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幸福偏執雑記帳
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以降更新はindexで行います

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MIU404感想:3、4話を再び見たわけなんだけれども~!
3話の、少年たちが走る光景の瑞々しさみたいなのがすごくね……それは正しくはないんだけれど、でも彼らにとっては間違いなく青春の一ページなんだよってわかるところがまた、ぎゅっとしちゃうのだ……。だからこそ、きちんと止めないといけないものでもあって、警察サイドのひとたちの真摯さが光ってくるんだよな。みんなかっこいいんだよこれが。
そしてピタゴラ装置の話が出てくるのもここ。伊吹さんは零れ落ちるものを掴むことができるひと。九重くんはまだそれを取り落としてしまうひと。その違いが少年たちへの対応にもそのまんま表れてるのが本当に美しいなと思う……。分岐点であること……。
どうでもいいけど志摩さんが女の子の靴を確かめる時のライトの持ち方がすごく好きでした(何????)いや、あざらしちょっと手フェチというかそういうところあり……。

そして4話~~~~4話ねぇ!
この話見るたびにオチで胸がぎゅーーーーっとしてしまって泣いてしまうのだ……。
なんだろうなあ、そこまで深く理解できてるわけではないんだけど、でも青池さんというひとが死の前に何を考えていたのかってことを思うと、どうしても胸がぎゅうぎゅうしちゃうのである。最後にひとつだけ。きれいに生きたいと望みながらもきたないものに手を出してしまっていた青池さんが、最後にひとつだけ、……きれいなものを、望んだんだろうな。自分にできる最後にひとつだけ。
青池さんの物語は青池さんだけで閉じてて、結局伊吹さんも志摩さんも(もちろんその他の人たちだって)彼女の物語にはひとつも介入できなかったという話なんだけれども。その、孤独な物語の中で、それでも青池さんは最後に笑っていたのだなあ、ということを思うと本当にぎゅうぎゅうしちゃうのである!!
あと志摩さん、伊吹さんに長生きしろって言っておきながら自分はそういうことする! そういうことするんだね! って見るたびに思うよ……。そりゃ伊吹さんも怒るよ! ぷんすこだよ! 合点承知の助って合点してない証拠だよ!!畳む


そしてaruさんが星野源さんのお名前は知ってたけど顔は認識してなかった様子なのにめちゃ笑っている。
いや、あざらしもそうなんだけどね!!!!!(全然人のこと笑えないぞお前は!!!!!!)
お名前は知ってるけどマジで顔を認識していなく……今はとりあえず志摩さんの顔でなんとか覚えているような気がする状況である……。

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MIU404感想:再び1話と2話を見たんだけれども~。
志摩さん、桔梗さんの前だと表情かなり柔らかいんだよな……。
伊吹さんの前だとほとんど笑わない志摩さんが、桔梗さんと二人で喋ってる時だと笑ってること多くて「おあ……」となる……。志摩さん……あんたって人は……。
あとすっかり忘れてたけど志摩さんネクタイきちんと締められない人なの??? かわいくない??? 確かにスーツ着てるシーン1話冒頭以外にほぼ無かったはずだからすっかり認識から外れてたけど、実はあんな性格できちんとした格好ができない人なの??? かわいいが???

それはそうとして、やっぱり1話から2話の流れがめちゃ美しいんだよな~。
1話で犯人に「ひとを殺す前に捕まってよかったな」って言って(犯人には唾を吐かれるわけだけども……)、機捜が「起こる前に止める」役割であることを無邪気に喜んでいた伊吹さん。
それに対して2話では、伊吹さんは犯人を信じるんだけれども実際には既に全ては起こってしまった後で。「無実ならよかったのになぁ」ってすごく悲しそうに言うんだよね。
ここに、伊吹さんの「正義感」と「やさしさ」みたいなものがぎゅっと詰め込まれているのが感じられてね。それは本当に、得難いものなのだよなあというのを感じさせてくれることであるよ。
一方の志摩さんはもうちょい複雑だけど、あざらしの2話の所感だと極めて「まっとうな刑事」なんだよね。
いや、やってることがまっとうかどうかは一旦横に置くとして、でも犯人のことを極めてよく見ていて、その上で老夫婦を諭すシーンがめちゃめちゃ好き。殺人者は、自分が殺人を犯したことを、なかったことにしたいのだ、ということ……。
なんというか志摩さんは「刑事」という人種なんだなあっていうのをひしひしと感じる。
伊吹さんは人間として正義感と優しさを握ってるけれど、志摩さんはなんというか……、人間、というよりは「刑事」というシステムであろうとしている、感じというか。
まあ志摩さん、規律の範囲ではめちゃ暴走するというか、比較的手段を選ばないタイプの人なんだなというのも感じるのだけども!(多分それ昔からなんだよなあ!)
ともあれ、そういう……、全然違うんだけど完全に正反対とは言い切れず、ただ、上手いこと凸凹が噛み合う二人というか。
そういうのが~あざらしは~大好き!!! なのですね!!!畳む

