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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.512, No.511, No.510, No.509, No.508, No.507, No.5067件]

少しだけ、ほんの少しだけ文字を打つなどした。
なんか全然思ったようにお話が書けなくなっておりもどかしいな……。
つっかえつっかえになってしまっている感じというか。
もうちょっとどうにかならぬかな……。
おはなしを書くこと自体は楽しいのだけど、最近はそういうところがちょっと悩み。

創作

近頃常におなかがいっぱいな感じであまりご飯がおいしく感じられないため、せっかく買った馬刺しにまだ手が着けられていない……。うーむ、困った。
ひとまずXと「私」と愉快なスタッフたちのこと考えながらのんびり生きていきます。
プリンタはなんとかなりました。よかった。

いま

つらつら無名夜行の話をしてるのは、とりあえず……スパルタ原稿をしている間はモードを無名夜行にセットしておかねばならぬからだよ……!
がんばります。
ひとまずプリンタが全然まともに動いてくれなくて泣きそうなので、インク買ってきて動くか試さないといけない。

いま

自分は悪意というか、そういう風に見えるものを描くのが極端に苦手で~、だからXはあざらしのカテゴライズでは完全に「善良なひと」なんだよな……ということをぼんやり考えていた。
悪意はないんだよな~、悪なるものになるという覚悟はあるんだけど(少なくとも己の選択が「何者からも認められるものでない」という自覚はあったため)、その根幹にあるのは善意なのが一番ヤバいとこだという。
だからまあ……、そういうところがXの狂気といえばそうなのだよね。
今ぽつぽつ書いてるの、無名夜行では珍しく「Xの心境」について記述する話なので(後日談なため本編とはちょっと違う形を取ってる)、そういうとこを描けたらいいな~という気持ちがある。書けるかどうかはわからんけど……。
「私」は手遅れになった後のXしか知らないから、Xの心境について「まあXだからな……」という気持ちで受け止めるんだろうけど、実際にはそうでなかったころのXも確かに存在しているのだな~。狂気を孕んではいたかもしれないけど、それでもまだ、一線を越えなかった頃の話。
あざらしは、いつも、こうやって結局語られない部分を増やしながら、ゆったりと物語が広がるのを待っているのだと思う。

#無名夜行

創作

少し……あったかくなってきたのでは……ないか!?
ひとまず今日は朝から動き出せそうでよかった。また寝ると思うけど。

昨夜は一旦寝て夜中に起きて、ちょうど無料公開されてる『チキタ★GUGU』をお布団の中で41話まで読んでしまった……。
チキタ★GUGU
(pixivコミック)
https://comic.pixiv.net/works/7572

いや、これ、ここで切るの……??? と頭を抱えてしまった。えーん。
昔、桜さんがめちゃ好きだって言ってて気になってたんだけどめちゃめちゃ面白いな~。
7巻以降買うと続きから読めるという話なのでどうしようか迷ってるな……。

多分、微妙にあざらしのジャンルではない(これは別に面白く感じないとかそういう話ではなく、単純な事実として)を感じるんだけど、その上で色々考えちゃうな……。それだけのパワーがある。
手触りとしてはライトな雰囲気を残しつつ、でもやってることはどこまでもヘヴィなのがすごいな~。生と死を巡るお話……。
とにかく「ひと」(これは人間も妖怪も同じく……何と言うか、人格を持つ者という程度の意味……)の描き方が良いなぁと思う。人を憎み、恨むということ、許すということ、許さないということ。でも、それと同時に「憎み続けるということの難しさ」もあったりして。
人間にも色々いて、妖怪にも色々いる。その上で心のありさまを描きだしていく感じ、すごくいいな……。
自分は皇帝周りの話がかなり好きだったかな……。善きものでありたい、という心のままに壊れていく感じ最高だな~となったので。その結末も含めて好き。

読み物

「私」を自分の手で殺しておいて、死体を前に呆然と立ち尽くすXが見たくないといえば嘘になるが……。(これは悪いあざらし)

もちろんさっきも言ったとおりXに「私」やスタッフを殺すだけのモチベーションがないのでそんなことは絶対に起きないのだが。
あざらしのキャラ、ノータイムで人を殺せるタイプがほぼいないので(できる限り避けて通ってきた要素なため……)、ついはしゃいでしまう。悪い癖である。
一応空色のチェインとかブランとかあのあたりは殺人経験あるし、霧世界の霧航士たちだってもちろん人を殺した経験はあるけど、でも根本的に背景も事情も違うからな……。
殺人そのものを目的とした殺人、をするキャラがいないというか。ふつういないよ。いちゃダメだよ。

Xはあれで気質としては善良なのが書いてて好きなところ。ベースとしては善意で生きてる。
「私」もその辺は普段の振る舞いでわかってしまうから、Xって悪い人ではなさそうなんだよな……みたいな気持ちになってしまうんだけど(そして「私」の視点で描く以上はそういう評価になる)。
スタッフたちも警戒してたのが徐々にゆるんでくるんだろな……実際何も起こらないし……。
目の前でスタッフが困ったことになって、何ができるわけでもないし、仮にできたとしても自分が手を出してはいけないだろうし、でもどう見ても困ってるのだからほっとけない……と思いながら露骨におろおろするXと、そんなXを見て和む「私」とかいてもよいよね。かわいいね。

#無名夜行

創作

そういえばXは老若男女問わず殺してきたけど、それ以外の犯罪行為には手を染めなかったんだよな……、ということを考えていた。
>>505 でちらっと書いたクリス・フレイザーは女性を狙った強姦殺人犯なのでその辺りとの関連で思ったこと)
このあたり、多分一度くらいは「私」から聞かれて、Xは「殺しただけです」って言ったんじゃないかな。
もちろんその時はXの話が真実かどうかなんて確かめなかったわけなんだけど。「私」がXの背景について知るのは、もうちょい先の話。

ただ、それ以外のことをしなかったとはいえ、Xが連続殺人犯であることはどうしようもなく事実だし、Xの殺人のやり口はかなり悪辣で、誰の目から見ても情状酌量の余地はない。
Xがどうやって殺してきたのかはあざらしもまだきちんとは考えてないんだけど、基本的に「全て殺害の方法は違う」ということ、被害者は「全てXと面識のない人物だった」ということ。それだけは確かな話として設定している。
通り魔、というにはあまりにも計画的な犯行で、何かしらの共通点や引き金となるものがあるのではないかと思われているんだけど、未だに誰も被害者に共通点は見いだせていないし、Xはどれだけ尋問されても「殺したいと思ったから殺した」としか供述しなかった。
そういうエピソードがあるにはあるんだけど、まあ、その辺りも「私」が知るのはもうちょい先の話。

もちろん、ほんとに誰彼構わず殺したかったわけでなく、彼なりの理念や基準はあるんだけども。
誰彼構わず殺すようなタイプだったら、多分、手錠かけられてる状態からでも「私」を殺してると思うし……。
実際にどうやるかはよくわかんないけど、何か、あいつならやってのけるよ。そういうところがXにはある。
Xの中で「殺す対象」ではないから、Xは「私」たちの前では人畜無害でいる。時折『異界』で狂気の片鱗を見せながら、それでも。

#無名夜行

創作