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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

無名夜行65件]

とりあえず~来年8月までに無名夜行設定資料集を作りきる!!

やりたいこと
・Xと「私」の異界潜航インタビュー
・Xからの六人の所感・自己分析
・七人の紹介ページ
・七人それぞれの「はじまり」の話(書き下ろし)
・本文二色刷り
・フルカラー口絵(カードに使ったやつ)

実はあざらしパート全部書き下ろしでは?
だから半年以上時間取ってるんだよ。
キャラ紹介より先にたぶんエピソード書いた方が紹介も浮かぶ気がするからちょこちょこ書いていこう……。
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#無名夜行

創作

無名夜行

――『異界』。
ここではないいずこか、此岸に対する彼岸、伝承の土地におとぎの国、もしくは、いくつも存在し得るといわれる並行世界。
人間の意識を『異界』へと接続し、その中に『潜航』する技術を手にした「私」たちは、『異界』の探査を開始した。
そして、接続者のサンプルとして秘密裏に選ばれたのが、刑の執行を待つ死刑囚Xであった――。
目に見えない命綱だけを頼りに『異界』に飛び込んでいく死刑囚Xと、彼を観察する「私」の実験と対話の日々を綴る、幻想SF短編連作。

展示:カクヨム
同人誌:架空ストア

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#無名夜行

創作

サブリーダー

プロジェクトリーダーの補佐を務める男性。
リーダーから見て兄弟子に当たる研究者で、元々は業界では名の知れた異界研究者である父親と共に『異界』の研究を行っていた。
その父が他の異界研究者と共に『異界』に消えたことをきっかけに、リーダーと共に残された研究者たちを束ね、当プロジェクトを立ち上げた。



#無名夜行
#無名夜行の歩き方

設定

今日の無名夜行トーク

無名夜行の話をしたいのでするんだけど、Xってどんな時でも(怒ってるときですら)すごく静かに話す人ではあるのだけど、大声を出せって言われたら出せないわけではないし結構音圧出せる方のひと。やらないけど……。

静かではあるがドクターの手を噛むX(言葉通りの意味で)。ほんとは傷害起こした時点でXは探査機クビになってもおかしくなかったんだけど、これに関しては被害者であるドクターが「こいつを切るのは惜しいから不問にしろ」と言ったのでXは無名夜行本編時点でそこにいる。ただし、ドクターもXもお互いにろくに謝ってはいない。
相手にそんなに怒ってるわけではないが、それはそうと自分が悪いとは思ってないドクターとX……。

無名夜行の異界研究者には(今やほぼ無意味だが)一応派閥のようなものがあり、リーダーとサブリーダーが同じ人(サブリーダーの父親)に教えを受けている兄弟弟子であり、新人はリーダーの師から教えを受けたことのある別の人についていた。ドクターは完全に別の派閥の異界研究者で、プロジェクト立ち上げ前はリーダーやサブリーダーとも面識がなかった。エンジニアはそもそも異界研究者ではない。
この話は前からちょこちょこしてるけど、設定資料集作るときにはきちんとしたいな~。

#無名夜行

創作

「私」/リーダー

プロジェクトリーダーの女性。
神隠しに遭った双子の妹の行方を追うために『異界』の研究者を志した。今はそれに加えて純粋に『異界』に惹かれている。

一人称は「私」、柔和で女性的な喋り口調だが思考の上では言い切り。

『異界潜航サンプル』を選ぶにあたり、特段決め手らしい決め手もないまま「素行が良さそうだから」という理由でXを選ぶなど、「なんとなく」の行動が比較的よい結果を生み出すことが多い。
その一方で、極めてどんくさく不器用であり、その結果として異界潜航装置破壊未遂を起こしており、装置を管理するエンジニアからは「あんたは装置に近づくな」ときつく言い聞かされている。

後で色々ぽやぽや追記していきたい。

#無名夜行
#無名夜行の歩き方

設定

あざらしは実はカニバリズムがめちゃくちゃダメで、その要素があるものはなるべく避けたいという思考が働く。
人が人を食べる、のもダメだし、人外が人を食べる、のも実はかなり苦手。それが、人間が他の生物に対してやってることだと頭では理解してても、何故かはわかんないけど忌避感がめちゃくちゃ強い。

禁忌と言われるものの中でも食人が特にあざらしの中でダメというか、激しい嫌悪感と忌避感があるのはなんか理由があるのだろうか、と思わなくもないのだけど……。
(基本的に食の話そのものがまあまあ苦手なのはある……かも……?)

