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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.334

レイ・ブラッドベリ『太陽の黄金の林檎』
https://www.hayakawa-online.co.jp/produc...

読んだ手ごたえを忘れないうちに記すことにする。
こうやって書いておくと、少しは記憶の摩耗が抑えられる気がするから……。
読み進めたら随時追記していきたい。途中で挫折するかもしれないけど。


▼霧笛 The Fog Horn
これはタイトルだけは知ってた! こういう話だったんだ~。
状況としてははちゃめちゃなことになってしまうんだけど、すごいもの寂しい感じがするのだな……。
霧笛の音色に寄る辺を求めて現れる、海底で孤独であった古い生き物、という構造がすごく素敵で。
それを語るマックダンの語り口もまたいいんだよな~。彼、めちゃめちゃロマンチストなのでは?
最後の一文「ぼくは身動きもせず、言うべきことばを知らなかった。」がすごく余韻を残すなあと思う。

▼歩行者 The Pedestrian
……なに??? え????(何が起こったのかわからない顔)
ただ、家々の間を歩いていく時の表現がとても好きだなと思った。
ミード氏が家々に向かって囁きかける言葉とか、彼など構わず佇んでいる家々の雰囲気とか。
最後に「!?」ってなるんだけど、自分が読み飛ばしているのか元よりこういう感じの話なのかが……わからぬ……。
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