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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.2451, No.2450, No.2449, No.2448, No.2447, No.2446, No.24457件]

3月10日に、創作者さん向け占星術鑑定をしている水煮さんの鑑定に行ってきたのでした!

元々水煮さんのサイトの月星座と創作傾向の記事が大好きで、いつか自分の星回りをきちんと見てもらいたい、と応募を続けること……三年くらい?(途中応募してない時期もあったのでもっと短いですが)
そんなわけで、うきうきでお話聞きに行ってきました!


人生のテーマ
ひたすら全力で自分自身の人生を生きるそこから1ミリもブレられないらしい。ガチすぎる。
幾人も占ってきただろう水煮さんに「獅子座多すぎて入力ミスったかなと思いました」と言わしめる、堂々たる太陽月水星火星獅子座の青波である。
ここまで獅子座が多いと他人の顔色をうかがう理由もなくなり「己がこの世界の中心」、もっと正確には「この世界の中心であることを己に要求する」になり、自分に常に圧力をかけてる状態になるとか。結果としてこのテーマになるしかないのだそう。
なお、獅子座オブ獅子座だけど何をやっているのか外からは見えづらい。獅子座って本体を見せたがることも多いのだけれども、青波は本体を安全圏に置き、創作物、表現物だけを表に出して自己表現とみなすタイプだそうで。


作風分析
黒い着物の女性、ブラックホール、深海、真空の薔薇青波の作るものの獅子座性
創作物に現れる獅子座はまず「重さ」。めちゃくちゃ重さはある。軽く読んで「あー面白かった」で終わりには絶対にならないし、軽くもできない。
ただ、青波は獅子座らしい華やかさや派手さ、また強い光と濃い影が織りなすコントラストとはとことん無縁で、どこまでも「一点集中」「収束」がテーマとなってくる。

ハウスから見る特性
青波の獅子が4匹詰まってる12ハウスはおしまいの部屋、死んだあとの世界、この世から切り離された場所、病院や刑務所、一昔前のインターネット、人間の認知機能を超えているけど確かに存在するもの(可視光の外側とか宇宙の果てとか)、総じて人の手でコントロールできないものを示すハウス。
結果、手も足も出ないが創造性だけはこの部屋にあるため、内側の濃度や圧をひたすら高めている感じ。しかも生まれが閉じきる寸前の新月のため、最初ではなく最後のイメージが極めて強い。
一般的に獅子座だと外に向かうことの多いすべての光が、青波の場合は内に収束し、閉じゆくイメージになる。

黒い着物の女性
華やかなパーティ会場に現れた、真っ黒なドレスあるいは着物を纏った小柄の女性のイメージ。
違和感、異質さ、「はっとする」存在感がある。周りと違うということは、どうしたって目を引く。でもその異質さは「嫌」や「怖い」といった負の感情を煽るものではなく、どこまでも「神秘的」な印象。
決して派手さはなく、何なら控えめにも見える。でもこの着物、真っ黒な上に黒い糸でびっしり刺繍が施されてて、よくよく見ると凄みに満ちてるんで、実は全然大人しくはない。
このあたりが作風にもめちゃくちゃ出てきてる……。

ブラックホール
獅子座は太陽と関連する星座だが、青波の場合獅子が多すぎる、かつ、終わりの部屋に位置してることもあり、滅びながらも衰えぬ太陽のパワーがどこまでも内向きに発揮された結果、つまりブラックホール。
光を全て吸い込む漆黒。ただし「光」と対比しての「闇」ではなく、属性としてはあくまで光。無限の光を吸い込んだ黒なので。
獅子座は光が強い分足下の影が濃く、その対比で立体感を出すスタイルになりがちなのだが、青波の場合は全ての光を吸っている以上、落ち影がない。結果的にコントラストは極めて薄い。
そこにはただ、全ての光を吸い込む存在と、果てしない重さと、圧力だけがある。
なお、確かな存在があるのは間違いなく、人の手は届かないが存在は証明されているブラックホールであり、何らかの手段で観測可能なものであることが大事なのだとか。虚無ではないということ。