とはいえ、全部が全部を避けるつもりはなくて、要素として使われてても「それが禁忌である」という文脈であればまあまあ触れられるので、そのあたりでなんとかかんとか。
ホラー分野を扱ってれば当然触る可能性のある要素だもんねえ!

だから『羊たちの沈黙』は気になるんだけど、実のところレクター博士周りの話はなんか調べるだけでもうううとなる、みたいなとこある。観たいけどね! 観たいけど!!


それはそうと苦手なので書かないとは思うんだけど、という前置きをしつつ。
仮に『無名夜行』において、Xが人肉(ないし「その異界において意志疎通が可能な存在の肉」)をそれとわかる形で出された場合、普通に食べるんだけども。あいつは郷に入れば郷に従うので。
別に忌避感がないわけではなく、Xの思想としては「仮に『こちら側』であれば勧められても食べられませんよ、嫌な気分にもなります。ただ、『異界』においてそれが常識だというなら、試さない理由はないので……」ということ。

ただ、「私」にシンプルに感想を聞かれたら、たぶん「私は鶏肉の方が好きです」って言いそう。

#無名夜行

創作

そういえば、先日Cinq Sixさんに作っていただいた無名夜行の指環《行路/Itinéraire》 が届いたんでせっかくだからお写真を置くのだ。

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ちょっと写真は加工強すぎるんだけど、実際には留められてるブラッドショットアイオライトはもうちょい淡い紫色。それこそ、無名夜行01とか02の表紙に使ってる写真の色味に近いというか……。
絡み合う「命綱」「縁」「絆」をあらわす金のベゼルと無数の『異界』を星空に見立てた銀河の石、本当にうつくしくて延々と見ていられる。本当にありがたい……。
これ、写真だけだと全然わからないと思うんだけども、石の留め方がめちゃくちゃ工夫されており、光が入るための空間を多めに取り、しかも斜めに留まってるおかげですごく光が綺麗に入り、石をそのまま平面で見ていた時よりもずっと煌めいて見えてびっくりする。さすがのワザマエ。
この指環パワーでいっぱい無名夜行、書くぞ~!

#無名夜行
#いただきもの

創作

今日の無名夜行与太

異界潜航装置って見た目は一般的なサーバーマシンなんだけど、エンジニアの手によってラックにお札がべたべた貼られてたり、梱包材の鳥居がちょんって載ってたりしそうね……って話をしたら、「そのお札、付箋にマジックで書いてあるし、エンジニアの字が汚いからそれっぽく見えてるだけで、『ちゃんと動いてね』とか『快適稼働』とか書いてあるやつでしょ」って言われてげらげら笑ってた。それだ……。

エンジニア、異界知識を振り回す人だけど「日本で運用するなら結局のところこれが一番効くのよ!!!」とか言い出してそうでおもろい。
そう力説するエンジニアを眺めるXが(こういうのも、地域性、あるんだな……)って顔してそうなのもよい。

#無名夜行

創作

きょむさんから、『無名夜行 五人六葉』のとっても素敵な感想いただいちゃった~~~~うれし!

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わざわざ伏せていただく心遣いよ。
これをやりたくて本を作ってるので……ありがとうございます……!!

#無名夜行

Xと彼の見えない左目の話で思い出したんだけど……。
『無名夜行03』に収録した「あるいは瞼を閉ざした話」において、Xは左目を奪われたことに激高して、初めてプロジェクトの役目を放棄して無謀な潜航に挑んでるわけだけども。
あれ、仮に左目を奪われて、なおかつ、左目を無理に取り返そうとするとプロジェクトメンバーに明確な危害が加わる、って状況であったなら、おそらくXは渋々矛を収めてただろうな……とはずっと思っている。
Xはその程度には無意味な犠牲をよしとしない正義感があり、その程度にはプロジェクトメンバーたちに愛着がある。
あの左目がどれだけ自分にとって譲れないものかあろうとも、そこで一線を越えるようなやつではない、というのが、Xというひとの不思議なところであり、そして自分が描きたいところでもある。そんな感じ。

#無名夜行

創作