No.1083, No.1082, No.1081, No.1080, No.1079, No.1078, No.1077[7件]
映画『LAMB』見た~。
気になってはいたのだよね、ホラーだから敬遠していたけど……。
しかし上手く説明するの難しいな~これ……。
ホラー、というにはちょっと違うというか、いやホラーはホラーなんだけど。
あと動物にやさしくないからそこは注意してほしい。具体的な描写は少ないけど、でも、嫌といえば嫌なので……。
比較的新しい映画だし一応ネタバレ考慮して伏せます。
とにかく「嫌な映画だなぁ~!!!」って一緒に見てくれたすださんと言い合っていた。
すっごい画面がきれいで(アイスランド! いいなぁ~!!)、とても丁寧かつ静かに進んでいき(でも退屈ではないのがすごい)、異形のアダちゃんがいい子でかわいく(ほんとにかわいい……)、だからこそ浮き彫りになる……「人間の嫌さ」みたいなやつなんだよねこれ……。
確かに発端となるアダちゃんの誕生は異常な事態で、ラストもまあ異常な事態なんだけど、映画全体を支配しているのは、アダちゃんを育ててる夫婦(特に妻のマリア)の不安定さ、言ってしまえば「嫌な感じ」なんだよな。
マリアがアダちゃんに見てるのは、死んだ娘のアダの姿なのだろうし……。こう、すっごく不安定なんですよね、何一つとして軸がないというか、何かに依存していないと生きていけない(少なくとも本人の主観として「しあわせでない」)、というか。だから、それを奪われる可能性がちらっとでも見えれば、全力で排除しにかかってしまうという~この~。猟銃を手にして母羊を殺してしまうところ、ほんとね! ほんとね!!
アダちゃんが生まれるまでの、平穏だけど極めて静かで変化のない日常を映していたからこその、アダちゃんがやってきてからの、見ているこちら側からすれば不安に満ちた、でも明らかに「しあわせそうな」夫婦の姿……。夫イングヴァルの弟ペートゥルがやってきてから、その不安感が否応なしに増すわけで~。ペートゥル、一度アダちゃんを撃とうとして、でもやめて、その後はアダちゃんと普通に、楽しそうにやってるってとこが……えーん……。
そしてやっぱりこんな生活長く続くわけがなくて、おそらくアダちゃんの「父親」であろう怪物が猟銃でイングヴァルを殺し(それがまた嫌だよね……暴力として己の肉体ではなく「人のもの」である猟銃を使うってとこ……マリアが母羊を殺したやり方を繰り返すということ……)、怪物はアダちゃんを連れて去り、マリアは一人残されて終わる。
ここで、おそらくマリアの胎には新たな命が宿ってるだろうことが示唆されるけど、果たしてマリアはどうなるのかは、わからない。
だって、マリア、あの性格だし……イングヴァルが死んで、ペートゥルも去って、誰も彼女を客観視できる人がおらず、そしてあの広大な、かつ閉塞的な土地に一人きり……あまりよい未来が想像できない……。
嫌な映画だなぁ~~~~!!!! いやでも嫌いじゃないですよ、あざらしは普通によい映画だと思う。語り口が上手い。
画面が明るいのもなんかすごいんですよね、嫌な感じなのに、画面がきれいで明るい。広大な自然。かわいい動物たち。
でも、広大だからこそ、そこに生きる人間が「異物」として際立つのかもしれないな~みたいなところ、あり。じわじわとした嫌な感じが貫かれているの、最高によかったな~。
畳む
気になってはいたのだよね、ホラーだから敬遠していたけど……。
LAMB
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail...
しかし上手く説明するの難しいな~これ……。
ホラー、というにはちょっと違うというか、いやホラーはホラーなんだけど。
あと動物にやさしくないからそこは注意してほしい。具体的な描写は少ないけど、でも、嫌といえば嫌なので……。
比較的新しい映画だし一応ネタバレ考慮して伏せます。
とにかく「嫌な映画だなぁ~!!!」って一緒に見てくれたすださんと言い合っていた。
すっごい画面がきれいで(アイスランド! いいなぁ~!!)、とても丁寧かつ静かに進んでいき(でも退屈ではないのがすごい)、異形のアダちゃんがいい子でかわいく(ほんとにかわいい……)、だからこそ浮き彫りになる……「人間の嫌さ」みたいなやつなんだよねこれ……。
確かに発端となるアダちゃんの誕生は異常な事態で、ラストもまあ異常な事態なんだけど、映画全体を支配しているのは、アダちゃんを育ててる夫婦(特に妻のマリア)の不安定さ、言ってしまえば「嫌な感じ」なんだよな。
マリアがアダちゃんに見てるのは、死んだ娘のアダの姿なのだろうし……。こう、すっごく不安定なんですよね、何一つとして軸がないというか、何かに依存していないと生きていけない(少なくとも本人の主観として「しあわせでない」)、というか。だから、それを奪われる可能性がちらっとでも見えれば、全力で排除しにかかってしまうという~この~。猟銃を手にして母羊を殺してしまうところ、ほんとね! ほんとね!!
