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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

No.1448, No.1447, No.1446, No.1445, No.1444, No.1443, No.14427件]

自分用メモ

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無名夜行
Proof of Alice's Existence

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 ――『異界』。
 ここではないいずこか、此岸に対する彼岸、伝承の土地におとぎの国、もしくは、いくつも存在し得るといわれる並行世界。
 それらが「発見」されたのはそう最近のことではない。昔から「神隠し」と呼ばれる現象は存在しており、それが『異界』への扉をくぐる行為だということは一部の人間の間では常識とされていた。
 だが、『異界』が我々を招くことはあれど、『異界』に対してこちらからアプローチする手段は長らく謎に包まれていた。
 そのアプローチを、ごく限定的ながらも可能としたのが我々のプロジェクトだ。人間の意識をこの世界に近しい『異界』と接続し、その中に『潜航』する技術を手にした我々は、『異界』の探査を開始した。
 もちろん『異界』では何が起こるかわからない。向こう側で理不尽な死を迎える可能性も零とは言い切れない。故に、接続者のサンプルとして秘密裏に選ばれたのが、刑の執行を待つ死刑囚Xであった。
 彼は詳細をほとんど聞くこともなく、我々のプロジェクトへの参加を承諾した。その心理は私にはわからないが、Xは問題なく『異界』の探査をこなしている。
 寝台に横たわる肉体を残して、Xの意識は『異界』に『潜航』する。Xの視覚情報は私の前にあるディスプレイに、聴覚情報は横に設置されたスピーカーに出力される。肉体と意識とを繋ぐ命綱を頼りにたった一人で『潜航』するXの感覚を受け取ることで、私たちは『異界』を知る。

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 この場合の「魔女」とは、単に「魔法の使える女性」を示す言葉ではない。
 そもそも「魔法」という言葉自体が『異界』を観測する我々には定義しがたいものだ。『潜航』の中で『こちら側』では起こりえない数々の不可思議をXの視界越しに観測してきたが、『こちら側』ではあり得ない現象も、その『異界』の中では当然のものであり、「起こりえないこと」を示す「魔法」という言葉は相応しくない。
 ただし、幾度にも渡る『潜航』の中で、魔法と呼ぶべきものが無かったわけではない。
 それこそが、『異界』を渡るものの持つ力だ。
 我々はXの意識を『異界』と接続する、という形で限定的に『異界』を観測している。もし、人間を肉体ごと『異界』に送り込み、自由に渡り歩く技術が確立されればこのプロジェクトも次のステージに至るのだろうが、実現にはほど遠い。
 だが、Xを通して『異界』を観測するようになって、否応なく理解させられたことがある。
 それは、我々がその方法を確立できていないだけで、『異界』を自由に渡り歩く者は確かに存在する、ということだ。それぞれの『異界』のルールに縛られることなく、全てを超越した、まさしく魔法のごとき力を操る者、「魔女」と呼ぶべきものが。

#無名夜行メモ

創作

椅子のために貯金をすべきと感じる……。
いくつかサブスク切ってもいいかなあ、今あんまり使ってない音楽のやつとか(実際ラジオ体操にしか使っていないのだ)。

いま

い 椅子が欲しい!!!
お金貯めて椅子を買うべきと今天啓が降りてきたね!?
というのもあざらしが使ってるオフィスチェア、たぶん二十年くらい使っており、座面のクッションが千切れ、別のクッションを添えて無理矢理運用してるため。
安心して座れる、体の負担が減る、いい椅子、欲しい!!!!

追記
とりあえず早速……椅子に試しに座れる場所、予約することにしよう……!!
めちゃめちゃ身体の調子が悪いので、少しでも改善できるとこで改善したいよ~!
あとたぶんパソコンに占拠されてて足を伸ばせないのもよくないと思うので、パソコンの位置変えたいな~!!

いま

無名夜行におけるXの認識
・スマホの存在を知らない
・そろそろデロリアンが飛ぶと信じている(冗談)
・ドラえもんの声が変わったのはぎりぎり知ってる
・チーバくんを知らない(New!!)

#無名夜行

創作

布団カバーを剥がし、積み上がった服を少しだけ整理し、おふとんを干すことを親に依頼して家を出てきた(朝が早いため自分では干せない)。
いきなり寒くなったせいで何から何までその場しのぎの感じになっていたので、このあたりでなんとかマシになるとよい……。
とりあえず帰ったらまた掃除機をかける(羽毛が飛び散りまくってるのが確認できたため)。

いま

原稿は全然終わってないとはいえ、少しずつなんかペースが戻ってきているのではないか、と感じる。
身の回りのことができなくなってくると「あっヤバいサインなのだな」と理解した感じ。
とりあえず久しぶりに掃除機をかけた(※このあざらしは掃除機がかけられないことに定評のあるあざらし)。
今日は朝があったかめなので昆布茶の世話にはなっていないけれど、明日辺りから電気ケトルも来るし、優雅な朝を過ごせるといいな……。
睡眠はやっぱり大事なので、無理はしないことだなぁと理解。
ゆるゆる原稿やっていくぞいくぞ~。

いま

自分はあったかく甘い飲み物がやや苦手、そしてお茶もかなり苦手(朝の一杯の緑茶が精一杯)みたいなとこあり、冬場の飲み物には常に困っている。
ので、ひさしぶりに昆布茶を導入することにした。
そういえば昆布茶は冷めるとおいしくないからここしばらくやや敬遠気味だったけど、ここにティーポットとティーウォーマーがあることを思い出したため。
グリューワインのちっちゃい瓶も買ったし、少しずつ冬の気分になってゆくとよいなあ!

追記
ちっちゃい電気ケトルを買った!
あったかい飲み物入れるためにいちいち階下に降りなくてよくなるのはかなりでっかいぞ~!!
あとたぶんお吸い物とか、さらさらめのコンソメスープとか買ってもよいかも……?

いま