2024年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
やあ、あざらしだよ。こっちはScentlyさんでお願いした鏑木のイメージ香水だよ。
(この場合の鏑木は『庭師は何を口遊む』HO1のチーフ鏑木のことだよ)
そうなんだ、ついに頼んじゃったんだ。届いてることに気づいたときちょっと「ひえっ」てなったよ。もうちょい遅いかと思ってたから……。
このお手紙のバーの色味はあざらし指定だけどかなり鏑木の色だと思うのよね。銀と薄青。
畳む
今日も今日とて数時間うろうろしたのちに、勇気を出してお試し!
意外と甘……いや違うわあざらしの「甘い」の幅がガバいだけだこれ、おそらく香水としては全然甘くない部類だこれ。
どちらかというと甘いってより「華やか」って感じかな、もうちょっと落ち着いた感じのが来るかと思ったから意外だった。
ただ、何となくちょっと癖があるというか、苦みがあるかな……、うーん、植物っぽい気配だけど花の感じではないし、言うてウッディというわけでもないなこれ何だろ。果物かな?
というわけで答え合わせ。
トップノート:マージョラム、ベルガモットなど
ミドルノート:ナツメグ、バジル、クローブリーフなど
ラストノート:ベチバー、シダーウッド、パチュリなど
畳む
トップノート、ベルガモットか~~~~! なるほど鮮やかで華やかな、でも苦みがある感じ……!
解釈がすごくおいしい。最初の印象として「苦みがあり、棘がある」の感じを選んでもらったの本当にありがたい。
そして最後に出てくるのがシダーウッドであるところがさぁ……もうさ……。
最初にぱっと鮮烈な印象が来て、そこからゆっくりと静かな感じになっていくというか、外向きのトゲトゲしさから本来の気質である真っ直ぐに背筋を伸ばしてる感じに収束するの、めちゃくちゃいいな~。鏑木なるものよ……。
いいものを作っていただいたな~。これからの季節は冬、鏑木の季節であるからね、これで少しばかり勇気をもらいながら生きていくよ……。
#香水
(この場合の鏑木は『庭師は何を口遊む』HO1のチーフ鏑木のことだよ)
そうなんだ、ついに頼んじゃったんだ。届いてることに気づいたときちょっと「ひえっ」てなったよ。もうちょい遅いかと思ってたから……。
このお手紙のバーの色味はあざらし指定だけどかなり鏑木の色だと思うのよね。銀と薄青。
畳む
今日も今日とて数時間うろうろしたのちに、勇気を出してお試し!
意外と甘……いや違うわあざらしの「甘い」の幅がガバいだけだこれ、おそらく香水としては全然甘くない部類だこれ。
どちらかというと甘いってより「華やか」って感じかな、もうちょっと落ち着いた感じのが来るかと思ったから意外だった。
ただ、何となくちょっと癖があるというか、苦みがあるかな……、うーん、植物っぽい気配だけど花の感じではないし、言うてウッディというわけでもないなこれ何だろ。果物かな?
というわけで答え合わせ。
トップノート:マージョラム、ベルガモットなど
ミドルノート:ナツメグ、バジル、クローブリーフなど
ラストノート:ベチバー、シダーウッド、パチュリなど
畳む
トップノート、ベルガモットか~~~~! なるほど鮮やかで華やかな、でも苦みがある感じ……!
解釈がすごくおいしい。最初の印象として「苦みがあり、棘がある」の感じを選んでもらったの本当にありがたい。
そして最後に出てくるのがシダーウッドであるところがさぁ……もうさ……。
最初にぱっと鮮烈な印象が来て、そこからゆっくりと静かな感じになっていくというか、外向きのトゲトゲしさから本来の気質である真っ直ぐに背筋を伸ばしてる感じに収束するの、めちゃくちゃいいな~。鏑木なるものよ……。
いいものを作っていただいたな~。これからの季節は冬、鏑木の季節であるからね、これで少しばかり勇気をもらいながら生きていくよ……。
#香水
ここに、Xに手軽に投げられるボタンつけられるならつけた方がいいかもな~、生存報告!
Xそのものをあんまりちゃんとは使えてないけど、ある程度オープンにしていった方がいいのは感じる~!
少しずつよりよくしてゆきたい。
(この日記に、直接リアクションできるようなものをつける気は全然ないんだけど! 反応を気にせず書けてるからこそのびのび書ける側面もあるため……)
Xそのものをあんまりちゃんとは使えてないけど、ある程度オープンにしていった方がいいのは感じる~!
