創作[404件](8ページ目)
ちょっと昨日から今日にかけてサンレインさんと話していてはっとしたのだけど、どうもあざらしは「ゼロからイチを作る」ことを極端に苦手としているのだな……!
逆に用意された材料を組み合わせて発展させた形にしたり、基本的なルールを提示された場合それに従って運用していくことはまあまあ得意、みたいなところがある。
逆にサンレインさんはあざらしが指針を持たずにまごまごしてるとぱっと思いついたことを提示することができるので、ゼロであるところからイチを作る部分が強いんだなぁ、というのがわかってきた。そうするとあざらしも提示されたものを検討して必要なら肉付けをすることができる、というか……。
無名夜行なんてその最たるもので、あれマジで思いつかない時は本当に何も思いつかないんだけど、きっかけとなるネタ(お題とか、あるいは日々のちょっとした引っ掛かりみたいなもの)が明確に出てくると途端にすらすら書けるので、多分あれゼロから作れない話なんだなってことがよくわかる。
だからTRPGが「できる」のラインも自分とサンレインさんとは異なっていて、あざらしはマスターをしてると「ルールとシナリオの通りにきっちり運用してはいくが、プレイヤーの提案を検討してなるべく破綻しないようにシナリオを書き換えてく」けど、サンレインさんにマスターをしてもらうと「そもそもの場の流れによっては根本的に前提をひっくり返すことも可能」みたいなところがある。
(ただどちらも比較的ファジーなシステムの出身かつシナリオをその場に応じて改変することにためらいがないマスタリングの思考をしているので、現在のCoCの「きっちりシナリオ通りに運用することで共通の体験をしてもらう」マスタリングには向いていないところは認めている)
こういう「違い」の話本当にめちゃくちゃ面白いし、あと自分の苦手分野と得意分野がはっきりしてきたの本当に嬉しいな~~~~こう、明確に「ゼロをイチにする」のに向いてないってわかったのは結構収穫だったかもしれない。その分「イチから発展させる」ことに力を入れてもいいってことでもあるから……。
逆に用意された材料を組み合わせて発展させた形にしたり、基本的なルールを提示された場合それに従って運用していくことはまあまあ得意、みたいなところがある。
逆にサンレインさんはあざらしが指針を持たずにまごまごしてるとぱっと思いついたことを提示することができるので、ゼロであるところからイチを作る部分が強いんだなぁ、というのがわかってきた。そうするとあざらしも提示されたものを検討して必要なら肉付けをすることができる、というか……。
無名夜行なんてその最たるもので、あれマジで思いつかない時は本当に何も思いつかないんだけど、きっかけとなるネタ(お題とか、あるいは日々のちょっとした引っ掛かりみたいなもの)が明確に出てくると途端にすらすら書けるので、多分あれゼロから作れない話なんだなってことがよくわかる。
だからTRPGが「できる」のラインも自分とサンレインさんとは異なっていて、あざらしはマスターをしてると「ルールとシナリオの通りにきっちり運用してはいくが、プレイヤーの提案を検討してなるべく破綻しないようにシナリオを書き換えてく」けど、サンレインさんにマスターをしてもらうと「そもそもの場の流れによっては根本的に前提をひっくり返すことも可能」みたいなところがある。
(ただどちらも比較的ファジーなシステムの出身かつシナリオをその場に応じて改変することにためらいがないマスタリングの思考をしているので、現在のCoCの「きっちりシナリオ通りに運用することで共通の体験をしてもらう」マスタリングには向いていないところは認めている)
こういう「違い」の話本当にめちゃくちゃ面白いし、あと自分の苦手分野と得意分野がはっきりしてきたの本当に嬉しいな~~~~こう、明確に「ゼロをイチにする」のに向いてないってわかったのは結構収穫だったかもしれない。その分「イチから発展させる」ことに力を入れてもいいってことでもあるから……。
お おえかき楽しい~~~~!!!
今はピンタレストでお写真あさりながら描いてる感じ。
なんかイラストよりもお写真のほうが参考にして描きやすい、みたいなとこある。
情報の取捨選択に癖があるから、もとから人の手で取捨選択されてるものを参考にするより写真を見て自分で取捨選択する方が多少やりやすい、とかなのかも?
