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幸福偏執雑記帳
幸福偏執雑記帳

幸福偏執雑記帳

以降更新はindexで行います

創作260件]19ページ目)

やっぱり自分、ミステリと呼ばれるジャンルがめちゃめちゃ好きなのかもしれんな!
(色んなおはなしを読みながら改めて感じたこととして)
もっと正確に言うなら「謎を解き明かす手続き」みたいなものが、好き……。
実際にミステリとして成立しているかどうかは一旦横に置いて、物語上そういう謎解きの手つきを感じただけで「好き……」ってなっちゃうところ、ある。

その、謎解きの手続きの中においては人の感情ですらも「手がかり」でしかない、というか。
「こう思ったからこうなった」という、出来事全体を描き出すパズルのピースに過ぎない、みたいな感じというか。
そういう手つきが好きなため、ことミステリにおいては、登場人物が感情で動くこと自体は「パズルのピース」なのでそこまで気にならないのだけど、そのパズルを組み上げる側である語り手と解き手が過度に感情的な話は好きでないというところ、ある。
自分はミステリに関しては人の感情が交わるところを見たいのではなく、謎解きの手続きが見たいため……。

……いや、ミステリに限らず、あんまり感情的なキャラ好きじゃない気がしてきたな。
自分で書いてても感情だけで動けるキャラ書けないのがいい例じゃないか……?
感情を排したキャラはそれはそれで微妙なのだけど、それはそれとして感情をがんがん出してくキャラ、匙加減難しいな~とよく思う。その感情がプラス方向にせよ、マイナス方向にせよ。
というのはミステリとは関係のないあざらしの嗜好のはなし。

ともあれ、そんなわけでペーパーウェルの話はちょっとだけ日常の謎風味だったのだなあ。
好きなものを好きなように書くと、何となくこういう話の方向性になる。
ちょっとした謎がどこかにあって、それが解かれるのを見るのが好き、ということ……。
(その「正しさ」については特に興味がなく、手続きが行われるというのが大事なところだと私は思う)
今回の場合、せっかく謎解き役できそうなXがいたんだし……(Xはあざらしの中で洞察力という点ではレベルが高めに設定されてるため)

なおXと同じ属性のキャラとして『レイニータワーの過去視』の「叔父さま」がいる。どっちも犯罪者で囚人なあたり、完全にあざらしの……趣味……。
多分、聞きかじったことで生まれた、「檻の中の安楽椅子探偵」としてのハンニバル・レクターに対するあこがれみたいなものある。羊たちの沈黙、見たことも読んだこともないけど、だからこそ存在する安楽椅子探偵的犯罪者に対するあこがれ……。
あるじゃん……聞きかじった情報だけで勝手に想像膨らませちゃうの……それだよ……。
Xはまさしくその「檻の中の安楽椅子探偵」の流れを汲んでるんだけどやってることが謎解きじゃない。素質を生かしてやれず悪かったな。

ただ、ミステリっぽい話をやるには事件ないし謎めいた出来事が必要で~それを考えるのが難しくて~。
そんなこと言ってるからとけうさが止まってるんだよ! わかってるぜ!!

創作

ペーパーウェルのもろもろ!!



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BOOTHはここ。
緑の目の怪物
(BOOTH - シアワセモノマニア出張所)
https://happymonomania.booth.pm/items/38...

エブリスタで直接読む場合はこっち。
緑の目の怪物
(エブリスタ)
https://estar.jp/novels/25974773

無名夜行シリーズ。「俺」=プロジェクトの新人視点のおはなし。
何となくテンション高くて中身もゆるふわで、書いてて楽しかったな~。
9月までに新人のお話を溜めて本にしたい( >>520 )のでがんばるぞ!

創作

7月のノベルバー後継企画が「文披31題」となったそうなので楽しみだな~!

この前も言った通り、無名夜行の番外編をやろうかなと思っている!
今まで通りの「私」とXの話を中心に、ちょっとだけ他のスタッフたちの話も盛り込めるといいな~という感じ。
異界を垣間見るというシナリオ構成上、かなりお題の消化がやりやすくて助かるであるな……。

創作

Xは触るとぬくいため、冬場にお部屋に置いておきたい。(インテリアか何かか?)