少しずつよりよくしてゆきたい。
(この日記に、直接リアクションできるようなものをつける気は全然ないんだけど! 反応を気にせず書けてるからこそのびのび書ける側面もあるため……)
今度無名夜行の300文字ポスカセットとか作るなら、封筒を自分で作るのありだなあ。
たぶんA4の紙からポスカサイズの封筒は作れそうなので。
かわいい紙かなり手放しちゃったのが痛いな~また今度、少し余裕が出てきたら探してこようとは思う。
ミランダの紺色あたりがいいかな、無名夜行なら……。封蝋を塗るための銀色のペンはあるので書くのには困らないし。
たぶんA4の紙からポスカサイズの封筒は作れそうなので。
かわいい紙かなり手放しちゃったのが痛いな~また今度、少し余裕が出てきたら探してこようとは思う。
ミランダの紺色あたりがいいかな、無名夜行なら……。封蝋を塗るための銀色のペンはあるので書くのには困らないし。
無名夜行04、11エピソード収録予定!
とりあえずこれでほぼ書きためてたやつはおしまいなので、しばしお休みも妥当のラインと考える~。
Xがどうして殺人鬼をしてたのか、「私」の探し物は見つかるのか、そういうのをオープンにする話も少しずつ盛り込みたいな~とは思いつつ。前者は微妙に04で語られるのであとはやはり「私」の話を少しずつしてゆきたいな!
あと05、06くらいで一旦締めたいかな~とも思うのだけど、書ける限りは書きたいからこれはあくまで今のところそういう気持ちという話!
とりあえずこれでほぼ書きためてたやつはおしまいなので、しばしお休みも妥当のラインと考える~。
Xがどうして殺人鬼をしてたのか、「私」の探し物は見つかるのか、そういうのをオープンにする話も少しずつ盛り込みたいな~とは思いつつ。前者は微妙に04で語られるのであとはやはり「私」の話を少しずつしてゆきたいな!
あと05、06くらいで一旦締めたいかな~とも思うのだけど、書ける限りは書きたいからこれはあくまで今のところそういう気持ちという話!
『激突!アヒルバトラー EXTRA STAGE』(ダッケスト/卜部卜伝さま)
https://5chika37.booth.pm/items/6298490
やったーーーーアヒルバトラーの本だ!!!!! アヒルバトラーが漫画になってる!!!!!
そしてこう、アヒルバトルって何だよ、ってツッコミを入れる隙間を与えないホビアニ展開が上手すぎる。めちゃくちゃきっちりホビアニをやってて、その文脈をこのページ数にきっちり収めてくるのすごい。
この「相棒」とともに生きていくんだ、というテーマを一貫して貫く感じ、まさしくホビアニとして完璧なんですよね。アヒルバトルで何やってるのか、どういうルールなのか、ほんとは何もわかってないけど、そういうものだな、という謎の納得を押し通せるのすごいぜ……。
あと、アヒルバトルだ!ってなった途端にちゃんとお湯用意してるの、シリアスな文脈なだけに笑っちゃった。そうだよね、アヒルちゃんを使うアヒルバトルは本来的にお風呂でやるものだからね。
そしてマリンちゃんかわいい~~~~!!!! あざらしは卜部さんの描かれるガールが本当に好き(なのでミルフイユちゃんのご本もめっちゃよかったです……ありがとう……)。
いや~~~~めちゃくちゃいいものを見せていただきました。満足度が高い。Ⅹでも全文公開されてるんですが、本の形で手に取れてよかったな……。
なお、そもそもアヒルバトラーって何?って聞かれるとアヒルバトラーですが……ってしか答えられないんですが……。なおあざらしは実際にアヒルバトルを経験はしてないです(アヒルバトラー島行きたかったけどさあ!!!)
正確な経緯は実はあざらしよくわかってないんですが、広義の定期ゲーであるシマナガサレで湧いて出たホビアニ概念であるという認識をしています。何?
とはいえ概念それ自体はオリジナル概念なのでつまりアヒルバトラーの本はコミティアで買える。最高。
#同人誌感想
https://5chika37.booth.pm/items/6298490
やったーーーーアヒルバトラーの本だ!!!!! アヒルバトラーが漫画になってる!!!!!
