幸福偏執書庫

シアワセモノマニア(青波零也)の小説アーカイブ

或る種子を巡る断章
> Fragment: SD0361-R, Open
 
 
「おはよう、ニコラ!」
 明るい声と共にモニタを覗き込んでくる、片方だけの花の色。
 言葉を失うニコラに対し、モニタの向こうの少女は大きな右の瞳でじっとニコラを見つめ続ける。期待に満ちた顔で、ニコラの挨拶を待っているのだ。だから、ニコラはおずおずと小さな唇を開いて、掠れて消えてしまいそうな声で言う。
「お、おはようございます」
 そんな気弱な響きの言葉でも、挨拶を返してくれたことだけで満足したのだろう、満面の笑みを浮かべた少女は一気にまくし立てる。
「今日は何のお話をする? 竜巻に飛ばされて魔法の国に辿り着いたドロシーのお話はどうかしら?」
「その話は、前にも聞いたと思います、よ」
「あれ、そうだっけ。それじゃあ……時計を持った兎を追いかけて、不思議の国に迷い込んじゃったアリスのお話は?」
「それは、聞いたことない、です」
 言いながら、ニコラはちらりと横のモニタに視線を走らせる。そちらのモニタからニコラを見つめているのは、壮年の白衣の男……ニコラの上司、主任ミシェル・ロードだ。ニコラは主任から「彼女」に対する監視を任されてはいたが、自分は監視者、相手は被検体。世間話に応じることまで求められているわけではないことは明らかだ。
 それでも、ロード博士は穏やかな笑みを浮かべて頷いてみせた。このまま続けて構わない、という意味だ。
 ニコラは安堵して、少女の映るモニタに再び向き直る。
「その話、聞かせてください」
「うん、わかった! えっとね……」
 少女の唇から紡ぎ出されるのは、遠い過去に語られ、今もなお一部の人の間には語り継がれている空想の物語。それらは塔の上層部が「荒唐無稽な作り語り」として笑い飛ばすような話ばかりではあったけれど、ニコラはいつも、自然と少女の物語に引き込まれてしまう。
 物語を語る少女の片方の目はいつもきらきらと輝いていて、何処にも無いはずの遠い世界を真っ直ぐに見つめている。そして、少女の言葉を聞いているうちに自分の目にも彼女が見ている世界が見えてくるのだ。鮮やかで、華やかで、色彩に満ちた世界が。
 どうして、どうして。
 ニコラは胸を締め付けられるような感覚に、そっと指を胸元に当てる。
 ――あなたの心は、広い世界を見ているのだろう。
 少女に与えられたのは、小さな白い部屋。そこから出ることは許されず、決まった時間だけ、一部の研究員が立ち入ることが許されているだけで、それ以外の人との接触は全てモニタを介して行われる。ニコラも、実際に彼女と「会う」ことは許されてはいない。
 一挙一動の全てを監視され、自由を著しく制限された生活。その中にあって、少女は今日も生き生きと笑って遠い世界の物語を語る。その姿が、ニコラにとってはひどく、眩しいものに映った。
「……ニコラ?」
 アリスがニヤニヤ笑いのチェシャ猫と出会ったところで、言葉を切った少女がモニタを覗く。ニコラははっと我に返って「はい」と小さな声で答える。少女は笑顔ながらもちょっとだけしゅんとしたようだった。
「また、そんな顔してる。そんな寂しそうな顔されたら、お姉さん、傷ついちゃうな」
 少女は自分のことを「お姉さん」という。実際に、モニタの向こうの少女はニコラよりも一つか二つは年上のはずだ、とニコラも思っている。詳しいデータは主任や他の上司が持っているため、ニコラは彼女につけられた識別番号くらいしか知らなかったけれど。
 けれど、「寂しそう」というのは、どういう意味だろう。
 ニコラは、自分がそんな顔をした覚えが無かったため、自分の頬に触れてみる。確かに普段からどんくさくおどおどした態度を取るニコラは、同年代の研究員たちにも馬鹿にされることが多い。何をそんなに怯えているんだ、と言われることも一度や二度ではなかったはずだ。
 けれど、「寂しそう」という言葉は、この少女しか言わない。
 どうして、どうして。
 思うけれど、それは上手く言葉にならなくて。ただ、か細い声で「ごめんなさい」と呟いて俯くことしか出来なかった。少女は「あう、そんなつもりじゃなかったの」と慌てて首を横に振った。
「ただね、ニコラの寂しいさんが、すこしでもいなくなればいいなって。そう思ったの」
 言って、そっと歌いだす。
 薔薇のしずく、子猫のひげ、ぴかぴかケトルにふわふわミトン――そんな歌詞で始まる歌は、少女のお気に入りの歌。ここに来た頃から、本を読みながらこの歌を口ずさむ少女を、ニコラはずっと見続けてきた。
 少女は歌の一節を口ずさみ、ニコラを見て笑った。
「どうしてニコラがそんなに寂しいさんなのかはわからないけど。もし、辛いことがあるなら自分の好きなもの、お気に入りのものを考えるといいよ。ね、あなたのお気に入りは、なあに?」
 問われて、ニコラは考えてみる。わたしの、お気に入り。考えてみても、なかなか思いつかない。いざそうやって言われてみると、何一つ意識に上ってこないというのがまた不思議だ。
 俯いて考え込んでしまったニコラに、少女は「あはは」と笑いかける。
「そんな難しく考えなくていいのに。あ、そろそろ時間かな」
「あ……はい」
「それじゃ、今度、ニコラのお気に入りを聞かせてね。楽しみにしてるから」
 少女がニコラと話をする時間は限られている。少女は名残惜しそうにしながらも、モニタの向こうで明るく手を振った。
「ばいばい、お話の続きはまた明日ね」
「はい、さよなら、です」
 時間切れを伝えるベルの音、ぷつりと消えるモニタの画像。ニコラは呆然と椅子に腰掛けたまま、少女から問われた『自分の大好きなもの』が何なのか、考えるともなく考えていた。
 そして、あの少女の一番好きなものは何なのだろうと、ふと、思った。
 