深海
獅子座らしくないキーワードながら深海のイメージも強い。
あらゆる波長の光が吸い込まれた先、透明な水が高い水圧でのしかかる世界、目が退化し水圧に耐える生命体が命を育む場としての深海。
これだけならば過酷に思えるけれど、命を奪う残酷な世界ではなく、そこに住まう命から見るならば暗闇も水圧も自分を脅かすものではない、という「別種の常識」に基づいた世界。
深海ではあるものの冷たい水ではなく、さりとて熱くもない。生ぬるい、適度な温度をしているし、生理食塩水くらいの塩分濃度。

真空の薔薇
真空のイメージもある。空気を持たない。光を減衰しない、光の持つ鋭さを損ねない状態。これは、自分の中にあるものをどれだけ不純物抜きで表現できるかという挑戦をしていることにもつながっている。
獅子座は花にたとえられることも多いが、青波の場合花は全く咲いていない。強いてイメージするなら、「真空に咲き誇る薔薇」。種から生えたのではなく、最初から完全な形で存在していて、空気に触れたら即座に枯れ落ちてしまうような。
浪漫を追い求める心、強いロマンチックさがあるので、架空の薔薇は許容可能。
このロマンチックさがあるから、鋭さがありつつも、冷たく突き放しきらないところはある。

イメージカラー
総合して黒、あるいは透明。
青や紫のイメージもないわけではないが、モノクロに終始する方が似合う。
光を吸ったり透過したりするものであり、色の概念がないというか、反射による色が発生しえないというか……。
色だけ見たら獅子座らしくはない。獅子座で黒って、まずいないらしいのだけど……。

登場人物の傾向
違和感のある、目を引く、神秘的な感じはキャラクターにも現れていく。カリスマ性の高いヒーローの気質。
狙ってそういう人物を書くのではなく「そういう人物しか描けない」。一般人や凡人は描けない。
これで獅子座だけだと孤高すぎて共感できないキャラになるが、蟹座が添えられているため、必ず「人間らしい柔らかいところ」が付与されている。
カリスマはカリスマだけども神様ではなく人間のカリスマなので、災害には弱いし囲んで殴れば当然死ぬ。
共感しやすいポイントがある「天才」のキャラとか絶対得意。
同時に、共感を持つが故に孤高ではなく孤独で、常にさみしさがつきまとっている感覚。さみしさって言葉、獅子座でなく魚座の領分であり、しかし魚座は全くいないのが不思議。

作品(無名夜行)を見て
決して派手さはないが、設定はよくよく見ると結構なことをやっているね?
やっていることそのものにはやや後ろ暗さがあり、影に潜むもののイメージもある。
影・陰というキーワード自体は蠍座の領域ながら、青波の描くそれは全く蠍座の影ではない。キーワードが似てるだけ。
ここに描かれてるのは影・陰そのものではなく、表に出すわけにはいかないから結果として影に見える光。決して「善」ではないが光は光で、どこまでも純粋な光ではある。あまりにも純粋すぎて善悪がない。
そもそも善悪は問題ではなく、そこに求めるものがあるから、明らかにしなければいけないものがあるから、自分の生の意味があるから光を追う。
誰もが勝手に生の意味を見出し、意味とはその人が見出すしかないから勝手も何もない、という考え方。美しいか美しくないかを決めるのも自分自身だという姿勢で一貫している。
だからこそ、結構なことをしているのに、むごさとか悲惨さは全くない。あわれの気配だけはうっすらある。
全体的に不思議な書き方で、他に類するものがない。例えるなら他の作品よりブラックホールや深海という自然科学の表現になってしまう。
ただ、『蜘蛛の糸』の感じはある。極楽から垂らされる蜘蛛の糸とその顛末を見つめるまなざしと余韻、含まれるあわれの感じ。無情感ほど達観はしておらず、しかしどこまでも極楽目線というか……。


長所・得意、技術的な特徴
理屈ではなくパッション、しかし過不足なく成立させていく技術こう書いている、という創作の技術的なことが全く見えてこない星回り。完全にパッションで書いていて、理屈ではないということか……。
しかし作品としてわかりづらいということは一切なく、説明なども入れるべきタイミングで適切に入っている。
自分の中に常に物語の完全な姿があり、「こう書かれていてほしい」「本来この物語のあるべき姿はこうである」が強いため、頭で考えるまでもなく「ここで説明するのはもったいない」とか「ここで説明しとかないと映えない」とかを自然と配置できてしまっている感じ。
最新の話から読んでも頭に入るし、その上で冒頭から読んでも成立するあたり、あまりにも理屈じゃなさすぎて、逆に順序が大事じゃないものを扱うのが得意なのかもしれない。
水瓶座とか山羊座が強いと理屈っぽく話を組むが、青波は対面で向き合ってる蟹座と獅子座。水瓶座の要素はちょこちょこ見えるも、一番遠いからこそ理屈なしで行けてしまう、トリッキーな書き方をしている。
これは書き慣れてこないと成立が難しい書き方ではある。基礎からめちゃくちゃ遠いから……。他の人が同じことをやろうとしても難しいだろう。理屈じゃないから他人に説明もできないし……。