そしてこう、アヒルバトルって何だよ、ってツッコミを入れる隙間を与えないホビアニ展開が上手すぎる。めちゃくちゃきっちりホビアニをやってて、その文脈をこのページ数にきっちり収めてくるのすごい。
この「相棒」とともに生きていくんだ、というテーマを一貫して貫く感じ、まさしくホビアニとして完璧なんですよね。アヒルバトルで何やってるのか、どういうルールなのか、ほんとは何もわかってないけど、そういうものだな、という謎の納得を押し通せるのすごいぜ……。
あと、アヒルバトルだ!ってなった途端にちゃんとお湯用意してるの、シリアスな文脈なだけに笑っちゃった。そうだよね、アヒルちゃんを使うアヒルバトルは本来的にお風呂でやるものだからね。
そしてマリンちゃんかわいい~~~~!!!! あざらしは卜部さんの描かれるガールが本当に好き(なのでミルフイユちゃんのご本もめっちゃよかったです……ありがとう……)。
いや~~~~めちゃくちゃいいものを見せていただきました。満足度が高い。Ⅹでも全文公開されてるんですが、本の形で手に取れてよかったな……。
なお、そもそもアヒルバトラーって何?って聞かれるとアヒルバトラーですが……ってしか答えられないんですが……。なおあざらしは実際にアヒルバトルを経験はしてないです(アヒルバトラー島行きたかったけどさあ!!!)
正確な経緯は実はあざらしよくわかってないんですが、広義の定期ゲーであるシマナガサレで湧いて出たホビアニ概念であるという認識をしています。何?
とはいえ概念それ自体はオリジナル概念なのでつまりアヒルバトラーの本はコミティアで買える。最高。
#同人誌感想
『一六五大橋の土産話 史上最低の無理心中』(URN(骨壺)/宮沢 原始人さま)
https://urn.booth.pm/items/6200376
「歓楽街でホストと風俗嬢がトラブルになり借金を残して心中するかんじの現代伝奇風ホラー」と説明があるんですけれども、確かにそうだけど……そうだけど……!?ってなるの本当にアオリが上手いな~と唸ってしまいます。
史上最低の無理心中、最初から最後まで読めば言葉通りではあり、けれどもその「無理心中」に至るまでのストロングO太郎の有様、彼と「彼女」がたどった経緯と、まさしく物語の中では異様な「エキストラステージ」である最終話、でもそれが彼にとっては必要であったこと。
何よりもこれが「喜劇」と銘打たれている、ということ……。唸り続けています。
以下ぼんやりと取りとめもなく感想。
宮沢さんのお話は読んでいてどうにもひりひりする、何なら直接的に心に踏み入ってくるような、柔らかなところ、あるいは後ろ暗いところを暴き立てる側面がありながら、エンターテインメントでもあるというところが本当にすごいと思っていて。故にこそ心惹かれる、覗かずにはいられない、そして自分自身にも何かを突き付けられる、そういうところがあるな……と思っています。
一六五という街の猥雑な賑やかさ、乱痴気騒ぎの雰囲気、常にハレとケが入り混じっている感じというか、その境界線があやふやな感じにひとつの「舞台」を感じます。まさしく心中劇の「舞台」であり、儀式の場でもある、ような。そもそも舞台ってどこか儀式と結びついているものだものなぁ、みたいな感慨……。
そんな、その舞台の上の人間たちにとっては日常となってしまっている乱痴気騒ぎの中で、一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、ばらばらであったさみしい人たちが手を取り合った感じ、きっとほとんどの人にとっては忘れ去られてしまうようなもの(それこそストロングO太郎があの末路をたどったように……)、でも、その瞬間は確かにあったんだ、ということに思いを馳せます。
全てが全て「どうにかなる」わけなんてなくて、でも、そこには足掻いたひとがいて、その足掻きを受け止めたひとがいて、そんなこと知らないけど、でもふと、そこに手を伸ばしたひとがいて。
いろんな人たちがちょっとずつ絡み合って、あの物語が出来上がっているということ、そこには確かに一抹の煌めきのようなものがあるのだよなあ……、みたいなことを、延々と思っています。
喜劇、喜劇であるな……。お筏ちゃんがそうであったように、ストロングO太郎もまた、それを「悲劇」にはしないということ。できない、なのか、しない、なのか、それは正直あざらしには判別しかねるけど、でもエキストラステージで舞台に立ち、全てをぶちまけて、その果てに笑いを得たこと、それが彼にとって必要だったということ、それを思うんですよね……。
あと二色刷りになるところが、「お筏ちゃん」の登場した瞬間からお筏ちゃんを葬るところまでであるところが最高すぎて延々と噛み締めてしまいます。