 
  *  *  *
 
 
 《種子》――それは、奇跡の力を持って生まれた子供。
 旧い魔法使いバロック・スターゲイザーによる旧世界の崩壊の後に現れた彼らは、体の一部に鉱石にも似た組織を持ち、従来の科学では解明できない魔法のような力を操った。
 彼らの持つ力が、この終末の国を救う切り札となるのではないか。塔の上層部はそう考え、終末の国のあちこちに散らばる《種子》の子供たちを集めて塔に保護している。
 保護とはよく言ったものだ。ミシェル・ロードは悠然と椅子に腰掛け、暗い部屋の中に光を浴びせるいくつものモニタを見るともなしに眺める。
 劣悪な環境下で生きる《種子》たちの命を守るため、というが、実際に塔に《種子》を招いて行っていることは過酷な人体実験だ。《種子》の奇跡はどのような仕組みで発現するのか。どのようにすれば《種子》の奇跡を引き出せるのか。強大でかつ自由に使用・制御することの出来ない力など、いつ爆発するかわからない爆弾のようなもの。その解明を急ぐのは当然とも言える、わけだが。
 果たして、この研究にどれだけの意味があるのか。
 ロードは一つのモニタに目を留め、口の端に笑みを浮かべる。モニタの向こうには無邪気に笑う白い少女がいて、その胸に留められたプレートには『SD0361-R』の文字がある。通称三十六番、研究者たちがつける《種子》の格付けの中では最下位、《種子》を持って生まれながら何一つ奇跡らしい奇跡を使ったことのない少女だった。
 少女は、今日も自分の好きな物語を、まだ幼い研究員の少女……ニコラ・アトリーに語っていた。ニコラはモニタの向こうでまじまじと目を見開き、少女の話に聞き入っている。
「……ロード主任。よろしいのですか?」
 三十六番の映るモニタを見つめていた若い白衣の女が、ロードを振り返って問うた。
「ニコラと《種子》がこれ以上近づけば、計画に支障が出るのでは……」
 ロードは紫苑の瞳を細め、愉快そうに笑う。
「ニコラには何も出来ん。そして、三十六番にも」
 何しろ、三十六番にはその力も意志も無い。男は笑いながら、思う。
 彼女はどのような実験を行っても奇跡を示すことは無い。その三十六番がニコラに何か影響を及ぼせるとも思えない。
 それ以上に、彼女はロードや他の研究者が危惧するような強い反発の意志を持たない。己の力をもって閉ざされた自分の世界を開こうとする意志も、自分を含めた何もかもを否定しようとする意志も。それが、彼女が塔に保護された他の《種子》と何よりも違うところだった。
 彼女は全てを自らの役目と思い定めて、何もかもをありのままに受け入れる。受け入れてなお、彼女の心は凪いでいる――故に、ロードたちが進める計画には何一つ支障をきたすことはない。計画を推進する材料にもならないが。
「何もかも、問題にはならんさ。危惧すべきはニコラと三十六番ではない、《種子》全てに広がりつつある動きさ」
「どういう、ことですか?」
「《種子》たちが結託して塔を抜け出そうとしているという噂が流れていてな。その真偽を今確認しているところだが……まあ、完全なデマということはないはずだ」
 そんなことが、と絶句する研究員の女に対し、ロードは声を上げて笑う。場違いなまでの軽やかな笑い声が狭い部屋に反射し、反転する。
 そして、笑いながら、ロードは言い放った。
 