短所・苦手、改善点
改善の余地はない。苦手な部分は切るしかない。生活感? 知らない子ですね。得意なものと苦手なものがあまりにもはっきりしすぎている。
それ故に改善の余地はないというか、苦手な部分は切るしかないタイプ。
特に、生活感が強いものはものすごく苦手。
毎日作ってるお味噌汁今日もおいしいね、みたいな、優しくてなんてことのない日常とか、ああいうものを作品として拾い上げるのは無理。
あれを面白く書けるひとはそもそもごく一握りではあり、なおかつ得意な人はめちゃくちゃ得意なんだけど、青波はそこから一番遠いことがはっきりしている。
「生活」「日常」は乙女座あるいは牡牛座の領分なのだけど、青波、どっちもほとんど見えてこないため……。
逆に「日常」から離れた「荒んだ暮らし」なら行けちゃうかも……? 自分の限界に挑むとかね!


ものづくりの展望
自分のやりたいことをやるしかできない。味変もごく局所的基本的にピーキーなので尖った方向でしかやることない(断言)。
なので一般受けも狙うだけ意味がないし、狙わずに自分のやりたい放題やった方が不純物が少なくなって読みづらい要素が減り、結果的に読みやすい話に分類されていく。
黒の着物の例のように、とにかく「普段」からはかけ離れてる、日常から遠すぎる存在。当たり前のことを描くのが苦手すぎる。そもそも獅子座ってナチュラルさからは一番遠い星座なので。
逆に、当たり前でないものの中にある微妙な平凡さ、身近さは描ける。非日常の中の日常はむしろ得意分野。
たとえば、主人公(ヒーロー)のあり方に影響はしないけど、主人公が何だかんだ人間であることを示してくれるタイプのヒロイン(あるいは家族や友人)にバリエーションをつける、みたいな形で考えてゆくことで味変できるかも。
そして、それこそが青波に描ける範囲の「日常」かもしれない。主人公がヒーローであることは書いてる本人にも変えられないので……。


向いているジャンルなど
ドーパミンやアドレナリンがガンガン出て瞳孔が開く、非日常で寿命を削るもの星の配置的に、具体性が低く抽象度が高い。
ドーパミンやアドレナリンがガンガン出て瞳孔開くようなものは全て得意。日常には向いていないが、つまり非日常が得意で、扱うものが寿命を削るタイプならなおさら向いている。
「人生をかけた恋」「命をかけたギャンブル」「新大陸を求めて」「片道限りのロケット」「深海行」などなど、命さえかかってれば割となんでもあり。
子育てものも実は相性がいい。「これからどうなるかわからないもの」なので。ただ日常・生活感が存在しない以上、独特な感じになるのは間違いない。逆にどんなものになるか見てみたいかも……。
ものを作る、生み出す人を題材にするのもよい。彫刻家とか建築、あるいは科学者も。科学って浪漫がないとできないし、未知を追い求める人を描くのはかなり本領。
「未知」自体は射手座のキーワードだが、青波の星回りに射手座がいて、獅子座も得意分野。「既存のものでは満足できない、最高の理想を体現する」みたいなイメージ。
未知ではある、だが絶対に「ある」、という確信があるのが獅子座。確信があるから行動できる。
それは勇気ともいうし、無謀ともいえるが、実現できようができまいが、それを自分がやろうと思えたこと自体に価値を置き、そのためならこの身が滅んでも構わない、みたいなところが獅子座にはある。
だから、どんな状況でもまんざらでもない雰囲気が出て、まんざらでもないから悲壮さがない。だから読者も「面白がっていいんだな」と思いながら読める。
いわゆる闇の人ではない。一緒に苦しくなって楽しむコンテンツを提供するタイプではない。
大事なのは書き手のどきどきわくわく。それさえあれば、明るい方面にも陰のある方面にも舵を切れる。ただ、獅子座にありがちなとびきり明るいor暗い、という色は出ない。
何を書こうとしてもそうなるので、特別意識することは何一つなくて、書き手自身がどきどきわくわくはらはらしているのが一番大事。書き手自身も書いてみないとわかんないので。
結果として、書けるジャンルを勝手に書いていくだけ。やりたいことを粛々と続けてさえいけば、結果的に発展性が出て、書いていて楽しいものになる。


