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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

2021年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

一時間半くらいリアルのことをした。
メールを書くのは地獄のような作業だといつも思っている。
あざらしはメールが……下手くそ!

いま

てがろぐ、HTMLもCSSも親切な作りをしてるっぽいから、うまく弄れればいい感じになるではないかな~!
あと、このてがろぐをどこかに繋げたいんだけど、サイトからリンクすればよいかな!
そのあたりも纏めてやろう……!

作業

錆戦用に作りかけてたページをいったん放棄しててがろぐで作り直そうかなと企み中。
そうすればキャラの呟きとか短文とか投げやすくなるし、いただいたイラストもギャラリー表示できるから見やすくなるし~
文字数増えてもきちんと畳んでおけばいいかなという感じだし。
たんぶらー運用するよりは気が楽なのが大きいな!
あれ結構更新するのにパワーが必要だったから……。

作業

『カリギュラ』(2019)
作:アルベール・カミュ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也

初見感想は >>600

最初に「悲しみは永遠ではない」って話してるのがさ~。
世界はありのままで十分とは思えない。十分ではない、そのままでは耐えがたい。
でも、カリギュラがそう感じた端緒ってやっぱり「悲しみ」なんじゃないかなという……。
永遠でないものが耐えられない、というのもあったんじゃないかな~。
「苦悩も長続きしない、意味を奪われている」という最終局面のカリギュラの台詞からも、そう感じるのだよな。

カリギュラのあり方って、人というものを理解した上での狂気というか。
「わかっててそうしている」がベースだというのがやっぱり私の感じ方なんだよなあ。
カリギュラ自身が己の肉体(実体?)を持って知っていること。

ケレアは最初から「ありのままのあの人を見ろ」と言っているんだよなあ。
十分に気が狂っていない。自分の望みを知っている。
人間と世界を否定するに至っている。
そんなカリギュラが最後に「たった一人になる日」を待つのがケレアの戦略で。
一度見終わった後にここを見ると、まさしくその日がやってくるのだな、と……。

エリコンがシピオンに「お前さんならカリギュラを殺せる」っていうのもな~。
カリギュラは(遥か大きなものに)反逆する者であるがゆえに反逆を許容するんだなあ。

神々と肩を並べる方法は神々と同じだけ残酷になること、かあ……。
ただどこまでもカリギュラは神の真似をするだけで、本当に神になれるわけではない。
神の不可能性はカリギュラの手に入るわけではない。月は手に入らない。
人間に対しては暴君という名の神になれるけれど、カリギュラが望んだものになれているのか?
月はどうしたってカリギュラの手から零れ落ちていくのだなあ。

エリコンは最後までカリギュラの味方なわけだけれども。
愛する、ということについて考えずにはいられないな……。
セゾニアもまた「愛する」ことについてケレアに問いかけるわけだけれども。
そしてシピオンもまた最後に「愛しました」とカリギュラに告げる。
愛……。愛かぁ……。
そうだな、みな「人間」であるカリギュラを愛していたのだろう。
カリギュラはそうして、愛すると言った者をひとつひとつ失っていく。
それが、カリギュラの本当の破滅のときなのだということを考える。

カリギュラの幸福。それは孤独なんだなぁ。孤独。
それは間違いなく破滅なんだけど、カリギュラにとっての完成と考えられた何か、とも思うかな……。
自分の、人間たる部分を切り離す手続きというか。
でもその一方で「終わるのが怖い」ともいうのだなあ。

最後のシーンやっぱり好きだなあ。暗く閉ざされてた空間が開ける瞬間。
でもその瞬間にカリギュラは死ぬわけなんだけれども。
「俺はまだ生きている」っていうのがどういう言葉なのかまだ噛み砕けてないな……。
でも最後の最後まで目を閉じない在り方がね……。カリギュラ……。畳む

舞台

三方行成『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』読了。
トランスヒューマンガンマ線バースト童話集ってなに? って思って読んだけど、トランスヒューマンガンマ線バースト童話集だったな……。
とても面白かったのだけど、面白さの全体像をつかめるほどあざらしにSFの知識がないのが悔やまれるな~。解説読む限り、SFのお約束的なものを知ってれば知ってるほど面白いんではなかろうかと思うので。
でも、何も知らなくても十二分に面白かったなあ……。トランスヒューマンとなってもひとはひとであり、そこにいるのがひとだからこそ、物語があるという感じで。
自分は「竹取戦記」と「モンティ・ホールころりん」が好きだな……と思うのですが、やっぱり通しで読むことで全容が明らかになってくるというか、「トランスヒューマンガンマ線バースト」ということがこう繋がってくるのだなあ……という感覚を味わえるのがよかったなあ~と思う!
それはそれとして、何故か「アリとキリギリス」のラストから解説にかけてぼろぼろ泣いてたんだけど、なんか……そう、文章から祝福の意志を感じて……。あざらしの涙腺の弱いところよくわからんな!!畳む

読み物

本文を書き始めた時点では「私」の性別すら決まってなかったんだから今はずいぶん固まってきたと思うんだよね!
なんかこのくらい勢いのある話をまた書けたらいいなあ~と思いながら無名夜行の続きを考えている……。
異界のネタがずいぶん尽きてきたというか、今のざらしに発想力が足りてないというか、なんか……そんな感じ!
#無名夜行

創作

そろそろ情報整理してかなきゃな~
Xの年齢は42、3くらいかな~と思ってる。まだちょっと未定の部分もあるけども。
それに対して「私」はいってて32、3かなという感じ。
メンバーには「私」より年上の人もいるだろうけど、全体的にXよりは下なんじゃないかな、異界散歩のXの台詞からすると……。
なおXは年齢より少し老けて見える。
#無名夜行

創作

とけうさ雁金は多分洞察力の人かな~と思っている。
八束のような天才的な頭脳も、南雲のようなちょっと人間離れした能力もないのだけど、積み重ねてきた経験などに裏打ちされた、「違和感」を正確に掴む能力みたいなものがあるのではないかな~と思う。
あと、雁金は比較的論理立てて説明をつけることはできる人だと思っている。ただ、根本的に説明が下手くそなだけで(ダメでは?)。
まあ、南雲が言葉で説明できない感覚部分を司っているからね……(それを好んで捜査には使わないけれど)。
#時計うさぎの不在証明

創作