ただマジで人のお顔の(あざらしの絵柄の上での)最適なバランスがわかんなすぎて泣いてる。えーん。
あと、何故かチーフ鏑木はまあまあ描けるのにほぼ同じ顔のはずのドクターが上手く描けたためしないのほんとにおもろい。なんなんだよ。
今はピンタレストでお写真あさりながら描いてる感じ。
なんかイラストよりもお写真のほうが参考にして描きやすい、みたいなとこある。
情報の取捨選択に癖があるから、もとから人の手で取捨選択されてるものを参考にするより写真を見て自分で取捨選択する方が多少やりやすい、とかなのかも?
ただマジで人のお顔の(あざらしの絵柄の上での)最適なバランスがわかんなすぎて泣いてる。えーん。
あと、何故かチーフ鏑木はまあまあ描けるのにほぼ同じ顔のはずのドクターが上手く描けたためしないのほんとにおもろい。なんなんだよ。
おしごとサボった結果、吉祥寺のはちグラムさんで酒入りのシーシャを吸いながら小説を書く人をしている。
うわ~~~~シーシャうめ~~~~!! シーシャ大好き!!
お酒入ってるからいい感じにふわふわするのも最高~!! 次来たときもこういうの作ってもらおう……。
招文堂さんに置かせてもらう小説を来月上旬の納品までには作らねばならぬので今日はそれを書いてるのだった。二時間くらいで2000文字強書けてるので悪くない成績だと思う。
ただ、コピー本にしたときに何ページになるか不安になってきたな……w

シーシャのこの感じも好きでねえ! 佇まいが大好きすぎる。
炭を定期的に変えてもらえるあの感じもよくて……。お店、入り浸ってしまう……。
畳む
追記:5000オーバーになったな……???
追記2:ついでに昨日ついったで募集した文字数のやつも書けちゃったな。オーバーしてるけど。
あと結構前に買ったままほぼ死蔵してたポメラDM200(中古)を初めて5時間くらい連続稼動させてみたけど、まだバッテリー70%くらいあるっぽくて、すごい。
振ると謎のカラカラ音がするけど……w(買うときにあらかじめわかってたし動作には全く問題ないのでそのまま使ってる)
うわ~~~~シーシャうめ~~~~!! シーシャ大好き!!
お酒入ってるからいい感じにふわふわするのも最高~!! 次来たときもこういうの作ってもらおう……。
招文堂さんに置かせてもらう小説を来月上旬の納品までには作らねばならぬので今日はそれを書いてるのだった。二時間くらいで2000文字強書けてるので悪くない成績だと思う。
ただ、コピー本にしたときに何ページになるか不安になってきたな……w

シーシャのこの感じも好きでねえ! 佇まいが大好きすぎる。
炭を定期的に変えてもらえるあの感じもよくて……。お店、入り浸ってしまう……。
畳む
追記:5000オーバーになったな……???
追記2:ついでに昨日ついったで募集した文字数のやつも書けちゃったな。オーバーしてるけど。
あと結構前に買ったままほぼ死蔵してたポメラDM200(中古)を初めて5時間くらい連続稼動させてみたけど、まだバッテリー70%くらいあるっぽくて、すごい。
振ると謎のカラカラ音がするけど……w(買うときにあらかじめわかってたし動作には全く問題ないのでそのまま使ってる)
招文堂さんに無名夜行を置かせてもらおう~としている!
もう参加費と棚代は支払い終わってるのであとは納品だけなのだ。
シアワセモノマニアの棚、どんな感じにしよかな~夢広がる!

これはスリップ。
規定事項さえ書いてあればいいってことだったのだけど、せっかくだから本格的に書籍の売り上げスリップみたいにしている。こういうのを作るのが無限に楽しい。
畳む
架空ストアさんに無名夜行04も納品していきたいし、やりたいことたくさんである!
もう参加費と棚代は支払い終わってるのであとは納品だけなのだ。
シアワセモノマニアの棚、どんな感じにしよかな~夢広がる!

これはスリップ。
規定事項さえ書いてあればいいってことだったのだけど、せっかくだから本格的に書籍の売り上げスリップみたいにしている。こういうのを作るのが無限に楽しい。
畳む
架空ストアさんに無名夜行04も納品していきたいし、やりたいことたくさんである!
昨年からのんびりCoCキャンペーン(週末は探偵事務所にて)やらせてもらってて思うのだけど、キャンペーンってあざらしの原点というか、やはり一人キャラクターを作るとそのキャラクターにとっての大きな物語だけでなくその周りの人との関わりとか、あるいは小さな出来事とかを積み重ねていきたいな~という気持ちになる!