活動、宣伝について
絶えず活動していれば自然と輪が広がるが、手の届く範囲に余すとこなく届ける気持ちは忘れずに自己完結できてしまうのが長所。
続けていくうちに存在を知られ、ひょんなタイミングで手にとってもらえることがあるし、その縁を伝って新たな人の目にも届く。
そのため、同じ場で作品を発表し続ける、例えばハンドルネームを変えないなど、「認識してもらえる」ようにするのが大事。
爆発的に跳ねるのは難しく、ツイッター芸人などには向いていない。機動力と言葉の扱いは双子座の領分のため。
獅子座はいつだって自分の中の真実を話し、確信で動くだけ。ただ、時代に合わせて立ち位置を変えて上手いこと立ち回るのは難しい。
とはいえSNSは学習していけば使えるタイプ。対面に木星の水瓶座がいて、ちゃんと「宣伝・布教」の星として働いているため。
誰が想定読者なのかは考えよう。昔から顔を知っている人、程度のくくりでよい。彼らが見落とさない程度の頻度で告知を打っていくべし。新規獲得より、一旦入った人を取りこぼさないことが大事。


その他アドバイス
生命力は一番大事。行き詰まったら水瓶座に目を向けよう生命力と創作効率が直結するタイプ。やる気は全て生命力に依存しているから、モチベーションが落ちてたら睡眠取ってご飯食べて。生命力が戻れば自ずと創作が可能になる。
対面の水瓶座のやり方は参考になるので、行き詰まりを感じたら広く意見や感想を求めてみたり、水瓶座らしく動いてみるといいかも。どうせ最終的には絶対に獅子座に戻ってくるので。


以上、水煮さんの鑑定内容まとめでした!
まとまっていない書き起こしは >>2453 。ちょっと削ったりしてるけれどほぼ聞いた通りだと思います。
総じて「獅子座らしい」んだけど獅子座のセオリーとはところどころ決定的にずれている感じが面白かったです。
もしかすると、青波はどこまでも「絶対的獅子座」であって「相対的獅子座」ではない、みたいな感じなのかも……。
自分自身、の話に終始しているうちはどこまでも獅子座らしいんだけど、他と比較したり相対化したりすると途端に獅子座らしさが薄れるような感覚が印象的でした。
ともあれ、自分の信ずるところを行っていいんだ(むしろお前はそれしかできないよ)、というのを客観的に示してもらえたのはかなりいい経験だったと思います。
とりあえず生命力をキープしながらこれからもバリバリ創作していくぞ~~~~!! 獅子座ブラックホール、していきます。

水煮さん、今回は本当にありがとうございました!
また今度は創作からちょっと離れたところも含めて見ていただきたいなって思っています……!
畳む


#占い

創作

最近自分で書いたものの感想をいただけることがちょくちょくあり、嬉しいな……!
自分で書いたもののこと、本当に自分が一番よくわかってないので、どう見えているのかを教えてもらえるのはとてもとてもありがたい。
何より読んだということは、手にとり(あるいは見つけて)、なおかつその人には物語として読めているし、感想を書いてくれる程度には何らかの印象に残ったということなので、それって本当に素敵な巡り合わせだと思うため!

創作

具合があまりよくないのとお仕事の進捗ヤバいためメンタル下がり気味ではあるが、前向きに生きてゆくぞ!
ちょっとコミュニケーションに難があるタイプなのでどうしても積極的にどうこうが難しく、しかしそれを求められてるフェーズなのであわわわわ。
今日は仕事のあとになんかめちゃくちゃハッピーな予定があるのでそこまで元気に過ごしたくはある!!!

いま

作業通話させていただいて少し作業進んだのでヨシ!!!
やりたいことの四分の一しかできてない気はするが、追加作業がいったん終わったので……ヨシ!!!!

作業