「さあ――もっと、もっと、私を楽しませてくれよ?」
 
 
  *  *  *
 
 
 三十六番は、鼻歌を歌いながら、童話の本を広げていた。
 塔に来てから、部屋から出られず、過酷な実験を課せられる代わりに何でも好きなものが与えられた。三十六番は何はなくともまず本を求めた。空想の世界を描いた、素敵な本。本さえあれば、何処にいても別の世界へ旅立てる……彼女はそう信じていたから。
 架空だからこその不思議でわくわくする世界へ足を踏み入れながら、彼女は頭の片隅で、いつも自分の話し相手になってくれる研究員の少女のことを思っていた。
 ニコラ・アトリー。自分よりもずっと小さな女の子。それで塔の研究員をやっているくらいなのだから、きっとものすごい才能や頭脳を持って生まれて、塔に選ばれてここにいる子なのだろう。文字を読むのがやっとの辺境生まれの自分、《種子》としても落第な自分からすればそれこそお空の上の存在だ。
 けれど、そのニコラの綺麗なオリーブ色の目はいつも悲しげで、寂しさの色を湛えている。何か大事なものを求めているのに、それが何なのかもわからないままの、迷子の子供の目。実際、ニコラはまだ子供なのだ。辺境に残してきたあの子達と同じ、小さな子供だ。
 ――会いたいな、と思う。
 モニタ越しではなくて、きちんと、手と手が触れ合う距離で。そうしたら、あの子の寂しさを消してあげることは出来ないまでも、少しでも、変えてあげることは出来るかもしれないのに。
 そんなことを思いながら、大好きな歌を口ずさんでいた、その時だった。
 部屋の壁にはめ込まれているモニタが、ざっと砂嵐を映し出す。三十六番はぎょっとした。モニタがそのような挙動をしたことは、この部屋に来てから一度もなかったからだ。微かな緊張と共にモニタを見ていると、そこに映し出されたのは……三十六番の知らない、黒髪の綺麗な少女だった。三十六番と同じくらいの年齢だろうか、長い髪を綺麗に切りそろえ、怜悧な青い瞳でこちらをじっと見つめている。
「だ……誰?」
「あなた、SD0361-Rね」
 ノイズ交じりの声で、少女は言う。三十六番はこくりと頷き、少女の次の言葉を待った。
「私は識別番号SD0201-R、シルヴィ・ルクレール。あなたに、協力を求めに来たの」
 少女、シルヴィが告げたのは、《種子》を表す識別番号だ。ということは、この少女も自分と同じ《種子》なのか。三十六番は今まで他の《種子》を知らなかったため、まじまじとシルヴィを見つめてしまった。
 だが、《種子》であるシルヴィが、何故自分の部屋に通信を繋げることが出来たのだろう。《種子》同士の接触は許されていない、はずだ。そんな三十六番の疑問をそっくりそのままシルヴィは言葉にして返す。
「力を使えば、通信を繋げることくらいわけないわ。もちろん、監視も誤魔化してあるから安心して」
「でも……協力って何のこと?」
「出るのよ、この塔を」
 シルヴィはきっぱりと言い切り、鋭い視線で三十六番を射た。
「他の《種子》たちにも話は通してあるわ。《種子》の力を集めることさえ出来れば、この塔から抜け出すことくらいわけはない。もう、あんな苦しい実験に付き合う必要も無いのよ」
 言われて、三十六番も日々行われる実験を思い出す。中には、言葉にすることもおぞましい実験もあった。それを思えば、塔を抜け出したいと思うシルヴィや他の《種子》たちの思いも当然といえよう。
