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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

創作372件]30ページ目)

レクター博士について調べてて何となく考えてたんだけど、Xに脱走の意志がないのかというと、まるでないな……。
仮に無防備に研究室の扉を開け放った状態でXを一人で放置したとして、「私」が帰ってきたときには出て行った時と同じ姿勢でXが座ってるところしか想像できない。X……お前ってやつは……。
その姿、「待て」を命じられた、よくしつけられたおいぬのごとし。リード要らず。
(この前書いたいまさら文芸部の原稿だけは、Xが帰宅拒否犬をしていたが、あれは例外なので)
外に未練が無さ過ぎるんだよな~。帰る場所があるわけでもなく、行きたい場所があるわけでもない。
会いたい人は何人かいるけど、今の自分が会いに行ってもきっと喜ばないだろうな、って思ってるし。
Xは、あの研究所にいる分には、いたって大人しい、ただの冴えないおじさんだということがよくわかる。

#無名夜行

ちなみにレイニータワーの叔父さんも別に脱獄はしない。お前ら、もうちょっと外に出ようとする意志を持て。

創作

>>560
どうでもいい補足として、『レイニータワーの過去視』の英語サブタイトル「The Silence of the Visionaries」はがっつり『羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)』から来てたりする。そういう話であるため。

実は自分で書いた小説につける英語サブタイトル、映画タイトルを元にしているものがちょこちょこある。
タイトルの参考にした割にどれも実際に見たことはないし、単なる語感から取っているため映画の内容にもかすってないわけだが……。

『彷徨舞弄のファンタズム / The Legend of the Romancer on the Ocean』は『海の上のピアニスト』。
映画のタイトルは「Legend of 1900」なんだけど、サウンドトラック内の曲名として存在する「The Legend Of The Pianist On The Ocean」から取ったはず。
さっき、映画の内容かすってないって言ったけど、船から降りられない(陸に存在できない)ひとの話だからある意味間違ってないでは……? 見たことないけど何となく話に聞く感じ。
なお曲は演奏したことある。(そういうの多いんだよな)

『はらわたの散歩者たち / The Knight Errant in the Dark』は見た通り『ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)』。
こっちは本当にかすってもいないんじゃないかな……そもそも映画の内容を本当に何一つ知らないのだが、怖い(色んな意味で)という話は聞いている……。

あとこれは映画じゃないけど、『空言ミストノーツ』のAct1タイトル「Vector to the Azure」はキングダムハーツ2のサウンドトラックに存在する曲名「Vector to the Heavens」から来てたりする。
英語わからんので、わからんなりに、色んな所から引っ張ってきているのだなあ。

創作

やっぱり自分、ミステリと呼ばれるジャンルがめちゃめちゃ好きなのかもしれんな!
(色んなおはなしを読みながら改めて感じたこととして)
もっと正確に言うなら「謎を解き明かす手続き」みたいなものが、好き……。
実際にミステリとして成立しているかどうかは一旦横に置いて、物語上そういう謎解きの手つきを感じただけで「好き……」ってなっちゃうところ、ある。

その、謎解きの手続きの中においては人の感情ですらも「手がかり」でしかない、というか。
「こう思ったからこうなった」という、出来事全体を描き出すパズルのピースに過ぎない、みたいな感じというか。
そういう手つきが好きなため、ことミステリにおいては、登場人物が感情で動くこと自体は「パズルのピース」なのでそこまで気にならないのだけど、そのパズルを組み上げる側である語り手と解き手が過度に感情的な話は好きでないというところ、ある。
自分はミステリに関しては人の感情が交わるところを見たいのではなく、謎解きの手続きが見たいため……。

……いや、ミステリに限らず、あんまり感情的なキャラ好きじゃない気がしてきたな。
自分で書いてても感情だけで動けるキャラ書けないのがいい例じゃないか……?
感情を排したキャラはそれはそれで微妙なのだけど、それはそれとして感情をがんがん出してくキャラ、匙加減難しいな~とよく思う。その感情がプラス方向にせよ、マイナス方向にせよ。
というのはミステリとは関係のないあざらしの嗜好のはなし。

ともあれ、そんなわけでペーパーウェルの話はちょっとだけ日常の謎風味だったのだなあ。
好きなものを好きなように書くと、何となくこういう話の方向性になる。
ちょっとした謎がどこかにあって、それが解かれるのを見るのが好き、ということ……。
(その「正しさ」については特に興味がなく、手続きが行われるというのが大事なところだと私は思う)
今回の場合、せっかく謎解き役できそうなXがいたんだし……(Xはあざらしの中で洞察力という点ではレベルが高めに設定されてるため)

なおXと同じ属性のキャラとして『レイニータワーの過去視』の「叔父さま」がいる。どっちも犯罪者で囚人なあたり、完全にあざらしの……趣味……。
多分、聞きかじったことで生まれた、「檻の中の安楽椅子探偵」としてのハンニバル・レクターに対するあこがれみたいなものある。羊たちの沈黙、見たことも読んだこともないけど、だからこそ存在する安楽椅子探偵的犯罪者に対するあこがれ……。
あるじゃん……聞きかじった情報だけで勝手に想像膨らませちゃうの……それだよ……。
Xはまさしくその「檻の中の安楽椅子探偵」の流れを汲んでるんだけどやってることが謎解きじゃない。素質を生かしてやれず悪かったな。

ただ、ミステリっぽい話をやるには事件ないし謎めいた出来事が必要で~それを考えるのが難しくて~。
そんなこと言ってるからとけうさが止まってるんだよ! わかってるぜ!!

創作

ペーパーウェルのもろもろ!!



