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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.2313

ロード・エルメロイII世の事件簿を読みながら、この話筋書きも好きなんだけど使われてる技術(魔術)に関するエルメロイII世の講義のターンが好きなんだよなあ~と思っている。「講義」であるからなんかすごく違和感なくあの世界の理を説明してくれる感じ……。
無名夜行書いてても『異界』への関わり方の蘊蓄を盛り込みながらやってるとこが好きなとこあるので、もっときちんと下地となる知識があった方が説得力は出るんだろなあ……。
しかし下地がないのであざらしはうぃきぺでぃあ先生が手放せない。「私」の知識はうぃきぺでぃあ先生でできてる。間違ってたとしても「あの世界ではそうなんですぅ~!」で生きていこうな!!
(実際そういう理で成立してる並行世界の一つかもしれないわけでね……無名夜行といつのはそういう話……)

ただ、なんだかんだ大学時代に教わったことを総動員してるとこはあるので大学マジで苦手だったけどそこについてはありがたいな~と思っている。
こう、『異界』をはじめとした、科学的に証明はされていないが人々の間で「そう」と認識されてることについての考え方というか……。
神話や伝承をどうとらえていくのか、そのコミュニティではどう受容されているのか、そういう感じのことを学んでたのが今の書き方に生きてる気がするんだよなあ。

そんなことばかり言ってるからファンタジーというよりSFというか、考証とかがあるわけではないのに妙に理屈っぽいって思われてるのでは……?(別に悪いことだとは思ってないというか、あざらしの作風って「こう」なんだな、という納得があるという話)

創作