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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

映像51件]

夏なので夏SF書きたいな~
と思いながら最近インプットが足りないので、なんか夏っぽい話読みた……。

『タビと道づれ』。

二回くらい通して読んでるけどまた読みたいな……。
あれめっちゃ好きなんだよな、うっすらしんどい話ではあるんだけど。
でも、あれこそが、あざらしの好きな夏と幻想とSFを詰め込んだ感じなんだよなあ……。
その痛みも含めて、なんか、なんかね~~~~。

あと読み物だけじゃなくて、映像作品も見てゆきたいのだよな~。
夏休み、基本が夜卓なのは確定したので、昼間の数時間くらいひとりでゆっくり映像を見るターンにしたいかも。
それこそSFもので面白い映画とかあるといいんだけど……!

読み物,映像

突然ふっと思い出してID:INVADEDの話を始める人をしてるんだけど、ほんと、めちゃくちゃあざらしのツボだったんだよなあ……。
同時期におすすめされてデカダンスも見たしこれも面白かったんだけど、刺さって抜けなかったのはID:INVADEDの方なのも面白い。(デカダンスもID:INVADEDもアサツキさんから勧められて見ている)

映像

『ID:INVADED』
FILE:02 JIGSAWED II バラバラの世界
FILE:03 SNIPED 滝の世界
(FILE:04 EXTENDED 燃えさかるビルの世界)
FILE:05 FALLEN 落ちる世界
FILE:06 CIRCLED 円環の世界

卓をやる元気が足りないハレトキさんとあざらしによるID:INVADEDを見る回をしていた。
今日は2話から4話を飛ばして6話まで。
何故4話を飛ばしたかというとハレトキさんが墓掘りの犯行シーンが苦手だからなのだった。
あざらしは後で見よ~!
(あざらしもあの犯行シーン超苦手だけど、井戸の描写はかなり好きなため)

2話で鳴瓢秋人が初出。明らかに「酒井戸とは別人」とわかる声の演技最高にいいなぁ……となる……。
2話の時点でもう「5人殺した」って話をしてたんだな~! すっかり頭からすっぽ抜けている。
(この時点では鳴瓢さんが自殺教唆犯であるということはわからないため……3話ですぐわかったけど……)
3話で、ぽつ、ぽつ、と「花火師」を追い詰めていく語り方最高に物騒で良かった。かっこいいよ~(狂ってるけど!)。
ただ鳴瓢さん、あそこ「花火師」に完全に虎の尾を踏まれてたのもわかるため、もしそうでなかったら殺さなかったんだろうか……。いや、遠くないうちに殺したんだろうな……。
そして、本堂町ちゃんの思い切りの良さ、ヤバいよ~流石に2話でどうなったのかは覚えてたけど、いつ見てもヤバいよ~ってなる。
ここから6話まで一気に見て行くと、やっぱり当初から本堂町ちゃんにも「素質」があるんだよな、ということを噛みしめてしまう。
頭に穴を開けられた、だけで果たして説明がつくのだろうか。多分あれは本堂町ちゃんの元からの素質なんじゃないかな、というところ。
それにしても、酒井戸は鳴瓢秋人という人格を認識しないけど、鳴瓢さんは後から客観的に酒井戸を思い出せるのだよな~ということを思う。
眠っている間に現実と井戸の中の光景が混ざり合って、カエルちゃんの死に椋ちゃんを重ねていくとことかもうさ~!
酒井戸自身も鳴瓢さんの思考が全く反映されていないわけじゃない、というのがわかるところもまた……。
5話と6話の井戸の感じ好きなんだよなあ……、事件を解決することそのものよりも、ぽつぽつと語られる彼らの思いを受け止めていく感じ。
酒井戸は「名探偵」ではあるけれど、解決すべき事件があろうがなかろうが(解決が終わっていようが)、その場にいる人たちの話を聞く人ではあるんだよな……ということ……。
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そういえば、6話の辿り着かない円環の電車、実は無名夜行の根本的なイメージソースなんだよね。
「夜行」の名は元々百鬼夜行+夜行列車のイメージで、ただあざらしの中ではその「夜行列車」も、正確な夜行列車ではなくて、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』と、あとはあの……井波さんの井戸である、永遠に駅に辿り着くことのない、記憶の中の電車であったのだよな……。
リアルな質感を持ちながら、あり得ざるをするということ。
ちなみに鳴瓢さんをモデルにしたXは喋り方それ自体は酒井戸の方に近い。結構はきはきしている。ただテンションがかなり鳴瓢さん寄り。