あざらしは基本的にキャラクターを数作るのがめちゃくちゃ苦手なので余計にそういう思いがあるのかもなあ。
今は卓そのものを回数はできないというあざらしの性質もあって、今いる一人ひとりを掘り下げていきたい欲が強いかも。
ただ、今いるキャラクターをそのまま次の舞台に当てはめるってことは(舞台が地続きでない限りは)したくなくて、舞台に合わせて仕立て直すのはそれなりに楽しい。
舞台には沿わせてあげたいよ、なんなら舞台の正道をゆきたいよ。上手くできてるかは別としてね!
これは遊びだけでなく創作でもかなりそうなのかもなあ……。
あざらしは基本的にキャラクターを数作るのがめちゃくちゃ苦手なので余計にそういう思いがあるのかもなあ。
今は卓そのものを回数はできないというあざらしの性質もあって、今いる一人ひとりを掘り下げていきたい欲が強いかも。
ただ、今いるキャラクターをそのまま次の舞台に当てはめるってことは(舞台が地続きでない限りは)したくなくて、舞台に合わせて仕立て直すのはそれなりに楽しい。
舞台には沿わせてあげたいよ、なんなら舞台の正道をゆきたいよ。上手くできてるかは別としてね!
これは遊びだけでなく創作でもかなりそうなのかもなあ……。
久しぶりにあざらしのメンタルが工作の機運!! 工作したいな~~~~!!!
この場合の工作とはコピー本づくりのようなものも指す。要するに人に頼まずハンドメイドでなんか作ってみるってこと。
昔は人を家に招いてお手伝いしてもらい無限にコピー本作ったりしてたな。あざらしも若かった。めちゃくちゃお世話になったしその時代があるから今のあざらしがあるのは確実にそうで、めちゃくちゃありがたいことだなあと思う。
とりあえずちっちゃい本を一つ作りたいなあ。折角無名夜行のステンシルもできるようになったし。
この場合の工作とはコピー本づくりのようなものも指す。要するに人に頼まずハンドメイドでなんか作ってみるってこと。
昔は人を家に招いてお手伝いしてもらい無限にコピー本作ったりしてたな。あざらしも若かった。めちゃくちゃお世話になったしその時代があるから今のあざらしがあるのは確実にそうで、めちゃくちゃありがたいことだなあと思う。
とりあえずちっちゃい本を一つ作りたいなあ。折角無名夜行のステンシルもできるようになったし。
ロード・エルメロイII世の事件簿を読みながら、この話筋書きも好きなんだけど使われてる技術(魔術)に関するエルメロイII世の講義のターンが好きなんだよなあ~と思っている。「講義」であるからなんかすごく違和感なくあの世界の理を説明してくれる感じ……。
無名夜行書いてても『異界』への関わり方の蘊蓄を盛り込みながらやってるとこが好きなとこあるので、もっときちんと下地となる知識があった方が説得力は出るんだろなあ……。
しかし下地がないのであざらしはうぃきぺでぃあ先生が手放せない。「私」の知識はうぃきぺでぃあ先生でできてる。間違ってたとしても「あの世界ではそうなんですぅ~!」で生きていこうな!!
(実際そういう理で成立してる並行世界の一つかもしれないわけでね……無名夜行といつのはそういう話……)
ただ、なんだかんだ大学時代に教わったことを総動員してるとこはあるので大学マジで苦手だったけどそこについてはありがたいな~と思っている。
こう、『異界』をはじめとした、科学的に証明はされていないが人々の間で「そう」と認識されてることについての考え方というか……。
神話や伝承をどうとらえていくのか、そのコミュニティではどう受容されているのか、そういう感じのことを学んでたのが今の書き方に生きてる気がするんだよなあ。
そんなことばかり言ってるからファンタジーというよりSFというか、考証とかがあるわけではないのに妙に理屈っぽいって思われてるのでは……?(別に悪いことだとは思ってないというか、あざらしの作風って「こう」なんだな、という納得があるという話)
無名夜行書いてても『異界』への関わり方の蘊蓄を盛り込みながらやってるとこが好きなとこあるので、もっときちんと下地となる知識があった方が説得力は出るんだろなあ……。
しかし下地がないのであざらしはうぃきぺでぃあ先生が手放せない。「私」の知識はうぃきぺでぃあ先生でできてる。間違ってたとしても「あの世界ではそうなんですぅ~!」で生きていこうな!!