あの時点で「こちらがわ」と「あちらがわ」の境界線を踏み越えたというか、正しくは境界線を踏み越えようとする中間地点でとどまっている感じ、物語中でも言及されていた、事物の超自然的見当識喪失の只中にある感覚というか……。
ハレの舞台であり、それ自体がひとつの異界であり、お筏ちゃんという存在に支配されている場であり、それをぶち破って現実に引き戻す(あるいは引きずりおろす)までの手続き。
漫画、という形であるからこそ、それも紙に印刷された本であるからこその壮絶さというか……。迫力が直に伝わってくる感じが、本当にすごいなと思うのです。
(もちろん電子書籍でも全然可能だとは思うのですが、紙の感じ、印刷として載せられた粒子の感じというか……、「手触り」も含めての感触だなあ、と紙の本を好むあざらしは思います)
畳む
#同人誌感想
https://urn.booth.pm/items/6200376
「歓楽街でホストと風俗嬢がトラブルになり借金を残して心中するかんじの現代伝奇風ホラー」と説明があるんですけれども、確かにそうだけど……そうだけど……!?ってなるの本当にアオリが上手いな~と唸ってしまいます。
史上最低の無理心中、最初から最後まで読めば言葉通りではあり、けれどもその「無理心中」に至るまでのストロングO太郎の有様、彼と「彼女」がたどった経緯と、まさしく物語の中では異様な「エキストラステージ」である最終話、でもそれが彼にとっては必要であったこと。
何よりもこれが「喜劇」と銘打たれている、ということ……。唸り続けています。
以下ぼんやりと取りとめもなく感想。
宮沢さんのお話は読んでいてどうにもひりひりする、何なら直接的に心に踏み入ってくるような、柔らかなところ、あるいは後ろ暗いところを暴き立てる側面がありながら、エンターテインメントでもあるというところが本当にすごいと思っていて。故にこそ心惹かれる、覗かずにはいられない、そして自分自身にも何かを突き付けられる、そういうところがあるな……と思っています。
一六五という街の猥雑な賑やかさ、乱痴気騒ぎの雰囲気、常にハレとケが入り混じっている感じというか、その境界線があやふやな感じにひとつの「舞台」を感じます。まさしく心中劇の「舞台」であり、儀式の場でもある、ような。そもそも舞台ってどこか儀式と結びついているものだものなぁ、みたいな感慨……。
そんな、その舞台の上の人間たちにとっては日常となってしまっている乱痴気騒ぎの中で、一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、ばらばらであったさみしい人たちが手を取り合った感じ、きっとほとんどの人にとっては忘れ去られてしまうようなもの(それこそストロングO太郎があの末路をたどったように……)、でも、その瞬間は確かにあったんだ、ということに思いを馳せます。
全てが全て「どうにかなる」わけなんてなくて、でも、そこには足掻いたひとがいて、その足掻きを受け止めたひとがいて、そんなこと知らないけど、でもふと、そこに手を伸ばしたひとがいて。
いろんな人たちがちょっとずつ絡み合って、あの物語が出来上がっているということ、そこには確かに一抹の煌めきのようなものがあるのだよなあ……、みたいなことを、延々と思っています。
喜劇、喜劇であるな……。お筏ちゃんがそうであったように、ストロングO太郎もまた、それを「悲劇」にはしないということ。できない、なのか、しない、なのか、それは正直あざらしには判別しかねるけど、でもエキストラステージで舞台に立ち、全てをぶちまけて、その果てに笑いを得たこと、それが彼にとって必要だったということ、それを思うんですよね……。
あと二色刷りになるところが、「お筏ちゃん」の登場した瞬間からお筏ちゃんを葬るところまでであるところが最高すぎて延々と噛み締めてしまいます。
あの時点で「こちらがわ」と「あちらがわ」の境界線を踏み越えたというか、正しくは境界線を踏み越えようとする中間地点でとどまっている感じ、物語中でも言及されていた、事物の超自然的見当識喪失の只中にある感覚というか……。
ハレの舞台であり、それ自体がひとつの異界であり、お筏ちゃんという存在に支配されている場であり、それをぶち破って現実に引き戻す(あるいは引きずりおろす)までの手続き。
漫画、という形であるからこそ、それも紙に印刷された本であるからこその壮絶さというか……。迫力が直に伝わってくる感じが、本当にすごいなと思うのです。
(もちろん電子書籍でも全然可能だとは思うのですが、紙の感じ、印刷として載せられた粒子の感じというか……、「手触り」も含めての感触だなあ、と紙の本を好むあざらしは思います)
畳む
#同人誌感想
とりあえず期日が迫ってるものから順番にね!!