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アンナチュラル感想:1話(2回目)。
とにかく上手いんだよな~話の作り方が! 最初に提示された事実で「えっ……」って思ってたところにテンポよく新たな事実が判明していく過程がめちゃめちゃいいんだよ~!! これだけのことをしておいて次への布石まで投げてるの本当にやばい。
2018年の話でありながら話題がタイムリー過ぎることについては色々語ったからそれはともかくとしてもさー……。
この書き手の人めちゃめちゃこう……、どうしようもないことに対する「それでも」の提示が上手いなと感じる。
死はどうしたって覆せないけど、それを追求していくことによって見えてくるもの……、最後にひとすくいの煌めくもの。そういうものを感じてううーーーーとなるのであるよなぁ。ううーーーー!!

どうでもいいけど中堂さんのことむき身先輩って呼ぶの笑っちゃうからダメ。
(第1話でむき身で金を渡したところからそう呼ばれはじめた)畳む

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MIU404感想:8話から9話にかけての流れもよいよね~!
8話で「することはない」、伊吹さんの手から最初からこぼれ落ちてしまっていた、掴むことがどうしたってできないガマさんの話をやっておいて、初めて自分の思想に翳りが出てしまった伊吹さんなわけだけど。
9話ではハムちゃんの危機に「間に合った」ことで、すごく……すごく救われたような顔をするわけだよね、伊吹さんね。
これ見てる側もそうで、なんというか……どうしようもないことばかりがはびこる中で、「それでも」を望む人への希望を示してくれるというか。あざらしはとてもとても好きだよ……。畳む

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MIU404感想:演出的な意味で好きなのは6話!
叙述トリック(というべきなのか?)をこういう形で使うか~!
それは「志摩さんが思い描いた、『こうありたかった自分』」でしかなくて、そうはならなかった、そうできなかった、というのが後から志摩さんの口から明らかになることで本当に胸がぎゅっとしてしまうのだなぁ~!
そう……、志摩さんは思い描くことができてしまうのだ。その瞬間の、別の選択をした自分を。ピタゴラ装置のパーツの一つ一つを……。
だけど「確かに志摩さんはそうすることはできなかった」とした上で、「けれど、あの日の香坂さんは」ってなるのがこの話のすごいところだなって思った! 描き方が~上手い!
MIUって全体的にそうだけど、どうしようもなさを描いたうえで、「それでも」と呼びかけ続けるのを感じるのであるなあ!畳む

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MIU404感想:そういえば、志摩さんの「他人も自分も信じない」という言葉に対して伊吹さんに「自分を信じない、というそいつは大丈夫なのか?」って問いかけたのはガマさんだったんだよな……ということを思うなどして……。既にそれは自らの拠り所を失ってからっぽになってしまっていたガマさんだったんじゃないか? と考えると、その言葉は果たして志摩さんだけを評したものだったのか、ということを……思うなどしていた。ガマさんはほんと、最後の最後まで伊吹さんを通して胸にひりひりとした傷跡を残してくれる人であるよな……。畳む

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あざらしは志摩さんと伊吹さんの関係性が好きで好きで仕方なく、それ以上まともな感想は特に出ないことがわかってきたな……。
いやでも最終回の分岐演出はとても好きだったな~! 時間が進んでないから多分フェイク演出だろうなというのはわかったんだけど、でも「提示された一つの未来」というのが大きいなあと思う。実際に、ああいう風にめぐっていたなら、あの二人はああしただろう、ということ。刑事という、正義をなすものでない「何か」になってしまっただろう、こと……。畳む

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今MIU404の公式サイトざっくり眺めてるけどそういえば桔梗さん役のひとって時効警察の三日月ちゃんだったのね……とわかってちょっとふふってなってしまった。あざらしは人の名前と顔が区別できない。時効警察ももう一度見たいな~! というか時効警察、比較的最近もう一回やってたんだね! 知らなかったなあ~

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MIU404、完走しました~!! めーーーーちゃくちゃ面白かった!! あとできちんと纏められるといいけどとりあえず文章を書くためにも公式サイトやうぃきぺでぃあを眺めてくるぜ眺めてくるぜ~!! やっぱり萌えの話しかできそうにないですね!!!(キリッ)

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