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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

No.1053

Xの特性は良くも悪くもあざらしに近く、その上でさらに極端に設定しており、だからたぶんあの人、物事の法則性を見つけるのがめちゃめちゃ得意なんだろな……。前にもその辺りの話ちらっとしたけど。
あざらしの想像できる範囲の「能力の高さ」というのがたぶんそういうところにある、ということ。
なんだろな、たとえが悪いのかもしれないけどIQテストとか得意そう。今どういうテストか知らないけど(というかIQテストなんてやらないのかもしれないか)
特に数字の並びから穴に埋めるべき数字をいれたりするやつ……ああいう……与えられた限定的な情報から一定のルールを見つけるたぐいの……。結構あの手のものを一目見た瞬間に理解しちゃうようなところがXにはある。
ただ、変化しうる情報がそこに混ざると急にわけわかんなくなる、というのもXの特質で、だからこう……人の感情の流れとか関係性に応じた対応、いわゆる「空気を読む」のはめちゃくちゃ苦手。
ルールとして定められたTPOは(特に明言されなくとも)きっちり守れるけど、そのルールの外側、明示されない可変のもの……場の空気みたいなのに合わせるのは不可能、みたいなところ、がXにはある。
あざらしはそこにさらにマイナス方向の補正がかかってるタイプなので、Xほどの能力はないし空気も読めないため人間生活めちゃ苦労してる気がするな……へへ……。

#無名夜行

創作