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BOOTHはここ。
緑の目の怪物
(BOOTH - シアワセモノマニア出張所)
https://happymonomania.booth.pm/items/38...

エブリスタで直接読む場合はこっち。
緑の目の怪物
(エブリスタ)
https://estar.jp/novels/25974773

無名夜行シリーズ。「俺」=プロジェクトの新人視点のおはなし。
何となくテンション高くて中身もゆるふわで、書いてて楽しかったな~。
9月までに新人のお話を溜めて本にしたい( >>520 )のでがんばるぞ!

創作

7月のノベルバー後継企画が「文披31題」となったそうなので楽しみだな~!

この前も言った通り、無名夜行の番外編をやろうかなと思っている!
今まで通りの「私」とXの話を中心に、ちょっとだけ他のスタッフたちの話も盛り込めるといいな~という感じ。
異界を垣間見るというシナリオ構成上、かなりお題の消化がやりやすくて助かるであるな……。

創作

Xは触るとぬくいため、冬場にお部屋に置いておきたい。(インテリアか何かか?)

それはそれとしてあの研究所、たぶん空調ちゃんとしてるからXは一年中同じ格好してるんだろうな~ということを考えていた。Xが着ているのは着古したトレーナーに余裕のある作りのズボンであるという記述をどっかに書いた気がするため、だいたいそんな感じ。ざっと調べたところ、死刑囚って、紐さえついてなきゃ服装に制限ほとんどないとかなんとか……。
なおスタッフたちは研究室に入る前にロッカールーム的なところに荷物を置いてる想定。上着なんかもロッカーに置いてくので、研究室ではみんな身軽な格好をしている。あと白衣。
情報漏洩の防止のため、スマホとか通信機器や記録媒体は研究室には持ち込めないのではないかなと思っている。死刑囚であるXがスマホなどの通信機器を奪って外に連絡取る可能性があるのもヤバいため、そのあたりはかなり厳密。
(このあたりの事情により未だXはスマホを見たことがないのだが……)
基本的には飲食も研究室では禁止。この前書いた奴では例外的にご飯食べてたけど、あれは「例外」であるというのが大事なとこであるため。

#無名夜行

創作

無名夜行メインとなるスタッフのイメージがだいたい決まった、気がする。
お名前も決めてぐっと解像度が上がったけど、それはそれとして本編にお名前は出てこないのだな……。

#無名夜行

創作

前にも書いたけどXは夏が好き。
別に春も秋も冬も嫌いではないけど、特にどれが好きかと言われれば夏と答える人。
あんな暗い顔した冴えないおっさんが夏男なのめちゃめちゃかわいいと思うから……。(そんな理由かよ)
夏。晴れた空の色とか、日差しの生み出す明暗の濃さとか、雲の質感とか、夕立前の空気のにおいとか、風鈴の音色、かき氷の素朴な味わい、扇風機の風の気配、クーラーのありがたさ……。
そういうものをXは何となくよい体験として捉えており、そういう感覚がある人であることを、「私」は妙な感慨を持って受け止めるのだ。

というわけでノベルバーの後継企画が7月にあるため、無名夜行でやるかな~と思っている。
夏だ! Xが好きな季節だ! 嬉しいねX!
「私」とXだけで三十一エピソード捻出できる気が微妙にしないので、今度はスタッフたちのオムニバスな話にしよかな……。
でも「私」とXの話は書きたいのでうーんうーんとしている。まだ時間あるからのんびり考えよう。

#無名夜行

創作

そうそう、あたらしい名刺来た! うれし!
20220515224612-aonami.jpg
前回とデザインは変わってないんだけど、カラーリングと文面がちょっぴり変わってる。
イラスト使うと詐欺っぽくなっちゃうので名刺はデザインものと決めている……。
今回の印刷所はグラフィックさん、紙はOKウルトラアクアサテン180kg。
紙がつるつるで手触りよくうれしいな~。発色もよい!
(画面で見るとちょっとカラー変わっちゃってるが、もうちょっと落ち着いたブルーである)

イベントで配るほか、通販で同梱できたらいいな~。
最近名刺配るのさぼってたから、少しずつ配っていけるといい。

創作

血液型占いは星座占いより嫌いな人多いから(それはわかるしあざらしも現実では信じてないが)あんまり大っぴらには言えないけど、雁金は獅子座A型の権化であると感じており、権化だな……を噛みしめている。

そもそも雁金が獅子座A型なのはあざらしがそうだからで、特に何かを意識したものではないというのが大前提にあるのだが……。

前にどっかで見た「獅子座A型、獅子座のよさが死ぬんだよね……」みたいな記述がめちゃめちゃ頭に残ってて、それがいっそ愛しくなっちゃってる自分がいる。出典はわかんないけど、そもそも星座+血液型占いなどあてにならんというのが前提の話のため大目に見てほしい。
なんというか、A型の几帳面さ慎重さと、獅子座のどーん! ばーん! 見て見てー!!な感じが噛み合ってない感じというか。
根底は熱血なのについつい表面上冷淡にふるまっちゃう感じというか……それでちょっと後悔しちゃったりとか……。
人好きだけど人の中にい続けるとしんどくなっちゃう感じとか……でも人がいないと生きてけないとか……(何せ獅子座なため)。
獅子座のプライド高さが悪い方に出がちだったり、何かこう、どうして不器用!!! ってなるのが獅子座A型かなと思ってて。
獅子座の熱、確かに持ってるはずなんだけど、それがなかなかうまく表面に出せないという印象、ある。

雁金……(そうは言ってるがつまりお前もそうなんだよあざらし……)。

#占い

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