映像

そろそろほとぼり冷めたと思うしいいかな、映画『犬王』の話……。
(ネガティブめな感想。作品に対するネガティブさというよりあざらしの感覚のネガティブさの話)

上映当時めちゃくちゃ評判がよかったんだけど、実はあざらしは面白さが全然わからなかった類のお話。
あの、二人の出会いから始まった物語がおしまいに向かっていく、そして最後の最後にもう一度その手を掴む、その感じはすごく好きなんだけど、どうもあんまり盛り上がることができなかった。
物語の背景的な部分をきちんと把握していない(あざらしは日本史・文化史が苦手)というのもあるのかもしれないけど、それを差し引いてもこう、要素要素には面白味を感じただけに、周りの人たちが「面白い」と言っていることがよく理解できなかったことにめちゃくちゃ落ち込んでしまったのだった。
あざらしの周辺で特に盛り上がっていたので、余計にね!

何か、周りが評価している物語に上手く乗れなかった感覚がある作品って結構あるのよね、あざらし……。
(有名どころだとエンデの『はてしない物語』。『モモ』は好きなのでどこが引っかかってるんだろうな……バスチアンの性格かな……?)
「面白くない」「悪い」という感想なのではなく、要素ひとつひとつは面白いんだけど、不思議と盛り上がれない、という類。
そういう作品、大体周りの人は楽しんでおり、おそらくあざらしの物語に対する回路が貧弱なんだと思って落ち込むのだよな……。
単に波長が合わない、というだけなのは思うのだけど、うーんうーん。

犬王、一番の感想は「これは舞台で生身の人間が演じてるところを見たい」なんだよね。
もちろん犬王の異形を表現するのは難しいのは当然として、それはそれとしてあれは、むしろ、生でやってほしい、というのが……うーん……うーん……。
「ライブ」の光景が、多分やや長尺で、かつリアルめな構成・描写だったから余計に、かもしれない……。
情景がリアルってよりも、尺の取り方とか、画面の構成とか、なんかこう……何……?
「これはアニメでやる必要があるのか?」が感想の第一に来てしまったんだよなぁ……。やや退屈さがあった。
歌はいいし、描かれる情景もいいのに、あざらしはまず退屈に思ってしまった、多分これに尽きるんだよな。そのための物語であるがゆえにこそ。
同じ尺であろうとも、絶対に舞台上の生身だったらそうは思わなかっただろう、と思わせる演出であるだけに。

多分すごい贅沢な感想なんだと思う。
でもあざらしは素直にそう感じた、ということを、この閉じた空間だからこそ記しておきたいと思う。
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映像

『ID:INVADED』
FILE:01 JIGSAWED バラバラの世界

久しぶりに見たので感想……! 二回目!
一回目はかなり前にアマプラ無料期間の終わり際に駆け足で見たっきりのため、かなり忘れているのだった。

設定とか人の名前とか色々忘れてるのでうぃきぺでぃあも参照しながら。
(結構聞き取れないので……あと井戸端の人たちの名前、すぐにはわかんなくて……)
今もなおあざらしの胸に刺さって抜けないというか、無名夜行の元ネタであるアニメ!
元ネタって言っちゃうとマジで無名夜行が何も捻ってないことがバレるのでアレなんだけども、無名夜行の元ネタなんだよな……というのを1話から思い知ることになったのだった。元ネタだねぇ!
酒井戸の世界に対する戸惑いこそあれど、基本的に冷静でちょっと飄々とした感じ、鳴瓢さんの性格をベースとしてるんだろうな、というのを感じて妙に胸がぎゅっとしてしまう……。鳴瓢さんという人のことを既に知ってしまっているからこそ……。
あと本堂町ちゃんと松岡さんのやり取り……。「名探偵」の資質というもの、この時点では視聴してる側も何もわかんないけど、そう、「連続殺人犯であること」なんだよなぁ……。殺人者でないと殺人者のイドに触れることができないってことで。そんな資質、無い方がいいんだよなあ!!!!
あ~~~~忘れてるとはいえ大まかな筋を知ってるからこそ、「これ既にきちんと描かれてたんだな!」ってなる……。
やっぱり映像作品は二度目を見てこそだねぇ……。
本は結構一度でもある程度把握できるけど、映像作品、どうしても取り落とす部分が多い。
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酒井戸の行動や、井戸端の光景が完全に無名夜行だなって思ったりしつつ……。
っていうか終わるのここだっけ!? 続きは!?
続き……。
……………………。
(アマゾンの籠にブルーレイボックスを入れる仕草)

