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幸福偏執雑記帳
幸福偏執雑記帳

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以降更新はindexで行います

No.504, No.503, No.502, No.501, No.500, No.499, No.4987件]

昨日もちらっと思ったのだけど、ゲームってやっぱり「体験」の部分が大事だな……という気持ちがある。
まあ、これは皆ある程度はそうなんだと思ってるけれども、自分は特に「体験」の部分が好みに当てはまるなら、仮にネタが割れてても触ってみたいと思うタイプなんだな、ということをしみじみと感じる。
ストーリーがそうであったり、操作の部分がそうであったり、音楽だったり、インタフェースだったり、その時の自分自身の気分であったり、背景であったり。
その全てをもって「ゲーム」であり、「体験」であるがゆえに、例えばネタバレ攻略記事やプレイ動画だけでは伝わってこないもの、やっぱりあるんだよな……、と思っているところ、ある。
この辺りの「体験」に対する刺さり方、結構フリーゲームというかインディーゲームで顕著だなと感じていて、多分ある程度的を絞ってるというか規模的に「的を絞った作りができる」からこそかな……、という気持ちはちょっとある。基本的に個人ないし少数で作るからこその、何というか……エッセンスの選択の仕方と言うか……(わやわやとした手つき)。
とにかく「体験」という部分、自分の中ではゲームがゲームという存在であるからこそ、じゃないかなぁと思ってる、というお話。

自分の中では「体験」の代表格が多分『ムラサキ』だと思うんだけど……。
ムラサキ
https://katatema.main.jp/mu/

ゲームと名のつくものがことごとく苦手なあざらしは、もちろんシューティング(これはパズル要素も強いが)だって苦手であり、雰囲気が好きでプレイを始めたはよいがまあ当然ながら二面で投げ出し、ニコニコ動画の攻略に頼ったんだけれども。
でも、その攻略で目にした最終面の展開で涙が止まらなくなってしまって、これは自分の手でやるしかねえ!! 自分が!! 笑顔に!! させるんだ!! となって、下手くそなりにトライアンドエラーを繰り返して真エンディングクリアまで駆け抜けてしまったゲームであって……。
あれは、完全にプレイしている手触りとストーリーとが重なり合うすごい体験だったと思う。自分の手でやらなければ「体験」したとはいえないんだな……、と思ったゲームの一つ。
元々「音楽」に絡んだ話に極端に弱い(音楽の描写を見ると問答無用で涙が出てしまう……)ので、余計に自分のウィークポイントを突かれた形になる。ずるい。

あとは『四月馬鹿達の宴』もそうかな。
こちらはもう公開されてないのだけど、作者さんの次回作楽しみだな~。
四月馬鹿達の宴
(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%...

これもニコニコ動画で一通り攻略を見てから、自分の手で「体験」したいなと思って始めて、エンディングまでたどり着いたゲーム。
そもそもメタ構造の話が好きというのがあるのだけど、なんというか、そのメタの方向性がすごく好きだったな~となる。
メタ構造であるが故の意地悪さももちろんあるんだけど。メタ話が苦手って人は何と言うか、物語とかそういうのを飛び越えた「受け手に対する」意地の悪さが苦手なんだろうな……という気持ちはある。自分も好き嫌いあるもの。
でも、このお話は、基本となっているのは祝福なんじゃないかな……。ものを作るということ、そして作られたものに対する祈りというか。これは自分がそう思いたいだけなのかもしれないけど。自分はそう受け取ったなぁ、というお話。
朱鷺羽の苗字が「アマシロ」なのは実はここから来てたりする。余白。無駄なもの。もしくはブランクが確かに希望であり、存在の証明であったということ。

遊び

久しぶりに無名夜行の最初の方読んでたんだけど、X、最初の方めちゃめちゃしゃべってたので少し修正しないとな……書きながらキャラ固めてたところあるために……。
今はそう大きくは変わらないと思う。大体こんな感じかな~、というイメージが自分の中ではっきりしてきたので。
言語化するなら、自分から多くは語らないけど態度は雄弁な人。求められてるように動くことはできるけど、内面としてはかなり感情的だし短絡的なとこもある。ただ、とにかく基本が覚悟ガンギマリ奴なので、色んなことを考えはするけど覚悟がブレることはない、みたいな感じの人。
「私」も近頃はずいぶん柔らかくなったけど、これはなんか単純にあざらしの手癖だな……。

Xの、基本は丁寧口調なんだけど、感情的になったときや、「役割」をしてるときにちょこちょこ素の口調が出るとこが好きでね……。
(元々は言い切りでしゃべる人なので、かなり意識的に使い分けているという設定)
Xが丁寧口調使うのは、常にお仕事モードだから。どこまでも仕事だと思って「私」に接しているのだよな~。

#無名夜行

創作

寒い、という気持ちが強く、どうしてもお布団から出られなくなってしまう。
ものすごく寒い……。
なんとかかんとか元気になりたいところなんだけど、難しいな~!

最近お茶を飲む元気もなくて、とりあえずポットにお湯を入れて飲んでる。
多分あったまるものを入れた方がいい気もするんだけど……、お湯しか喉を通らない感じ。
よくないな~!