(実際そういう理で成立してる並行世界の一つかもしれないわけでね……無名夜行といつのはそういう話……)
ただ、なんだかんだ大学時代に教わったことを総動員してるとこはあるので大学マジで苦手だったけどそこについてはありがたいな~と思っている。
こう、『異界』をはじめとした、科学的に証明はされていないが人々の間で「そう」と認識されてることについての考え方というか……。
神話や伝承をどうとらえていくのか、そのコミュニティではどう受容されているのか、そういう感じのことを学んでたのが今の書き方に生きてる気がするんだよなあ。
そんなことばかり言ってるからファンタジーというよりSFというか、考証とかがあるわけではないのに妙に理屈っぽいって思われてるのでは……?(別に悪いことだとは思ってないというか、あざらしの作風って「こう」なんだな、という納得があるという話)
なんかひさしぶりに無名夜行をちゃんと考えられてるのを感じてハッピー!
心身が結構元気になってるってことかも……。
やはり体が元気でないとほんとに頭が働かないというか、生きるだけで精一杯になってしまうのだなあ。
あと結構周りのざわざわに引きずられすぎてるのを感じるので、少し自分自身のチャンネルを絞りながら過ごしていけるといいのかもしれない~。
チャンネル全部閉じて一人でこもってしまうと思いつかないことも結構あり(実際無名夜行のアイデアはふっとついったーで目にしたフォロワーさんの話から派生しており)、そのあたりのバランスが難しいとこではあるものの!
心身が結構元気になってるってことかも……。
やはり体が元気でないとほんとに頭が働かないというか、生きるだけで精一杯になってしまうのだなあ。
あと結構周りのざわざわに引きずられすぎてるのを感じるので、少し自分自身のチャンネルを絞りながら過ごしていけるといいのかもしれない~。
チャンネル全部閉じて一人でこもってしまうと思いつかないことも結構あり(実際無名夜行のアイデアはふっとついったーで目にしたフォロワーさんの話から派生しており)、そのあたりのバランスが難しいとこではあるものの!
ひとまず~、次に作りたい本は無名夜行の設定本(あざらしが欲しいから)なのだけど、これを実現に移すにはおそらく5月くらいには原稿揃えておかないと後がカツカツになるということがわかりつつある。
……とすると、文章そのものは3月くらいにはある程度考えられてた方がいいのかな~の気持ち。流石に短期決戦になりすぎるのであんまり無理なくやってゆきたいところではある。発刊自体はもうちょい後なので。
とにかくあざらしが作りたい本、なので、色んなものに糸目をつけず、わくわく作っていくぞ~!!
……とすると、文章そのものは3月くらいにはある程度考えられてた方がいいのかな~の気持ち。流石に短期決戦になりすぎるのであんまり無理なくやってゆきたいところではある。発刊自体はもうちょい後なので。
とにかくあざらしが作りたい本、なので、色んなものに糸目をつけず、わくわく作っていくぞ~!!
こう、庭師の「展開の上手さ」への興奮とか、かいマホの「痛快さ」への興奮とかとはまたちょっと違う、もうちょい深いところでのわくわくうきうきがあって……。
そこでKPまざらしさんが「『喫茶店の隣で話してる、不思議な話』のつもりで回してる」ってお話をしてくださって本当に嬉しかったんだよな~!
なんか、あざらしの水って多分本来的にはそういうとこなんだな、みたいなことを再確認できたというか。
決して何もかもが傍目から見てドラマティックなわけじゃない、でもその人にとっては重大事であって、故にこそそれの重大さは当人にしかわかんないんだけど、「だからこそ」他者の介入によってささやかな風穴があく瞬間、みたいなやつが大好きなんだよなあ……。
比較的あざらしが「渦中の人」より「周縁の人」のお話ばかりを書いてるというのは、そういうところもある。
で、『週末は探偵事務所にて』っていうシナリオは、その日常の中に生きてる一人ひとりの「ひとり」として、自分でもなんらかを追い求めながら時に他者に関わって少しずつお互いに影響を及ぼす、その「ささやかな風穴」の気持ちよさをすごいよくわかってるシナリオって感じでそこが超お気に入りなんだよなぁ~!!!
