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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

No.988

\ナートゥをご存じか?/

わ わああああああ め めちゃめちゃよかった、『RRR』……!!
RRR
https://rrr-movie.jp/

昨日見た『バーフバリ』の監督、S.S.ラージャマウリ監督の最新作。
先週まで地元では毎日17時以降の回一回ずつしかなく歯ぎしりしてたら、今週になって急に一日二回かつ見やすい時間になったので大歓喜。
サンキュー地元の映画館。こういうときは自宅が比較的首都圏に近くてよかったと思うよ。

しかし、あざらしは……もしかするとバーフバリよりこっちの方が好きかもしれない……。
もちろんバーフバリもめちゃ面白いのだけど後編まだ見てないしな……。
あと普通にあざらしは近代以降の話が好きということもあり、1920年という時代背景がすごく程よくあざらしの好み。
(あざらしが自分で書く話も異世界ファンタジーでありつつ産業革命以降くらいの時代を扱っているあたりでお察しいただきたいのだが……)
3時間という長丁場(映画のつくり上は「インターバル」があるにはあるんだけど実際に休憩時間はない)なんだけどほんとに長さを感じさせないすごい話運びだった。
そう、多分バーフバリより話の二転三転感がでっかいんだな……! バーフバリはエンターテインメントかつ正統派な叙事詩という感じだけど、RRRは根本的にエンターテインメントしてる感じがする。面白がらせようという意図が強い、と感じる。
話そのもののシンプルさは変わらず、派手なパワープレイも変わらず(アクションめちゃめちゃよかった~!!)、ただ主役サイド二人の「陣営の違い」「目的の違い」によって上手く展開に波をつけてる感じがするんだよな……。
とにかく主人公二人の関係性がものすごーくよかったんだよ。
イギリス支配下のインドにおいて、片やイギリス人の指示で盲目的なまでに任務を遂行する警察官、片や横暴なイギリス人に村の娘を奪われてその娘を追っている村の若者。
だけどそんな二人がとあるきっかけで友情を結び親友となって、しかし実際の立場によって……、という……おはなしで……。
確かな友情がありながらお互いの目的が食い違うことによってどうこうなる話、あざらし、好き~。
でもなんかこう、どんなに危ないシーンがあっても安心感がすごく、実際のところご安心なので本当にすごいぞ。
いい意味でリアリティラインが低い。いいぞ!!!!! もっとやれ!!!!! ……いや、そこまでやれとは言ってない……www
みたいな感じでとにかく全く飽きずに三時間を楽しめたので見る機会がある人は見てほしいな~。
ただバーフバリ同様に基本的に暴力で解決する話ではあり(実際殴り合いのシーンが大多数を占める)、痛そうなシーンは結構あるのでその辺りは要注意。あざらしもちょっとえーんとしたところはある。
でもバトルにおけるアクションとか演出面がめちゃベタかつケレン味に満ちてて最高なので~~~~見てほしい気持ちもでっかい~~~~。

あ、あざらしはラーマが好きです。(ご存じの通り)

映像