いま

今日は全然進まなかったな~。
目標に到達しないままお布団に入ってしまった。
寒さは心をしょんぼりさせるためよくない。

でも今日はLISAがどういうゲームなのかわかってよかった。
なんかタイムラインに流れてきて、前から名前だけは聞いてたタイトルで気になっていたのでこの機会に調べたのだった。
LISA: The Painful
(Steam)
https://store.steampowered.com/app/33567...

女が絶滅してしまった殺伐とした世紀末的な世界で、薬物中毒の男が女の赤ちゃんを拾ったことで、彼女のために生きていくと決意するけど……、という筋書きらしくて。
ゲーム画面の写真いくつか見たけど、ポップめな絵柄で描かれてるけど、もうなんかめちゃめちゃ怖くて。なんでも、マザー2あたりに影響受けてるって話だから確かにな……と思いつつえーんとなる。
あらゆる意味で終わってしまっている世界に生きるひとの、苦痛に満ちたお話であるという……。
なるほどなあ~という気持ちを噛みしめてしまう。
自分ではプレイできそうにない味わいのゲームだけど、ここで扱われる「選択」の感じはかなり好きかもしれない。自分では絶対プレイできそうにないけど!!
ぼんやり攻略とか読んでしまったのだけど、ほんとゲームとしてこれを「体験」させるのか……という気持ちになる。でもゲームだからこそできる体験なのだろな……。

遊び

お野菜育ててる雁金なんかいいな……と思ってしまい、本編軸でも家庭菜園とかしてたらかわいいな~とか考えていた。
ロワさんち、なんとなく「丁寧な暮らし」的な感じがあり。ロワさんは本来的には人らしい生活を必要としないがために、逆に生活面にこだわるかな(もしくはそうあってほしい)という勝手な想像がある。
ぼんやり庭の一角を見てた雁金に「何か植えたら?」的なことを言うロワさん……どうせ何か植えるならお野菜がよいな、って思ってお野菜の苗買ってくる雁金。
庭の一角に緑を植える感じ、よいな~という気持ちになる。育ったり育たなかったりして、日々その様子に一喜一憂するのだな……。

雁金はものを育てたりするのは嫌いではなさそう。
仕事なら何でもするけど、何かしら明確なフィードバックのある仕事の方が好きではあるので……。
ただ、動物飼うのはちょっと怖いと思ってる。自分が上手くやれないせいで苦しめてしまったらどうしよう……みたいなことを考えてしょんぼりしてしまうから。意外とそのあたりはめちゃめちゃ気にする。
ノワさん(ノワール、の略なのだけどなんとなくノワさんと呼ぶ)もいてくれるから、動物はよいかな……と思う雁金。

ともあれ、野菜を収穫するのを結構楽しみにしながら毎日過ごす雁金はいてよいと思うんだよな~という、話……。

創作

どこか獣じみた挙動をするお兄さんかわいいんだよな……なでなでしよ……(手を噛まれながら)
雁金、判断はどこまでも理性ベースのひとだけど、妙に野性的な感覚を持ってるとこあるもんな~。感覚面のプリミティブさというか……。
このあたり、とけうさ過去編あたりでちょこちょこ出していけるといいな~。物事の筋道立てるのにはきちんと頭を使いはするし実際頭は悪くないんだけど、いざって時にはとっさに獣の勘でなんとかしてしまうひと、という感じがある。
頭は悪くないけど賢くはない、というキャラが多すぎるんだよな。あざらしは賢いキャラが書けない。

雁金、性格的には明るい人ではないんだけど(なお別に暗いわけでもない)、なんとなく近づくとおひさまの匂いがしそうな感じではある。よく干したおふとんか何かか?
特別アウトドア寄りというわけでもないのだけど、おひさまと土みたいなそういう気配。農業とか向いていたのでは……?
人ではなく野菜とか相手にしてた方が断然平和な気持ちで生きていられたのでは……旅先でお世話になったおうちで農業に目覚めちゃう雁金とかめちゃめちゃ見たい気がする(よくわからないifを作るな)。

創作

バーの話も、たまにぽつぽつ書いていけるといいな~。
初めて見る雁金のことを「手負いの獣みたいな人だな……」って思いながら眺める一帆いいなと思ったので書きたいな。
確か雁金がバーで働き始めたの、時系列的には一帆が常連になったよりも後の話だと思ったので。
せっせと真面目に働こうとはしてるんだけど、ほとんど口を利かず愛想もなく、目だけがじっと客を見ている、そんな、人の様子をうかがう獣みたいなひと……。
慣れてくるともうちょい目の配り方とか、愛想とはいわないまでも、客商売なりの最低限必要な態度を覚えるんだけどたぶん最初はそんな感じ。
思ってるけどそうは言えない一帆に向かってロワさんが「手負いの獣みたいだろう?」ってうっすら笑いながら言ってくれそうな感じするな~。
実際のところロワさんと出会った頃の雁金は手負いの獣といえばそうなため……。

創作