アダちゃんが生まれるまでの、平穏だけど極めて静かで変化のない日常を映していたからこその、アダちゃんがやってきてからの、見ているこちら側からすれば不安に満ちた、でも明らかに「しあわせそうな」夫婦の姿……。夫イングヴァルの弟ペートゥルがやってきてから、その不安感が否応なしに増すわけで~。ペートゥル、一度アダちゃんを撃とうとして、でもやめて、その後はアダちゃんと普通に、楽しそうにやってるってとこが……えーん……。
そしてやっぱりこんな生活長く続くわけがなくて、おそらくアダちゃんの「父親」であろう怪物が猟銃でイングヴァルを殺し(それがまた嫌だよね……暴力として己の肉体ではなく「人のもの」である猟銃を使うってとこ……マリアが母羊を殺したやり方を繰り返すということ……)、怪物はアダちゃんを連れて去り、マリアは一人残されて終わる。
ここで、おそらくマリアの胎には新たな命が宿ってるだろうことが示唆されるけど、果たしてマリアはどうなるのかは、わからない。
だって、マリア、あの性格だし……イングヴァルが死んで、ペートゥルも去って、誰も彼女を客観視できる人がおらず、そしてあの広大な、かつ閉塞的な土地に一人きり……あまりよい未来が想像できない……。
嫌な映画だなぁ~~~~!!!! いやでも嫌いじゃないですよ、あざらしは普通によい映画だと思う。語り口が上手い。
画面が明るいのもなんかすごいんですよね、嫌な感じなのに、画面がきれいで明るい。広大な自然。かわいい動物たち。
でも、広大だからこそ、そこに生きる人間が「異物」として際立つのかもしれないな~みたいなところ、あり。じわじわとした嫌な感じが貫かれているの、最高によかったな~。
畳む
よるこさんが紹介してたこのサイトいいなぁ~
>「占い」は信じたら負け。楽しんだモン勝ち!
いい言葉だ~。
鵯は蠍座の設定なんだけど、復讐鬼として何も間違ってないの笑っちゃった。そうだね。
一点集中突破型の、真っ直ぐすぎてちょっとヤバなところほんと蠍座なんだよな。
でも多分ちょっとお調子者の気質あるから蠍座B型だな~みたいな気持ちになるね。
鵯はあざらしのキャラには珍しくA型ではないと思うんだよな……。
PATTERN48
https://ptn48.shaberizon.jp/
>「占い」は信じたら負け。楽しんだモン勝ち!
いい言葉だ~。
鵯は蠍座の設定なんだけど、復讐鬼として何も間違ってないの笑っちゃった。そうだね。
一点集中突破型の、真っ直ぐすぎてちょっとヤバなところほんと蠍座なんだよな。
でも多分ちょっとお調子者の気質あるから蠍座B型だな~みたいな気持ちになるね。
鵯はあざらしのキャラには珍しくA型ではないと思うんだよな……。
うたさんがプレイしていたこれ気になるな~
魔法使いのデスゲーム+ループものらしい!!
今はぐったりしてるけど、余裕ができたら触ってみたいな……。
追記
触った! 面白かったけど頭悪すぎて40周とかしちゃった……。
(状況再現で全く同じ結果を10回くらい繰り返してたりするアホっぷり)
セオリーがわかるようになってくるともうちょい周回減らせるかなあ。
あとどうやったら殲滅戦できるんだこれ……?
追記2
とりあえず7周までは縮められた。割り切るのも大事と学んだ。
殲滅戦もやってみたくなってきたけど、難しいかなぁ。
彼女は時の魔法使いだ。
https://unityroom.com/games/timemage
魔法使いのデスゲーム+ループものらしい!!
今はぐったりしてるけど、余裕ができたら触ってみたいな……。
追記
触った! 面白かったけど頭悪すぎて40周とかしちゃった……。
(状況再現で全く同じ結果を10回くらい繰り返してたりするアホっぷり)
セオリーがわかるようになってくるともうちょい周回減らせるかなあ。
あとどうやったら殲滅戦できるんだこれ……?
追記2
とりあえず7周までは縮められた。割り切るのも大事と学んだ。
殲滅戦もやってみたくなってきたけど、難しいかなぁ。
ともあれ、起きたら全身痛くて泣いてる……。
旅行中は全然気にならなかったの、多分何らかの脳内麻薬が出てたとしか思えない。
今日はゆっくり休んで明日からまた頑張ろう~!