映像

この日記、ID:INVADEDの話ぜんぜんしてないのでは? すべきでは?
というのも実は初めてトレーラーを見て(遅い)、「この酒井戸の喋り方めちゃくちゃ雁金だな……」と思ったからなのだけど。雁金だなあ。
雁金の元ネタが酒井戸っていうか鳴瓢さんなのは皆さんご存じと思いますが……。
(それ言うと全然そこから捻ってないことがバレるのであんまり大々的には言えないんだけどそうです)


でも性格面の話するなら鳴瓢さんって雁金ってよりは南雲なんだよな(はい)。
雁金はなんかその時のあざらしの味付けによって完全に人間性を失ったため……(?)

追記
ちなみにID:INVADEDの話してないのは単純に見た時期がたぶんこの日記書き始めた頃よりも前だからだと思う。
無名夜行の元ネタってことは無名夜行書き始めるよりも前に見てるってことだもんな……そりゃそうよ……。
この日記あったらたぶん狂ったように書いてた。間違いない。

映像

すださんに見せてもらったワンルームミュージック面白かったな~!
ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック
https://www.nhk.jp/p/oneroommusic/ts/MJG...

鵯の趣味がDTMって設定してるからすごく興味深く見て聞いた。
めちゃめちゃ面白いソフトとか機器とかいっぱいあるのだな~! やろうという気持ちさえあればえいやってできる環境、最高にいい。
鵯もうきうきでいろんなソフトとか機材とか試してるんだろな……。あの人、そういうガジェット類めちゃめちゃ好きそうだもんな……。
ただ、どうしても音楽、あざらしにとっては昔から「音をどう配置すれば心地よくなるのか」のセオリーがわかんなくてずっと首を傾げてしまうジャンルなのだよね。
でもでも、作れたらめちゃめちゃ楽しいだろうな~といつも思う……。
何というか「聞き方」からして既にわかんないんだよな。音の置き方、加工の仕方、みたいなもの……。
こう、コードひとつとっても音がぶつかってるかなぁ、とかこれなら音の重なりは綺麗だなあ、というのはかろうじてわかっても、それをどう並べれば「曲」として気持ちいいのかがわからない。
(だから演奏はできても作曲は完全にダメだったんだよな~、音楽の授業で多少やってみたけど、めちゃめちゃ下手くそだった自覚がある)
音楽を作るひと、プロでも(特にこの番組に出てくるひとは)音楽理論をきちんと学んだ人は実は半分くらい、みたいな話をしてたけど、多分自分みたいな奴はやろうと思ったならきちんと理論から叩き込んだ方が結果的に近道なような気がするな……。ということをいつも思う。
ともあれこれから卓!! 仕事終わりろくに運動もしないまま集中して見ちゃったからめちゃめちゃ腰痛いwww くそっwww

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作業,映像,音楽・音声

映画『LAMB』見た~。
気になってはいたのだよね、ホラーだから敬遠していたけど……。
LAMB
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail...

しかし上手く説明するの難しいな~これ……。
ホラー、というにはちょっと違うというか、いやホラーはホラーなんだけど。
あと動物にやさしくないからそこは注意してほしい。具体的な描写は少ないけど、でも、嫌といえば嫌なので……。
比較的新しい映画だし一応ネタバレ考慮して伏せます。