それはそれとしてあの研究所、たぶん空調ちゃんとしてるからXは一年中同じ格好してるんだろうな~ということを考えていた。Xが着ているのは着古したトレーナーに余裕のある作りのズボンであるという記述をどっかに書いた気がするため、だいたいそんな感じ。ざっと調べたところ、死刑囚って、紐さえついてなきゃ服装に制限ほとんどないとかなんとか……。
なおスタッフたちは研究室に入る前にロッカールーム的なところに荷物を置いてる想定。上着なんかもロッカーに置いてくので、研究室ではみんな身軽な格好をしている。あと白衣。
情報漏洩の防止のため、スマホとか通信機器や記録媒体は研究室には持ち込めないのではないかなと思っている。死刑囚であるXがスマホなどの通信機器を奪って外に連絡取る可能性があるのもヤバいため、そのあたりはかなり厳密。
(このあたりの事情により未だXはスマホを見たことがないのだが……)
基本的には飲食も研究室では禁止。この前書いた奴では例外的にご飯食べてたけど、あれは「例外」であるというのが大事なとこであるため。

#無名夜行

創作

無名夜行メインとなるスタッフのイメージがだいたい決まった、気がする。
お名前も決めてぐっと解像度が上がったけど、それはそれとして本編にお名前は出てこないのだな……。

#無名夜行

創作

前にも書いたけどXは夏が好き。
別に春も秋も冬も嫌いではないけど、特にどれが好きかと言われれば夏と答える人。
あんな暗い顔した冴えないおっさんが夏男なのめちゃめちゃかわいいと思うから……。(そんな理由かよ)
夏。晴れた空の色とか、日差しの生み出す明暗の濃さとか、雲の質感とか、夕立前の空気のにおいとか、風鈴の音色、かき氷の素朴な味わい、扇風機の風の気配、クーラーのありがたさ……。
そういうものをXは何となくよい体験として捉えており、そういう感覚がある人であることを、「私」は妙な感慨を持って受け止めるのだ。

というわけでノベルバーの後継企画が7月にあるため、無名夜行でやるかな~と思っている。
夏だ! Xが好きな季節だ! 嬉しいねX!
「私」とXだけで三十一エピソード捻出できる気が微妙にしないので、今度はスタッフたちのオムニバスな話にしよかな……。
でも「私」とXの話は書きたいのでうーんうーんとしている。まだ時間あるからのんびり考えよう。

#無名夜行

創作

そうそう、あたらしい名刺来た! うれし!
20220515224612-aonami.jpg
前回とデザインは変わってないんだけど、カラーリングと文面がちょっぴり変わってる。
イラスト使うと詐欺っぽくなっちゃうので名刺はデザインものと決めている……。
今回の印刷所はグラフィックさん、紙はOKウルトラアクアサテン180kg。
紙がつるつるで手触りよくうれしいな~。発色もよい!
(画面で見るとちょっとカラー変わっちゃってるが、もうちょっと落ち着いたブルーである)

イベントで配るほか、通販で同梱できたらいいな~。
最近名刺配るのさぼってたから、少しずつ配っていけるといい。

創作

血液型占いは星座占いより嫌いな人多いから(それはわかるしあざらしも現実では信じてないが)あんまり大っぴらには言えないけど、雁金は獅子座A型の権化であると感じており、権化だな……を噛みしめている。

そもそも雁金が獅子座A型なのはあざらしがそうだからで、特に何かを意識したものではないというのが大前提にあるのだが……。

前にどっかで見た「獅子座A型、獅子座のよさが死ぬんだよね……」みたいな記述がめちゃめちゃ頭に残ってて、それがいっそ愛しくなっちゃってる自分がいる。出典はわかんないけど、そもそも星座+血液型占いなどあてにならんというのが前提の話のため大目に見てほしい。
なんというか、A型の几帳面さ慎重さと、獅子座のどーん! ばーん! 見て見てー!!な感じが噛み合ってない感じというか。
根底は熱血なのについつい表面上冷淡にふるまっちゃう感じというか……それでちょっと後悔しちゃったりとか……。
人好きだけど人の中にい続けるとしんどくなっちゃう感じとか……でも人がいないと生きてけないとか……(何せ獅子座なため)。
獅子座のプライド高さが悪い方に出がちだったり、何かこう、どうして不器用!!! ってなるのが獅子座A型かなと思ってて。
獅子座の熱、確かに持ってるはずなんだけど、それがなかなかうまく表面に出せないという印象、ある。