 それだけを、思えば。
「だから、あなたも一緒に――」
「ごめん、わたしは一緒に行けないよ」
 シルヴィの言葉を遮って、三十六番は静かに言った。それを聞いた途端、シルヴィは青い目を見開いた。その表情はまぎれもなく「何故」を問うものだった。三十六番はそっと、薄い色の唇を開いて語りだす。
「わたし、《種子》としては落第だもの。一緒に行っても迷惑になるだけだよ。それに、わたしはここを離れたくない」
「まさか、塔の掲げたお題目を信じているの? わたしたちの力を国の復興のために使うだなんて、そんな夢物語……」
「いつか皆が本当に幸せになれるなら、それも素敵なお話だと思ってるんだけどね。でも、それだけじゃなくて……今、この瞬間、わたしがここにいることで助かっている、そういう子たちもいるの」
 三十六番が、塔のこの部屋に入る前に。この部屋に入ってしまえば後戻りは出来ないから、ここであなたの願いを聞いておこう。そう、研究員の一人が言ったのだった。
 そこで、三十六番が望んだことは……自分を育ててくれた辺境の孤児院に残されている、小さな子供たちが不自由しないように取り計らって欲しい、ということだった。
 そして、彼らが今どうしているかを、出来る限りでいいから逐一教えて欲しい、と願った。
 その願いは今のところ叶えられている。だが三十六番がここを出てしまえば、辺境の過酷な環境に生きる彼らがまともに生きていけるとは思えなかった。何しろ、働ける年齢の彼女が塔に来てしまった以上、あの場所に残されているのは、本当に小さな子供たちだけだったのだから。
 それを思えば、非道な実験などどうということはない。辺境で生きるか死ぬかの経験を潜り抜けてきたのだ、塔での生活はむしろ気が楽ですらある。
 それに、今、ここを出れば――
「きっと、寂しがる子もいると、思うから」
 優しいオリーブの瞳の少女が、本当に寂しいと思ってくれるかどうかは、わからなかったけれど……そうであってくれればいいなと、思う。
 そんな三十六番の言葉を、シルヴィは「不可解だ」と切り捨てた。三十六番はにっこりと笑って応じる。
「不可解でいいよ。とにかく、わたしはここを出ない。けど、シルヴィたちがここを抜け出すっていうなら、わたしに出来ることなら何でもしたいとも思ってるよ」
 奇跡も使えない自分が出来る協力なんて、たかが知れているとは思うけれど。
 付け加えて、三十六番はシルヴィを改めて片目で見つめた。シルヴィは微かな苛立ちの篭った表情で三十六番を見据えていたが、やがて小さく息をつき、納得したように頷いた。
「そう。あなたの考えはわかったわ。でも、私たちに協力はしてくれるのね」
「ええ、出来ることなら、何でも。わたしと同じ、それでわたしよりも素敵な力を持った《種子》の皆が選んだことだもん。出来れば、叶えてあげたいよ」
 三十六番の言葉に、シルヴィは、微笑んだ。綺麗な人だとは思っていたけれど、微笑むと尚更綺麗だと三十六番は思わず見とれてしまう。
「ありがとう。あなたの気持ち、大切にするわ。それじゃあ、さよなら、三十六番」
「さようなら、シルヴィ」
 三十六番が手を振った途端、モニタの電源が落ちて部屋は再び静寂に包まれる。三十六番は床にぺたりと座った姿勢のまま、再び本の世界へと戻って行った。
 明日は不思議の国のアリスの続きから。その後は、何をお話しようか。
 そんなことを、考えながら。
 