とにかく「嫌な映画だなぁ~!!!」って一緒に見てくれたすださんと言い合っていた。
すっごい画面がきれいで(アイスランド! いいなぁ~!!)、とても丁寧かつ静かに進んでいき(でも退屈ではないのがすごい)、異形のアダちゃんがいい子でかわいく(ほんとにかわいい……)、だからこそ浮き彫りになる……「人間の嫌さ」みたいなやつなんだよねこれ……。
確かに発端となるアダちゃんの誕生は異常な事態で、ラストもまあ異常な事態なんだけど、映画全体を支配しているのは、アダちゃんを育ててる夫婦(特に妻のマリア)の不安定さ、言ってしまえば「嫌な感じ」なんだよな。
マリアがアダちゃんに見てるのは、死んだ娘のアダの姿なのだろうし……。こう、すっごく不安定なんですよね、何一つとして軸がないというか、何かに依存していないと生きていけない(少なくとも本人の主観として「しあわせでない」)、というか。だから、それを奪われる可能性がちらっとでも見えれば、全力で排除しにかかってしまうという~この~。猟銃を手にして母羊を殺してしまうところ、ほんとね! ほんとね!!
アダちゃんが生まれるまでの、平穏だけど極めて静かで変化のない日常を映していたからこその、アダちゃんがやってきてからの、見ているこちら側からすれば不安に満ちた、でも明らかに「しあわせそうな」夫婦の姿……。夫イングヴァルの弟ペートゥルがやってきてから、その不安感が否応なしに増すわけで~。ペートゥル、一度アダちゃんを撃とうとして、でもやめて、その後はアダちゃんと普通に、楽しそうにやってるってとこが……えーん……。
そしてやっぱりこんな生活長く続くわけがなくて、おそらくアダちゃんの「父親」であろう怪物が猟銃でイングヴァルを殺し(それがまた嫌だよね……暴力として己の肉体ではなく「人のもの」である猟銃を使うってとこ……マリアが母羊を殺したやり方を繰り返すということ……)、怪物はアダちゃんを連れて去り、マリアは一人残されて終わる。
ここで、おそらくマリアの胎には新たな命が宿ってるだろうことが示唆されるけど、果たしてマリアはどうなるのかは、わからない。
だって、マリア、あの性格だし……イングヴァルが死んで、ペートゥルも去って、誰も彼女を客観視できる人がおらず、そしてあの広大な、かつ閉塞的な土地に一人きり……あまりよい未来が想像できない……。
嫌な映画だなぁ~~~~!!!! いやでも嫌いじゃないですよ、あざらしは普通によい映画だと思う。語り口が上手い。
画面が明るいのもなんかすごいんですよね、嫌な感じなのに、画面がきれいで明るい。広大な自然。かわいい動物たち。
でも、広大だからこそ、そこに生きる人間が「異物」として際立つのかもしれないな~みたいなところ、あり。じわじわとした嫌な感じが貫かれているの、最高によかったな~。
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映像

\バーフバリ!!! バーフバリ!!!!/

バーフバリ2 王の凱旋<完全版>(吹替版) | Amazon Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail...


「そうはならんやろ!!!!!」
「なっとるやろがい!!!!!!!!」
大体そんな感じ バーフバリ日和(混ぜるな)

前編がすごいところで終わってて(ほんとすごいところで終わった)、早く見たかったので見れてよかったなあ!
しかし、まさか前編のパワーを上回ってくるとはな……いやほんと続編というか、広げた風呂敷を畳んで収拾つけるパートだからもうちょい大人しくなるかと思ったのに……、

全く そんなことは ない。

むしろケレン味というか魅せ方、前編よりパワーアップしてません!?
前編はちょっとだけダレるようなタイミングあった気がするけど(バトルはかっこいいんだけど、その尺が長かったりしたので……)、今回それすらなかったのほんと……何???
ストーリーはごくごくシンプルで、既定路線といえばそうなんだけど、それ以外のすべてが想像を上回ってくるのですごい。
(というかストーリーの見せ方も前回よりかなり良かったと思う。かなり上手い話の進め方をしてるな……という気持ち)
とにかく画がどこを切り取ってもかっこいいのはずるいよ~!!
やってることはスタイリッシュ通り越していっそギャグみたいなのに、この世界ではギャグじゃないという文脈としてストレートに通してみせるのほんとね……映画としての構築がとにかく上手いんだよね……。
多分リアリティラインの引き方が上手いんだよな。そもそもラインが低いというのを画面の時点から徹底してるから見てる側にも飲み込ませちゃうというか。何がどうなっても「この世界ではこう!」がすごく徹底している。
一緒に見てたすださんも言ってたけど、理屈じゃなくて筋を通す映画、ってやつ。ほんとそれだよね……理屈は横に置いておくとしても、どこまでも筋は通っている……。
あとあまりにも強い女しかいない。いっそ怖いよ。そこがいいんだけど。
しかもそれを上回るバーフバリ父子の強さ どうなってんだよほんと

いやっ いや~めちゃめちゃ面白かったな!!
疲れたけど!!!!!
(だってテンションが3時間一度も下がらないんですよどうなってんの)

映像