旅行中は全然気にならなかったの、多分何らかの脳内麻薬が出てたとしか思えない。
今日はゆっくり休んで明日からまた頑張ろう~!
invert読んでて気づいちゃったのだけど、あざらしは、友達などの一旦は心を許した相手と対決する構造がかなり好き。(今更の気づき)
まあ、そうじゃなかったら、トレヴァーとか、ミストノーツのラスボス前座とか、とけうさのラスボスとか設定しないんだよな。
そのうち二つまだ書いてもいないところについては申し訳ないのだけど。
(でもそう、まさしく、ミストノーツのラスボス前座にまつわる話が『inverted』( >>58 )であり……へへ……)
何かボスキャラ、必ずどっかしらで「友達だった」「友達になれたはず」、もしくは現在も「友達である」が対決はする、みたいな要素を入れてしまうな……???
なので完全に敵対してる鵯と閼伽姫はいっそ珍しい気がする。閼伽姫→鵯の感情は結構好意的だけど(?)、鵯視点だと完全に妻子の仇だからな~。
ともあれ、今年はとけうさももうちょい進められるといいかな~。本編進まないまでも過去編をちょっと着手したい。
26/126
まあ、そうじゃなかったら、トレヴァーとか、ミストノーツのラスボス前座とか、とけうさのラスボスとか設定しないんだよな。
そのうち二つまだ書いてもいないところについては申し訳ないのだけど。
(でもそう、まさしく、ミストノーツのラスボス前座にまつわる話が『inverted』( >>58 )であり……へへ……)
何かボスキャラ、必ずどっかしらで「友達だった」「友達になれたはず」、もしくは現在も「友達である」が対決はする、みたいな要素を入れてしまうな……???
なので完全に敵対してる鵯と閼伽姫はいっそ珍しい気がする。閼伽姫→鵯の感情は結構好意的だけど(?)、鵯視点だと完全に妻子の仇だからな~。
ともあれ、今年はとけうさももうちょい進められるといいかな~。本編進まないまでも過去編をちょっと着手したい。
26/126
そういえば旅行先で結構本を読んだのだった。
こう……お風呂上がりにぐったりしてるときに、ちょうどよくて……。
あとお宿が自由に使える個室風呂だったので、湯船入ってる間の15分間読書用。
(流石に人が出入りする場所で本持ち込むのはマナー違反なので……)
何だかんだ読み終わったのだった。
『雲上の晴れ間』、終わりのやり取りがすごく好きだったな~。翡翠ちゃん、罪を認めた人には結構優しいのだよな……という……。語り手(犯人)の意識の変化もあるのだろうけど。あとあざらしも似た仕事してたのでちょっとピンときた部分もあった。でもトリック全体はわかんないよ~。
『泡沫の審判』、そう来るか! となる「証拠」。これ書くのにタイトル確認して納得しちゃった。なるほどなぁ~。女性犯人だと男性犯人の話とは翡翠ちゃんに対する印象が変わるのがなるほどな……という気持ち。多分こっちの犯人がオーソドックスな反応で、IIに出てくる方が例外なんだろな~というのがよくわかる。
『信用ならない目撃者』、ひゅーっ、となる。ひゅーっ!!! 鮮やか。これはすごいな~。小物って言い切っちゃう翡翠ちゃんに痺れる。そう考えてみるとmediumの犯人にはほんとに翡翠ちゃん大苦戦させられてたんだな……、というのが改めて理解できちゃって……、おおん……。
勢いよくこっちも読み終わっちゃった。てへぺろ。
『生者の言伝』、美女二人を前にしてすごい浮足立ってる少年かわいいんだよな。そして翡翠ちゃんの背景がちらっとする……。これ、少年視点だからというのもあってめちゃめちゃ難しかったな、読み切ってもまだ首を傾げてしまうところある。あざらしの頭が弱い。いや、起きたことはわかるのだけどね! 少年、強く生きてくれ。
『覗き窓の死角』、えーんってしちゃった……。友達として出会ったひとと、対決しないといけないお話……。でもそう、そうだよね、翡翠ちゃんはそうだからこそ翡翠ちゃんなのだよね、その生き方を選んだ(選ばなければ自分を裏切ってしまう)という。今回の事件、かなりぎりぎりのラインだったよね翡翠ちゃんラインでは。翡翠ちゃんだから見えなかったこと、そして翡翠ちゃんだからわかったこと。その上で真ちゃんが強かったのがよかった。真ちゃんかっこいいなぁ~!! そして、今回の犯人、かなりこう……、どうしようもなくどうしようもなくて、よかった。翡翠ちゃんが生き方を変えられないように、この人も無理なんだな、というのがわかってしまう。友達になりたかった、でも、どうしても袂を分かつ二人のはなし……。
十戸さんの定期更新自キャラタロットカード企画に参加するので、参考に読んだもの。
