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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

No.459

そんな感じで、自分の文章を書くに当たってのスタンスに関してうだうだ考えてたんだけど。
そのタイミングで、11年かけておはなしを書ききった話が流れてきて、その話に心底癒されたというのは、ある……。

おはなしを書くということの根源的な喜びというか。何もかも、まずはおはなしを書きたい、書ききりたいって気持ちがあってこそだよな~、というのを考えさせてくれるというか。
書ける(もしくは書けば終われる)人はもちろんもっと別のとこを目指すのだろうけど、そもそも自分の中で書きたい、って思ったことを実際に書き始めて、そしてどういう形でも終わった~! って言えること、それってすごくすごいことなのだよ~!

むしろ終わらなくてもそれはそれでよい、書いたという事実が重要と思ってるとこ、あるしな……。
欠片でも形になってること。見られるようになること。それってすごく大事なことだと思うので。
これは自分が、文章のことをほとんど「その当時の記録」だと思ってるとこに起因してる気はするけど。
その時書いたものは、その時にしか書けないもので、だからあとから見返すとその時の手触りがわかる感じ、というか。
何らかの形で残しておけることって、自分は大事かなと思う、そんな感じ。

創作