雁金……(そうは言ってるがつまりお前もそうなんだよあざらし……)。

創作

サブリーダー、苗字だけはあざらしの頭の中で決まってる。異界研究業界においては「私」の兄弟子にあたる、たぶんあの面子内では最年長と思われる人。妻子がいる。
プロジェクトの中ではサブリーダーとしてリーダーの「私」を立て、フォローする動きをとる。そしてXのことを徹底して「実験動物」として冷淡に扱っており、人間扱いする「私」や新人に苦い顔をしている。

でもそんな扱いしてるのに何故か当のXからは気に入られており戸惑ってもいる。

Xは自分の言動のせいでサブリーダーに引かれると明らかにしょんぼりするし、なんらかの形で認められるようなとき、無表情ながらも目に見えないしっぽぶんぶん振りそうなため、たぶんXめちゃめちゃサブリーダーのこと好きなんだよな……。
リーダーの「私」のことはもちろんとても気に入ってて、彼女のために尽力したいと思ってるのだけど、サブリーダーに対してはそれとはまた別の気に入り方をしてる感じする。
X、自分の立場をしっかり認識して、それに合わせた振る舞いができる人を尊敬するため、サブリーダーがただ冷淡なひとでなく、意図してそうしていることがわかった途端にXがめちゃめちゃ好感を持ってしまったという、なんかバグ技みたいな……。

#無名夜行

創作

ここしばらく具合悪くて帰ったら身動きとれず、今日明日も倒れる予定があるのでやばい~となるな……。
昨日は仕事のあと何とか体を起こして800は書いたけど、頭ががんがんしてるせいか、単に集中できてないのか、全然思ったようには進まなくて困った。
行き当たりばったりに書いてるからといえばそう。今更やめないけど……。
きちんと頭の中に全体像をイメージしながら書ける人はすごいな、といつも思う。
多分自分は無理矢理進めていけば、なんとなくピリオドを打ててしまう、と思ってるのがよくないのだとは思う。もうちょい計画的になって。

Xを好きに喋らせたときの反応がよくわからないまま書いてるのよくないな、とは思いつつ、ぼんやり書き進めてたら、かつての同僚に特に好きでもないホラー映画を無理矢理見せられた話をぽつぽつし始めた。お前も苦労してるんだな。
かつての同僚から無理矢理見せられた映画の中ではバック・トゥ・ザ・フューチャー三部作が好きだという極めてどうでもよい設定がある。バック・トゥ・ザ・フューチャーは名作だからね。
X、多分、わかりやすくエンタメに振ったおはなしが好きなんだろうな……面白さを自分で見いだすのは得意ではない感じがする。
ホラー映画に関しては「これ、どこが面白いのだろうか」と真顔で思ってる気がする。
ちなみに「私」は結構ホラー映画とか好きなんじゃないかな……。なんか朱鷺羽と同じような属性であると感じる。
流行りのドラマとかには全く興味なくて(だから最近の芸能人とか言われてもわかんないだろうな……このあたりは新人の方が詳しそう)、なんか微妙にマイナーな映画を妹ときゃいきゃい言いながら見てそうな感じするもん。「私」への激しい偏見が光る!

そんなわけで映画におけるゾンビの描かれ方の変遷について(主にロメロ作品において)Wikipediaざっと読んだりしていた。Xや「私」がそのあたりをどれだけ把握してるのかは置いといて。
自分はホラーとグロとスプラッタと人間関係のドロドロがいっしょくたに全部ダメなため、こういうところ全くわからんのだよな。
サメ映画もTRPGとかやってるといろいろネタとして出てくるけど、絶対見る気になれないもんな~……。

#無名夜行

創作