「ここは、僕には過ぎた世界でした」 滅び行く世界の片隅で、「僕ら」は生まれた。 これは、「僕」と「君」、それから僕らの大切な「彼」がいきていた頃の記憶。 「僕」のひどく断片的な語りで綴る、遠い未来のおとぎ話。