは思っているのですが~。
あとこっそりSkebで依頼いただいたものの作業をしています。ありがとうございます。
あざらし餌やりシステムはいつでも稼働しておりますので、気が向いた方はどうぞどうぞ。
https://skeb.jp/@aonami
2021年12月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
アニメ『xxxHOLiC』を12話まで観たである!
2006年のアニメ。期間限定でYouTubeで24話まで観れるらしいのでゆるゆると観ていたのであった。
あざらしの知識は原作漫画で少し。ただ、確か大学の時の文藝部でちらっと読ませてもらっただけとかそういうレベルだったので四月一日という名前をかろうじて覚えている程度。
アニメ、あざらしの好きな味だなあ~。コミカルな調子も混ぜ込みつつ、どこか不穏な感じがずうっと流れているような。紙一重のところにある妖しの世界がちらちらと見えてる感じ、たまらなく好きなんだよな~。
そして、出来事に対するスタンスもめちゃめちゃよくて。きっかけを与えはするけど、それ以上はあくまで自分で気づいて、自分で対処しなければならないというスタンス。基本的に主人公たちは出来事の当事者ではなく周縁の人物であるという……その距離感みたいなものがとてもあざらしの好みなんだね!
あと、ひとでなしと人の感覚の違いとかもわくわくするので、そういうのを描いてもらってるのも嬉しいな!
こういう味わいのお話なんかよいな~自分でもこの絶妙な後味の感じが書ければよいな~と思うよ~!
ぱっと解決するのも好きだけど、不穏な後味が残るのも好きで……。この手のざらっとした後味、自分でも書けると絶対楽しいだろうな。
シアワセモノマニアの名前が泣くぞ青波。はい。
2006年のアニメ。期間限定でYouTubeで24話まで観れるらしいのでゆるゆると観ていたのであった。
あざらしの知識は原作漫画で少し。ただ、確か大学の時の文藝部でちらっと読ませてもらっただけとかそういうレベルだったので四月一日という名前をかろうじて覚えている程度。
アニメ、あざらしの好きな味だなあ~。コミカルな調子も混ぜ込みつつ、どこか不穏な感じがずうっと流れているような。紙一重のところにある妖しの世界がちらちらと見えてる感じ、たまらなく好きなんだよな~。
そして、出来事に対するスタンスもめちゃめちゃよくて。きっかけを与えはするけど、それ以上はあくまで自分で気づいて、自分で対処しなければならないというスタンス。基本的に主人公たちは出来事の当事者ではなく周縁の人物であるという……その距離感みたいなものがとてもあざらしの好みなんだね!
あと、ひとでなしと人の感覚の違いとかもわくわくするので、そういうのを描いてもらってるのも嬉しいな!
こういう味わいのお話なんかよいな~自分でもこの絶妙な後味の感じが書ければよいな~と思うよ~!
ぱっと解決するのも好きだけど、不穏な後味が残るのも好きで……。この手のざらっとした後味、自分でも書けると絶対楽しいだろうな。
シアワセモノマニアの名前が泣くぞ青波。はい。
岸辺露伴は動かない感想:ザ・ラン
この感じ……めちゃめちゃ好きなやつだったなぁ~!!
走る、という行為を通して人が変わってしまうお話。ただのめり込むのではなくて、それがもはや狂気の領域にまで踏み込んでしまっているという、話……。
これ、語り方としては露伴先生が泉ちゃんに物語るという話というのもよさがあったなぁ……。自分のことなのだけれども、ヘブンズ・ドアーの辺りは語られなかったのだろうな、と思えるところとか。泉ちゃんからすれば、ふわっとしたお話になってしまっているのだろう、というところとか。
それにしても、ランニングマシンが窓に向いてた時点で「あああああ」ってなったけど、でも露伴先生はやめないのだなぁ……。反省の方向性はそういう方向性なんだな! ってところがほんとね……好きだよ……。
そして、露伴先生だからこそ何とかするんだろうな、という安心感もあったりするから好きだよ、この話。
今回の場合、何か(これが「何」なのかは明確には提示されてないけど、これからわかるのかな! トレーニング場所がキーになっていると言っていたし……)をきっかけに、本当に「人が変わる」瞬間があって。
それが露伴先生のヘブンズ・ドアーという能力ではっきり提示されているのだよね。
最初はぽつぽつとメモが記されていただけのノートが、急にびっしりと埋め尽くされるようになるという差をもって。
もちろんその人の変化でもわかることではあるんだけど、能力を介することによって、その変化が明らか異常なものであるということが明確にわかるというのがすごくわくわくするのだよな!
明日はリアタイは無理だけど、後から見られるといいなぁ~! 楽しみ!!畳む
この感じ……めちゃめちゃ好きなやつだったなぁ~!!
走る、という行為を通して人が変わってしまうお話。ただのめり込むのではなくて、それがもはや狂気の領域にまで踏み込んでしまっているという、話……。
これ、語り方としては露伴先生が泉ちゃんに物語るという話というのもよさがあったなぁ……。自分のことなのだけれども、ヘブンズ・ドアーの辺りは語られなかったのだろうな、と思えるところとか。泉ちゃんからすれば、ふわっとしたお話になってしまっているのだろう、というところとか。
それにしても、ランニングマシンが窓に向いてた時点で「あああああ」ってなったけど、でも露伴先生はやめないのだなぁ……。反省の方向性はそういう方向性なんだな! ってところがほんとね……好きだよ……。
そして、露伴先生だからこそ何とかするんだろうな、という安心感もあったりするから好きだよ、この話。
今回の場合、何か(これが「何」なのかは明確には提示されてないけど、これからわかるのかな! トレーニング場所がキーになっていると言っていたし……)をきっかけに、本当に「人が変わる」瞬間があって。
それが露伴先生のヘブンズ・ドアーという能力ではっきり提示されているのだよね。
最初はぽつぽつとメモが記されていただけのノートが、急にびっしりと埋め尽くされるようになるという差をもって。
もちろんその人の変化でもわかることではあるんだけど、能力を介することによって、その変化が明らか異常なものであるということが明確にわかるというのがすごくわくわくするのだよな!
明日はリアタイは無理だけど、後から見られるといいなぁ~! 楽しみ!!畳む
トランスヒューマンガンマ線バースト童話集ってなに? って思って読んだけど、トランスヒューマンガンマ線バースト童話集だったな……。
とても面白かったのだけど、面白さの全体像をつかめるほどあざらしにSFの知識がないのが悔やまれるな~。解説読む限り、SFのお約束的なものを知ってれば知ってるほど面白いんではなかろうかと思うので。
でも、何も知らなくても十二分に面白かったなあ……。トランスヒューマンとなってもひとはひとであり、そこにいるのがひとだからこそ、物語があるという感じで。
自分は「竹取戦記」と「モンティ・ホールころりん」が好きだな……と思うのですが、やっぱり通しで読むことで全容が明らかになってくるというか、「トランスヒューマンガンマ線バースト」ということがこう繋がってくるのだなあ……という感覚を味わえるのがよかったなあ~と思う!
それはそれとして、何故か「アリとキリギリス」のラストから解説にかけてぼろぼろ泣いてたんだけど、なんか……そう、文章から祝福の意志を感じて……。あざらしの涙腺の弱いところよくわからんな!!畳む