以下はちょっとネタバレなので伏せるとして。
そもそも『週末は探偵事務所にて』って、何かよくわかんない理由で「週末探偵事務所」っていう胡散臭い事務所に集った、「週末だけ探偵をしている」四人のお話。
それぞれには一応そこにいる何らかの理由があるにはあって、ただその理由の一つを受け取ったとき(つまりは秘匿HOのこと)、あざらしはまず「?」って思ったんだよな。
本当にストレートに言うなら「この程度の理由?」みたいな気持ちになった、というか……。それこそ「秘匿である理由」があんまり感じられなかったというか(実際、秘匿を必ずしも維持しなくていいって但し書きはあるし、あざらしHO2のヒカルは最初の方からちょこちょこ小出しにはしていた)。
でも、これは要するにシナリオの扱うトーンが「そういうものだ」っていうのを示してくれる指針だったのだな、ってシナリオの全容が見えてきた今になってやっとはっきりしたっていうか……!
あざらしはこう、今まで結構スペクタクルなタイプの秘匿CoCをいくつかやってきたし、その他のシステムでもあんまり「日常と直接的に地続き」の感じの話はあんまりやってこなかったわけで……。バトル系のシステムを通ってきたからね。
インセインはちょっと別だけど、あれはシステムそのものがシステマチックなのもあってその辺り丁寧に描くのには場の全員が意識しないと難しい、みたいなのがあり。
このシナリオはその辺りの匙加減が、本当に、本当に絶妙ですごい。人々が暮らしている街のリアルさと、でもそこで起きる小さな事件や不可解の感じ、少しだけ介入することができる「探偵」という立場。
時には痛快さもあり、時にはやるせなさもあり、力不足を感じることだってあり、でもそれらすべてが何らかの「変化」と結びついていて決して「停滞」にはなってない手ごたえがちゃんとある。
何というかあの街に生きてる彼ら(PCだけじゃなくてNPCたちも含め)の人生そのものにシナリオからの祝福を感じる……っていうかねぇ!
ヒカルも最初はその辺りの「物語のトーン」をなかなか把握できなくて秘匿も含めたキャラの方向性に苦戦してたんだけど、でも3話のヒカルの選択(あれマジで即断だった)と今回4話のやり取りを経て、人生を祝福されたことがあるひとである、っていうことを胸に前向きに生きてるな、っていうのを……感じる!
家族が消えてから10年、しかも26歳の10年ってめちゃくちゃ長いと思うんだよな。物心ついてからの人生の半分くらいを費やして父親の行方を捜してたひと、なんだよな。絶対に見つけてやる、って気持ちを胸に、心から頼れるものもない人生をがむしゃらに生きてたひと。
そりゃ得意技能に〈追跡〉を掲げられるし、本来「単にコンピューターを使ってるだけ」なら伸びないはずの〈コンピューター〉がクソ高くもなる。
ただ、多分3話の決断の時点では深く考えてなかったと思うんだけど(あれはマジで考えてる場合じゃなかった)、4話で正記さんの記憶を戻すこと、それに伴うあれこれに触れたときに、ヒカルは正記さんに重ねる形で、おそらく初めて「がむしゃらに走ってきた己の人生」を振り返ったんだよなぁ……。
そして、ヒカルの口から「それだけじゃなかったじゃん」って言葉がするっと出てきたことに「ああ~」ってあざらし自身が思ったのだよな。
何か、振り返ることができて、自分の人生を意識的にも肯定できたことでヒカルっていうひとの輪郭がちゃんとプレイヤーのあざらしにも理解できた気配があって、よかった……。その手ごたえがちゃんと持てた、ってのも興奮の要因なのはある。
結構ヒカルはあざらしのキャラにしてはあっけらかんとしているというか、秩序寄りのハルくんがいてくれるおかげで無邪気に本音を振り回せてるところがあり、なんかそれもあって少しいつもとポジションが違って面白いな~って思ってるかも。
ただその無邪気さがいつまで続くかな……みたいな情報になってるけど、けどね! でも自分が捜してた父親とずっと一緒にいたアキくんに嫉妬するでもなく「ありがとう」って言っちゃう人なので何か根本的にそのラインはブレないような気がする。
むしろその無邪気さでハルくん辺りとバチバチする可能性はあるな……ってちょっと思ってるけど。ハルくん、絶妙に今回の話に噛んでなかったのが逆に怖いんだよぉ。VSよるこさん……あるか!?
畳む
とにかく何か「日常を暮らしてる人々」の手触りが本当に嬉しいシナリオなので、もっと回ってくれると嬉しいな、キャンペーンで全六話なのでかなり分量的には重たいシナリオではあるんだけど……w