タロット、昔からちょっと興味はあったけど興味がある程度のあざらしだったので、歴史的なお話は全く知らなかったのだけど、だからこそめちゃくちゃ面白かったなぁ~。
単なるゲームカードだったものが、後付けで神秘性を付与されていく過程が本当にわくわくする。名前だけは何となく知ってる魔術師たちが出てくるのもへへっとする。もうそれだけで強さを感じるし、それだけタロットというものが魅力的であるということなんだろうな。
この著者さんの姿勢もかなり好きだなあ、きちんと実証されてる部分とそうでない部分を切り分けてはっきりしている部分を真摯に語った上で、それはそれとして占いとしては自分の感覚と積み重ねた経験に素直に読み解くのがよい、と説くところ、よきですね……。
こう……お風呂上がりにぐったりしてるときに、ちょうどよくて……。
あとお宿が自由に使える個室風呂だったので、湯船入ってる間の15分間読書用。
(流石に人が出入りする場所で本持ち込むのはマナー違反なので……)
invert 城塚翡翠倒叙集
https://amzn.asia/d/4l9NC3M
何だかんだ読み終わったのだった。
『雲上の晴れ間』、終わりのやり取りがすごく好きだったな~。翡翠ちゃん、罪を認めた人には結構優しいのだよな……という……。語り手(犯人)の意識の変化もあるのだろうけど。あとあざらしも似た仕事してたのでちょっとピンときた部分もあった。でもトリック全体はわかんないよ~。
『泡沫の審判』、そう来るか! となる「証拠」。これ書くのにタイトル確認して納得しちゃった。なるほどなぁ~。女性犯人だと男性犯人の話とは翡翠ちゃんに対する印象が変わるのがなるほどな……という気持ち。多分こっちの犯人がオーソドックスな反応で、IIに出てくる方が例外なんだろな~というのがよくわかる。
『信用ならない目撃者』、ひゅーっ、となる。ひゅーっ!!! 鮮やか。これはすごいな~。小物って言い切っちゃう翡翠ちゃんに痺れる。そう考えてみるとmediumの犯人にはほんとに翡翠ちゃん大苦戦させられてたんだな……、というのが改めて理解できちゃって……、おおん……。
invert II 覗き窓の死角
https://amzn.asia/d/fGdsJmM
勢いよくこっちも読み終わっちゃった。てへぺろ。
『生者の言伝』、美女二人を前にしてすごい浮足立ってる少年かわいいんだよな。そして翡翠ちゃんの背景がちらっとする……。これ、少年視点だからというのもあってめちゃめちゃ難しかったな、読み切ってもまだ首を傾げてしまうところある。あざらしの頭が弱い。いや、起きたことはわかるのだけどね! 少年、強く生きてくれ。
『覗き窓の死角』、えーんってしちゃった……。友達として出会ったひとと、対決しないといけないお話……。でもそう、そうだよね、翡翠ちゃんはそうだからこそ翡翠ちゃんなのだよね、その生き方を選んだ(選ばなければ自分を裏切ってしまう)という。今回の事件、かなりぎりぎりのラインだったよね翡翠ちゃんラインでは。翡翠ちゃんだから見えなかったこと、そして翡翠ちゃんだからわかったこと。その上で真ちゃんが強かったのがよかった。真ちゃんかっこいいなぁ~!! そして、今回の犯人、かなりこう……、どうしようもなくどうしようもなくて、よかった。翡翠ちゃんが生き方を変えられないように、この人も無理なんだな、というのがわかってしまう。友達になりたかった、でも、どうしても袂を分かつ二人のはなし……。
タロットの秘密
https://amzn.asia/d/fGdsJmM
十戸さんの定期更新自キャラタロットカード企画に参加するので、参考に読んだもの。
タロット、昔からちょっと興味はあったけど興味がある程度のあざらしだったので、歴史的なお話は全く知らなかったのだけど、だからこそめちゃくちゃ面白かったなぁ~。
単なるゲームカードだったものが、後付けで神秘性を付与されていく過程が本当にわくわくする。名前だけは何となく知ってる魔術師たちが出てくるのもへへっとする。もうそれだけで強さを感じるし、それだけタロットというものが魅力的であるということなんだろうな。
この著者さんの姿勢もかなり好きだなあ、きちんと実証されてる部分とそうでない部分を切り分けてはっきりしている部分を真摯に語った上で、それはそれとして占いとしては自分の感覚と積み重ねた経験に素直に読み解くのがよい、と説くところ、よきですね……。
(やたらめったらぐったりしている……)
明日明後日で回復したいところなので、今日はほんとに早く寝よう~!
26/126