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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

No.143

蝉の声が聞こえてくるとなんだかちょっと嬉しくなる。
私はきっと夏という季節が好きなのだと思う。
暑いのは嫌いで常に冷房の下にいるけれど。
外に出るのが嫌でずうっと涼しい部屋でごろごろしているけれど。
それでも、蝉の声を聞くのは好きで、夏の空を見上げるのも好き。
夏という概念が好きなのだろうなというところはある。
人の中にある「夏」のイメージというか、そういうもの。
今日は八月の一日。文句なしの夏の日。
八月は誕生日があるからか自分の季節だなという感じがして、それも好きの理由なのかもしれない。
私はよく晴れた暑い日に生まれたと、そう聞かされて育ってきたから。

いま