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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.182

アンナチュラル感想:最終話(初見)。
うわあああああんよかったあああああ!!!
いやMIUであの時代のUDIラボが出てきてたから大丈夫だと信じてはいたけど、それでも未来というか「UDIラボの彼らの日常」が戻ってくるエンドですごくよかった!!
今回あざらしの中で最もその後の動向を危惧された(だってMIUでも全然気配が感じられなかった……!)六郎くんもああいう、きちんとけじめをつけた戻り方をしてくれてめちゃくちゃ安心しちゃったよおおお六郎くん……えんえん……。
それにつけても、犯人に対する三澄さんの「同情する」という言葉の力よ……。今まで「同情なんてしない」と言っていた三澄さんが、「同情する」という言葉を刃として振るったの、いっそヒュウ~!!!という気持ちになったよ! ある意味似ているといえる、「母親」の影を背負いながら、片やその不条理と戦い続けていたひと、片やそこで時間を止めてしまったひと。これは、三澄さんじゃないと言えない台詞だったろうなあと思うよ。
あと3話で本当に嫌な奴パワーを発揮していた検事さんといい、全編通してUDIから見るとちょっと嫌らしい立ち位置だった編集者さんといい、彼らの醸し出す「やな感じ」はそのままに、それでもそれぞれがそれぞれの目指す場所に向けて動いていて、その焦点がUDIの目指す場所とも一致するタイミングがとてもよかったなぁ、と思う。もちろんまたそこからそれぞれの道に進んでいくんだろうけど、それでいいんだなあってなる。
あと、中堂さんの抱えているものに、あそこまできちんとした解決が用意されていたってのが……すごく、びっくりしたというか……、ゆきこさんの死ともう一度向き合った上で、それが犯人の「殺人」を裏付けることにもなっていて。ゆきこさんのお父さんとも今度こそお話ができて、中堂さん……よかったね……。
あっ、あと中堂さんと宍戸さんとのやり取りで、テトロドトキシンとか、エチレングリコールだとか、1話の「名前のない毒」の話が今度中堂さんの手によって振るわれるような形になってたのがよかったですね。最初から最後までを貫いた、「未来のための医学」であるというところを六郎くんが宣言するところとか、もうね……最高……。
そうそう、MIUでUDIにいたのに、果たしてムーミンいつ帰ってくるんだろうと思ったら最後の最後なんだね……w スナフキンだと思えば大丈夫ってちょっと笑っちゃったよ……ずるい……www畳む

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