 
 *  *  *
 
 
 翌日、塔上層で大規模な爆発事故が起こり、何人もの研究員や警備の兵が死んだ。
 事故として処理されはしたが、それが《種子》の手による「事件」であることはすぐに計画を推進する研究員全て……そこにはもちろんニコラも含まれる……の知るところとなった。
 その事件を引き起こしたのは、SD0361-R。あの、三十六番だった。
 彼女は他の《種子》と秘密裏に連絡を取っていて、彼女らと共に塔を脱出しようとしたところを研究員に発見され、ここに来て初めて《種子》の能力を開花させて彼らを殺害した。ただ《種子》の中で最も能力の扱いを苦手としていた彼女自身もまた、己の力に飲まれる形で命を落としたという。
 主任ミシェル・ロードはこの事件の責任を取る形で《種子》の研究から外された。また、事前にそのことに気づけなかったニコラを含む三十六番の監視者たちも謹慎処分を受けることとなった。
 ニコラは、自らに与えられている小さな部屋のベッドに腰掛け、三十六番のことを思った。被検体という身でありながら、監視者であるニコラに明るく挨拶の声を投げかけてきた彼女。小鳥のように歌を歌い続けていた彼女。ニコラの知らない不思議な話を教えてくれた彼女。
 ニコラの記憶の中で、彼女はいつも、笑っていた。
 その彼女が塔に反逆する形で死んだ、その理由をニコラは知らない。最後に見た彼女はいつも通りにニコラを笑顔で迎えて、楽しい話を聞かせてくれて、いつも通りに別れた、それだけだったから。
 何もかも、何もかもわからないままにニコラは天井と壁の境目を見るともなしに見つめる。
 そうしていると、彼女の歌が聞こえる気がした。自分の大好きなものを並べた、不思議な歌詞の歌。かつてこの歌が一番好きだと言っていた彼女は、綺麗な声でニコラに問う。
『あなたのお気に入りは、なあに?』
 あの時は答えられなかったけれど、今なら答えられる気がした。わたしのお気に入り、大好きなもの。脳裏に響く声に応えようと、唇を開きかけて。
 ――ああ、わたしは、彼女の名前も知らなかった。
 そう思った途端に、涙が零れた。
 溢れて、溢れて、止まらなかった。
 
 
 *  *  *
 
 
 この素晴らしい日をどう言葉にすればよいだろう。
 どんな言葉を並べても、上手く伝わらないことはわかっているけれど――
 そんな他愛ないことを思いながら、大好きな君の、柔らかな髪にそっと触れて。
 
「おはよう、」
 
 
> Fragment: SD0361-R, End of File

by admin. <7750文字> 編集