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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.2590

ものを作り続けているとき、あざらしは結構その孤独さが好きなんだけど、ただそれを可能としてるのは自分の場合「作ったものを見てもらった上で許容される(否定されない)、作ってるということ自体を認めてもらえる」経験をそれこそ中学校~高校くらいでいっぱい積んできたからかもなあと思う。リアルに恵まれていた。
だから淡々と作り続けられるし、作ったものが未熟であろうと「みてみて~」ってするのにあんまり抵抗ない、みたいなところがある。
作ってる瞬間はかなり孤独だけど、その背景にはうっすら人を意識してるというか、あざらしは今日も何かを作ってるんだなあ~、ということ自体を認識してくれる人がどっかにいることを疑ってないというか。
その心強さがあって初めてこつこつやれてるとこはあるな~と思う。
あざらしには「否定するなら認めさせてやる」みたいな反骨精神的なものは皆無に近いので、否定されたらそれまでになってしまうとこがあり、そうならないままここまで来られたことって本当に幸せだなあと思っている。

いま